インスタグラムの「IGTV」をご存知でしょうか?インスタグラムを毎日活用している方であればご存知だと思います。
そのIGTVで、広告掲載を開始するとインスタグラム社が発表しました!つまり、YouTube同様で配信する事で広告収入を得られるということです。
また、2020年10月に米国Facebookは、「インスタグラムの長時間の動画が投稿・視聴できるサービス「IGTV」でショッピングが楽しめるように商品タグ付けを可能にした」と発表しました。
これにより、IGTVのユーザーが増え、YouTubeやTikTok、Snapchatなどとの競争が開始されると予想されます。
この記事では、今後利用頻度がUPすると予想されている、IGTVでの集客についてまとめました。
IGTVを活用している企業はまだ少ないので、ぜひこの記事を読んで参入障壁の低いうちにチャレンジしてみてくださいね!
インスタグラムのIGTVとは
IGTVは、「動画を投稿・視聴するためのアプリケーション」です。
インスタグラムとは別アプリで提供されていますが、Instagramアプリからも簡単に移動できます。
インスタグラムが写真に特化しているのに対し、IGTVは動画に特化しているのが特徴です。
ポイントとしては、下記3つが挙げられます。
- インスタグラムの通常投稿より動画の時間が長いこと
- 縦型の動画であること
- 無料で配信・視聴できること
動画の再生時間
これまでの動画の投稿時間・再生時間は、フィード投稿で最大60秒、ストーリーズで最大15秒となっていました。
それが、IGTVでは最長60分までの動画が楽しめるようになりました。
ただし、ここで注意していただきたいのは、多くの人が実際に配信できる動画は15秒から10分のものです。
最長60分の再生動画がアップロードできるのは、フォロワー数が1万人以上のアカウントや認証済みのアカウントに限られます。
スマートフォンに合わせた縦型動画
▲インスタアプリ内のIGTVおすすめ一覧
インスタグラムの公式ブログによると、普段スマホは縦に持って使う事を踏まえて、縦型スクリーンでの動画に特化した設計にしたとの事です。
電車の中など、移動中に見やすい仕様になっています。
配信・視聴が無料
インスタグラムのアカウントを持っていれば、誰でもIGTVへの動画配信・視聴ができます。
インスタグラムのアプリからでも動画投稿と視聴が可能です。
まとめ
*1 :フォロワー数により60分
*2 :インスタアプリ内からも投稿・閲覧可能
2020年10月から新機能!「IGTV」で商品タグ付けが可能に
米国Facebookは、2020年10月5日(米国時間)に「インスタグラムの長時間の動画が投稿・視聴できるサービスIGTVで、ショッピングタグを利用した商品のタグ付けが可能になった」と発表。
今回のアップデートにより、ユーザーはIGTVで動画を視聴しながら、画面を数回タップするだけで価格や商品説明などの詳細情報を見たり、外部のECサイトに遷移して購入したりできるようになりました。
(引用:Instagram、IGTVでもショッピングが楽しめるように 今年後半からリールでのテストも開始)
ショッピングタグを使った商品のタグ付けを使えるのは、これまでフィード投稿とストーリーズ投稿のみでしたが、今回のアップデートでIGTVでも利用可能になり、今後はインスタグラムの短尺動画作成ツール「リール」でも、同様の機能のテストが始まります。
これによって、売り手の企業やクリエイターは、IGTVで動画を届けるだけでなく、より顧客に商品を訴求しやすくなりました。
将来的には、ショッピングタグがついたIGTV動画をInstagramショップ上にも表示することで、利用者がブランドや商品と出会う機会を充実させる予定もあります。
ストーリーズとIGTVとの違い
ストーリーズは、通常のフィードではなく画面上部に表示され、24時間で消える投稿機能です。
24時間で自動的に消滅するだけでなく、いいね!機能もなく、閲覧の足跡も外部には公開されません。
周りの反応を気にしなくて良いという気軽さで人気が出た機能です。
それに対して、IGTVは一つのコンテンツとして、内容をしっかりと考えたほうが良いとされています。
例えば、お店であれば、働いているスタッフさんや店内の紹介などが向いているでしょう。
企業の場合は、新商品の開発プロセスや、ブランドのストーリーを見せるという内容が適しているのではないでしょうか。
ある程度まとまった時間の動画が配信できるため、ストーリーズの短い”日常動画”とは異なり、何を伝える動画なのかをしっかりと決める必要があります。
決めていないと「何が言いたいのかわからない」「内容がつまらない」と、ユーザーはあっさりと離脱してしまう可能性があります。
IGTVを始めるメリット
次に、IGTVを始めるメリットですが、ここでは主に3つの理由をご紹介します。
Instagramと連動している
前述した通り、IGTVはインスタグラムで使用しているアカウントでログインできるので、簡単に始めることが可能です。
そのため、インスタグラムのフォロワーはIGTVにアップしている動画があればすぐに視聴できます。
つまり、すでにインスタグラムを活用されている企業やお店であれば、動画配信のためにフォロワーをまた一から増やすという手間がかかりません。
逆に、IGTVで新たなユーザーをフォローすると、そのユーザーのインスタグラムアカウントも自動的にフォローされる仕組みです。
動画のインサイトが見られる
IGTVで投稿された動画のデータは残ります。
動画の再生数やいいね数、平均視聴率がひと目でわかります。
ちなみに、再生数は最低3秒再生されたら1回にカウントされます。
実際に配信された動画のインサイトを見ることで、各動画の分析をしたり、今後の動画コンテンツの参考材料になるでしょう。
Facebookと連携できる
IGTVに投稿する動画は、ビジネスプロフィールで連動させているFacebookアカウントでも連携投稿が可能です。
Instagramよりも、Facebookのほうがフォロワーが多いという場合、または、Facebookにお店のページを開設しているという場合には、すぐに動画を共有できる点がメリットになります。
長い動画が投稿できるので、ブランドイメージが伝わるストーリーや新商品の製作過程など、企業のより深い部分をユーザーに伝える動画が適切と言えるでしょう。
IGTVが収益化になることでユーザーが増える
インスタグラムは5月27日、「IGTV」に広告を掲載して収益をクリエイターに分配すると発表しました。
(参照:https://about.instagram.com/blog/announcements/supporting-creators-on-instagram/)
導入する収益の分配は、長らくYouTubeが採用してきたモデルで、動画上の広告で稼いだ金額の一部を、クリエイターが受け取ることができるというものです。
利益配分もYouTubeと同様、クリエイターに55%が還元されるとのことです。
これにより、IGTVに配信するユーザーやYouTubeやTikTokで配信しているクリエイターが、IGTVでも配信する可能性が考えられます。
IGTVでの集客事例
今のところIGTVならではの活用事例が目立つのはグローバル企業ですが、国内でも感度の高い企業によるIGTVへの積極参加が見られます。
事例1.スターバックス
https://www.instagram.com/tv/CBCaBmgjcKj/?utm_source=ig_web_copy_link
TwitterやInstagramで、新商品やキャンペーンの投稿を日々行っているスターバックスですが、実はそうした画像投稿だけではなくIGTVも活用して新商品の周知に力を入れています。
もちろん、Instagram投稿でもIGTVでも、同じ商品が紹介されていますが、IGTVでは縦長で商品の全体像を紹介しているのに対し、Instagram投稿では画像を正方形に編集し、商品の特徴を大きく見せているという違いが確認できます。
同じInstagramから提供されているツールを使用する場合でも、IGTVとInstagram投稿を使い分けることで、ユーザーを飽きさせない工夫ができるでしょう。
事例2.Onnela
https://www.instagram.com/tv/CApTxEdJ5Xf/?utm_source=ig_web_copy_link
Onnelaはアカウントの中で、家事の時短方法や収納方法などといった「誰もが知りたい」と感じる情報を定期的に発信しています。
しかし、時短テクニックや収納方法は画像を複数枚使って説明しても、なかなか伝えづらいものです。
特に服を収納する場合などは、文字だけで畳み方を説明するのは至難の業です。
IGTVに動画を投稿することで、視聴者に分かりやすく収納方法を伝達することが可能になります。
IGTVの動画は冒頭でインパクトを与える動画が好ましいと言われていますが、こうした紹介動画であれば順を追って説明していくことも必要です。
実際、Onnelaが投稿しているIGTVは、不器用な人でも分かりやすく実践しやすい、親切な動画の評判が良いようです。
事例3.DELISH KITCHEN
https://www.instagram.com/tv/B_wAW3gDSWR/?utm_source=ig_web_copy_link
DELISH KITCHENは毎日の食事やスイーツのレシピを、動画を使いながら詳しく紹介しているアカウントです。
料理本を見るだけでは作り方が分からない、という料理が苦手なユーザーも、動画を見ながらであれば料理に挑戦することができます。
IGTVは巻き戻しや一時停止などの機能も充実しているので、料理やスイーツのレシピを紹介するのにはうってつけのツールです。
DELISH KITCHENが提供しているIGTVには音声だけではなくテロップを使った詳細な解説が掲載されています。
料理動画を作成する制作コストは、単なる商品紹介よりも実際に作る必要があるため高くなる傾向にあります。
ですが、そのコストを含めても定期的に投稿することで、視聴者の心を掴めるという大きなメリットも存在します。
最後に
インスタグラムのIGTVを活用した集客方法についてお伝えさせて頂きました。
IGTVはこれから利用するユーザーが増えると予想できますので、これを機に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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