弊社は、以前から効果測定が明確な、WEB広告による販促に着目し、ノウハウを身につけようと進めておりました。
その中で前任者がYDN（Yahoo!ディスプレイアドネットワーク）の外注をしてみることに。しかし、いただくレポートは専門用語が多く必要な情報を理解することができなかったと聞いております。
私がマーケティング部に着任してからは「スタジオ・アン」のイメージ刷新も兼ねて、SNS（Facebook、Instagram）に着手。特に最近はInstagram広告に力を入れ、キャンペーン時に何度か単発広告を出してみたものの、弊社だけの取り組みでは、どのようなタイミングで広告を作るのかなど運用方法自体が分かりませんでした。

そんな中、ご縁もあって2017年12月からワンクルーズさんに、Google広告のリスティング、ディスプレイ、リマーケティング、Facebook、Instagramの広告運用を依頼することになりました。依頼の目的はWEB広告やSNS広告を経て、撮影予約や資料請求へと進み、最終的に新規顧客の獲得を含めた売上アップです。
広告運用の開始時は、指名検索や検索ワードの設定から行いました。実はワンクルーズさんは、写真館の取り扱いが初めてとのこと。開始当初は、例えば全国的に「お食い初め」が標準ですが、北海道では「100日」と言うなど言葉の違いをお伝えし、検索ワードの変更など調整をしながら進めていました。
しかし数か月後には、ワンクルーズさんから、クオリティが勝負の分野だからこそのご提案をくださるようになりました。例えば、見せ方や訴求にこだわった可愛らしいディスプレイ広告用バナーなどです。また日々の運用以外においても、様々な相談事に非常に親身にご対応いただいております。
その結果、北海道エリアのみの数字では、七五三の時期の2018年10月は過去最高となる1,500件のコンバージョンが得られました。また、お客様アンケートのご回答より、約2割の方が「スタジオ・アン」をWEBで知ったことが分かりました。
WEB広告の効果については、同時期にワンクルーズさんより「Facebook広告から直接撮影予約をしてくれている方もどんどん増えています」とのご報告を受けていました。私自身が繁忙期に店舗スタッフとして電話に出た際に、「インスタを見ました」「フェイスブックを見た」と言われたことがあり、WEB広告の効果はアンケートだけでなくリアルでも実感しました。

弊社としては、専門用語が分からない状態からスタートしております。正直、広告出稿のタイミングなども分かりません。そのため月予算をお伝えしたあとはお任せで、その時々の動きを見ながら各媒体に割振りをしていただいており、とても助かっております。
当初、このような業者さんは専門用語ばかりで堅苦しいイメージがありましたが、ワンクルーズさんは非常にフランクです。しかも専門用語を極力使わないレポートを作成して持ってきてくれますし、分からない言葉や意味は丁寧に教えてくれます。
私は、弊社社長や関東のフランチャイズオーナー向けに、毎月の結果を報告する業務も行っております。その際に出る質問に対して、ワンクルーズさんから教えていただいた内容をそのまま伝えることで、すんなりと理解しています。そのため報告業務を担う私としては凄く有り難く感じております。
今後は、ワンクルーズさんがご提案くださった、WEBサイト改善を進行したいと考えています。
さらに弊社独自でも、お客様に足を運んでいただくため、様々な取り組みに挑戦しようと進めております。
1つは動画によるサービス訴求です。初めてご利用される方向けに、スタッフがお子さんにヘアセットをしている様子や、カメラマンが実際に撮影している様子などを動画にして、弊社WEBサイトで紹介するという取り組みです。実際の撮影の模様が見てわかると安心してお任せいただけるのではと思い、検討を進めております。
もう1つはまだ試行錯誤の段階ですが、LINEの活用です。現在お客様への情報配信や、やりとりにLINEを使用していますが、その中で実際に予約に至るケースが多くありました。
LINEをどう活用していくかが、成果に繋がると思い、こちらも検討を進めております。