僕は全国の加盟店さま（工務店など）のマーケティングやセールスのサポートを担当しています。住宅に関わる商品の開発や集客支援はもとより、ひとつひとつの加盟店さまに合った戦略を立てて、販売促進のお手伝いをすることが仕事。つまり広告は、全国の加盟店さまからいただいた予算の中でやりくりをして、捻出していることになります。ゆえに日々プレッシャーも抱えながら、加盟店さまに納得していただける結果を出すべく、努めています。
SNS広告については、加盟店さまの認知度はまだまだ低いという現実があります。ですから、トライしていただくまでには幾つものハードルがあって、それをワンクルーズさんと一緒に、１つずつ乗り越えている…というのが、僕の実感です。ご自身がSNSとは無縁の暮らしをしているという方もいますし、紙媒体などとは違ってカタチがない分、リアルタイムで広告ビジュアルを確認しにくいといったことも、出稿のハードルを高くしている要因といえます。
とは言え、加盟店さまのご担当者はそれぞれが有能な経営者でもあるので、数字の裏付けや実績、他社の事例などを丁寧に説明しながら提案することで、少しずつSNS広告に興味を持ち始め、「試しにやってみるか…」となるケースも少なくありません。基本的にはSNS広告の仕組みを一から繰り返し説明することが重要で、家も図面をしっかり描かないと建たないのと同じように、広告も理屈を知らないと、安易には手を付けない。考えたら、当たり前のことです。
加盟店さまのゴール（得たい成果）は、はっきりしているのであとは予算に合わせて、いかに即効性のある提案ができるか。
ここで強力な味方になってくれるのが、ワンクルーズさんです。アイデアを最終的な企画書に落とし込んでくれたり、こういう風に伝えたら響くはず、といったアドバイスをもらったり……僕の中では同じチームで仕事をしている感覚ですし、ときに僕自身がワンクルーズさんの営業担当のような役割も担っていると感じることもあります（笑）。

加盟店さまは、道内はもちろん全国各地にありますから、広告にその土地ならではの特色を反映した要素をどのように盛り込むかなど、“見せ方”の工夫については、常に知恵をしぼっています。僕自身も週末はほとんど地方の現場に足を運んで、加盟店さまの声を聞いたり、イベントに来てくださったお客さまの様子を見たりして、月曜日にはワンクルーズさんにもできるだけその状況をきちんと伝えるようにしています。
地域によってはインターネット上で予約を受け付けていても、あえて予約はしないでそのまま現地にいらっしゃるお客さまが多かったり、まだまだ紙媒体のほうが、反応がよかったりという事例もあるので、それをシェアすることで、次の提案や広告の見せ方をさらにブラッシュアップさせていく狙いがあります。
経験を積んでいくうちに広告の中にきちんと地名を出すとか、地図を入れるとか、インターネットで予約を取れないようなところには電話番号を目立つように記載するとか……とにかく微調整を繰り返しながら、少しでも反響を大きくするために“見せ方”を工夫しています。
その思いが伝わって、ちゃんと結果が出たときにはもともとSNS広告には関心が低かった地方の加盟店さまもいつの間にかイベントや見学会を開催するたびに、説得しなくてもSNS広告はマスト、という流れができてきて……それこそが「あぁ、これがやってきた成果かな」と思えるうれしい瞬間です。

SNSに関心が低かった加盟店さまの意識改革も少しずつ進みつつある昨今ですが、加盟店さまの中にはまだFacebookを広告でしか利用したことがないという人もたくさんいます。せっかくFacebookのアカウントを作ったのに、記事のアップが全然されないとか（笑）。そういった部分は今後、僕らの提案や支援指導を強化していくことで、ルーティンになっていけば可能性は無限に広がると思っています。ワンクルーズさんにはこうした細かい部分もフォローしてもらって、本当に感謝しています。実際、すぐ利益には結びつかない話なんですが、長期的なスパンでクライアントの教育に協力していただいたり、親身になって相談に乗ってくれたり……やっぱり心強いですよね。
僕らの仕事は数字に直結しているので、今後もワンクルーズさんとはディスカッションしながら、しっかりと結果を出して「やったね！」と喜びを分かち合えるように、僕自身もスキルアップしていきたいと思っています。