新人マーケターの成長期

新人マーケターへ|サーチコンソールとは?アナリティクスとの違いを解説|

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

新作iPhoneが発表されましたね。あまり詳細を調べてなかったのですが、カメラが3つある謎のヴィジュアルに驚きを隠せません。顕微鏡に見えてしょうがないことは内緒です。

しかし、常に新たな提供価値を見出そうとする姿勢は大事だとしみじみ感じた今日この頃。

当たり前すぎることを真顔で言ってしまう厚顔無恥なイッシーです。

本日は、サーチコンソール(Google Search Console)とは何か、またGoogleアナリティクスとの違いについてまとめたいと思います。

サーチコンソール(Google Search Console)とは

サーチコンソールとは、Googleが提供する無料サイト解析ツールのことです。ウェブ担当にとって、サーチコンソールはウェブサイトの運用において欠かせないお役立ちツールなのです。

特に自社サイトを検索順位で上位にしたくてしょうがないという企業にとって、サーチコンソールは間違いなく必須と断言できます。

現在、様々なウェブ解析ツールで溢れかえっていますが、その中でもGoogleアナリティクスと同じく無料で高性能のサーチコンソールは、たくさんのマーケターから愛用されています。

2015年までは、「ウェブマスターツール」と呼ばれていたみたいですが、最近までIT音痴の極みだった私には知る由もありません。

元来は、名前の通りウェブサイトの管理者を対象にしたツールでしたが、現在は管理者はもちろんマーケティング担当やサイトのマークアップやコーディングを行なうデベロッパーの方まで全てのユーザーを対象とするようになりました。

サーチコンソールを使ってできること

全てのユーザーが対象になったウェブ解析ツールだということは、なんとなく理解できたが、いまいち利用する場面がわからない…と私自身あまり触れずに今まで生きてきました。

なのでざっくりですが、サーチコンソールを使ってできることについてまとめます。

Google検索でクロールしてインデックス登録

クロール?インデックス登録?いきなり何言ってるんだ?…私もそう思います。

まず、新たにウェブサイトやブログなどを立ち上げた時にいきなり、Googleの検索上でウェブサイト登場するわけではないことを手始めに伝えたいと思います。

「ウェブクローラー」というソフトを使い、あらゆるウェブサイトの情報を収集することをクロールすると言い、クロールしたサイト情報を検索エンジンで整理し、表示する順番など決めることをインデックス登録と言います。

ウェブサイトをリリースした後に、特に何もしなくてもいずれはクロールされインデックス登録がされるのですが、サーチコンソールを使用することでインデックスされるまでの流れをGoogle側に急かすことができます。

いち早くコンテンツを公開したい時は、サーチコンソールの出番だと覚えておきましょう。

スパムリンクなどサイトのトラブルを防ぐ

まずスパムリンクとは、コンテンツの価値が低くテーマ性のないウェブサイトから被リンクされることを言います。

え?被リンクされることは良いことじゃないの?と思いましたが、ひと昔前まで被リンクを悪質に稼いで自分のサイトを上位表示させようとする輩が多く現れたそうです…

そこでGoogleは、このような検索エンジンスパムを発見した場合、検索順位を大幅に下げたり最悪インデックスから削除する措置をとるようになりました。

そうすると今度は、このGoogleの制裁措置を逆手にとって、プログラムで自動生成されたGoogleガイドラインに抵触するウェブサイトから、被リンクを増やし競合サイトや関連サイトの順位を故意に下げさせるスパム行為が増えたのです。

スパムリンクの歴史を語ってしまいましたが、サーチコンソールを使用するとこのようなトラブルを未然に防ぐことができるよう、問題を検出するとアラートを受信します。

アラートには、スパムリンクやハッキングされたり、有害コンテンツをアップした場合など詳細が記載されていますので、すぐに対応しましょう。

オーガニック検索を解析

サーチコンソールを初めて使ってみようと思う方の多くが、オーガニック検索の解析が目的だと言っても過言ではないでしょう。

サーチコンソールでは、Googleアナリティクスではできない、検索キーワードを調査することが可能です。

Google広告でも検索クエリを把握することはできますが、サーチコンソールはあくまでオーガニック検索の結果なので、広告のキーワード設定の際には参考になるかと思います。

この検索クエリに関しては、あの優秀なGoogleアナリティクスでも解析できないので、サーチコンソールの専売特許となってます。

Googleアナリティクスとの違い

解析ツールとして用いられるGoogleアナリティクスとサーチコンソール。同じGoogleから提供される両ツールにはどのような違いがあるのでしょうか。

サーチコンソールの特徴

サーチコンソールは、自社サイトの検索結果などの情報を得ることができ、検索ワード、表示回数、クリック数などサイト流入前のデータを解析してくれます。

解析内容
ウェブサイトそのものを解析
ウェブサイトの検索結果や関連情報

Googleアナリティクスの特徴

Googleアナリティクスはウェブサイトのアクセス情報を解析し、どこから訪問したか、自社サイト内ではどのような行動があったか、滞在時間などを知ることができます。

解析内容
ウェブサイトのアクセスを解析
訪問したユーザー属性、流入経路、アクセス数

一見同じように感じますが、このように違いを書き出すとそれぞれができる内容が全然違うことがわかると思います。

サーチコンソールは、Googleアナリティクスのようなユーザー情報やアクセス解析を行うことができませんが、インデックス登録を促進したり、被リンクを確認してスパム防止などセキュリティ面で活躍してくれます。SEO対策には欠かせない必須ツールです。

それに対してGoogleアナリティクスは、ウェブサイトへのアクセスについて、ユーザー情報だけでなく、集客経路や行動履歴などの情報を得ることができるので、様々な角度から解析することが可能です。またリスティング広告の効果測定にも力を発揮してくれます。

まとめ

今回は、サーチコンソールの概念的な部分の説明やGoogleアナリティクスとの違いについて説明しました。

未だにGoogleアナリティクスに苦戦する毎日ですが、更にサーチコンソールまで…と思ってましたが、オーガニックの検索クエリを分析し、広告にも活かせるとなったら使うしかないですよね。

それにしてもGoogle様は、こんなに素晴らしいツールを無料で提供してくださるなんて本当に頭があがりません。

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