新人マーケターの成長期

Webサイトの待ち時間によるストレスを軽減!

こんにちは、イッシーです!

長所は、忍耐強いところだと自他共に認めるほど、いかなる時も辛抱する人間です。

腹痛を失神しかけるまで我慢した結果、虫垂炎だったことや飲み会後に終電を逃し、タクシー代をケチって5時間以上かけて徒歩で帰宅したことなど、振り返ると涙なしでは語れません。

辛抱とは別かもしれませんが、欲しい物や食べたい物があればどんな行列も涼しい顔で待つことができます。豚丼を食べるために6時間待った経験もあります。某テーマパークの待ち時間も気になりません。

しかし、中には待ち時間ほど無駄な時間はないという方もいらっしゃいます。

スーパーやコンビニの待ち時間は3分超えるとイライラしはじめる人が多いようです。同じように飲食店でオーダーした料理が10分超えて出てこないとイライラしはじめるとアンケート結果で出ているようです。

以前勤めていたP業界では、お客様の呼び出しには10秒以内で伺うように指導をうけました。

さて、この待ち時間に対してのストレスはWeb上においてどのような結果になるのでしょうか。前述が長くなってしまいましたが、本日はWebサイトの表示速度とユーザーをなるべく離脱させない方法についてまとめてみました。

Webサイトの許容待ち時間はどれくらい?

Webサイトの許容待ち時間について、どのくらいか調べてみますと3〜5秒という調査結果が出ているようです。

確かに私と違ってスピード感を大事に仕事をするビジネスパーソンにとって、まさに時は金なりです。速いに越したことはありません。

Webサイトを開き、操作開始が行われるまで5秒かかるだけで離脱率が38%まで増加すると言われます。

しかし、ひと昔前までは3秒以内に表示させるようにするという風潮がありましたが、少しユーザーの寛容度が高まったのでしょうか。

単に、統計調査の精度が高まっただけなのか、スマートフォンの普及によるものなのかは今回置いておき、どのように待ち時間によるストレスを軽減させられるかを調査しました。

解決策として2つ挙げられます。

待ち時間を飽きさせない
待ち時間を極力減らす

順番に説明していきます。

解決策①:待ち時間を飽きさせない工夫をすべし

飽きさせない工夫として、ローディングアニメーションを実装していただければと思います。

そうすることで、明確に表示中ということが理解でき、かつアニメーションが飽きないものだと離脱率を圧倒的に抑えることができます。

そんな簡単にアニメーションを実装と言われても…と感じるかもしれませんが、現在はCSSのみでしかもコピペ作業で簡単に実装できる時代です。

なのでJavaScriptを一切使わずに、自由にカスタマイズができるので是非興味があれば実装してみることをおすすめします。

ちなみにWeb業界1年未満でサーバーとドメインの違いも知らなかった私(今も明確に説明できるか不安でも実装できました!

解決策②:待ち時間を極力削減すべし

ストレスを軽減させるために考えることは、真っ先に待ち時間を減らすことですよね。

そもそも、表示時間が遅くなるということはサイト内のコンテンツが多く、重いということです。重くなる原因として以下が挙げられます。

コンテンツの容量が大きい
外部ファイルをたくさん読み込んでいる
JavaScriptやタグが多用されている

具体的な解決策を含めてまとめます。

コンテンツ容量が大きい場合

Webサイトの中には、基本となるHTML、CSS、JavaScriptファイルの他に文字や画像、動画など様々なコンテンツが含まれています。

画像はほぼ見た目が変わらずに圧縮することができるツールや、CSSやJavaScriptも改行をなくしてファイルサイズを圧縮するツールがありますので利用してみましょう。

外部ファイルを整理する

外部ファイルは、HTMLファイルとCSSファイルやJavaScriptファイルを切り分けて別ファイルとしてサーバー上に置かれているものです。

Webサイトを作成する際、HTMLやPHPなどで記述しています。そこでデザインを整えるためのCSSや動きのあるサイトを作るためにJavaScriptでさらにコード記述します。

しかしHTML内で全てのコードを記述すると1つのファイルが膨大のコード量となり、些細な修正作業も一苦労です。なので外部ファイル化することがメジャーとなったのです。

前述にもありましたが、Webサイト内には様々なコンテンツがあり、コンテンツの数だけサーバーからブラウザのやり取りが増えます。単純に通信回数が増えた分、表示速度が遅くなります。

なので、本当に外部ファイル化すべきか、使わない外部ファイルは小まめに削除するなど見直しをしてきましょう。

JavaScriptやタグが多用されている場合

JavaScriptはWebサイトの様々な動きやアニメーションを行えることから、必要不可欠となっています。しかし、その分ファイル容量がとにかく大きいのです。圧縮できる部分はしましょう。

また、グローバルサイトタグなど広告の計測用タグを必要以上に設置されている場合があります。こちらも必要のないものは削除し、複数必要な場合はタグマネージャーを利用するなどをおすすめします。

まとめ

2018年にGoogleから、ページの読み込みスピードが遅いと検索結果ページでのランキングが下がってしまう可能性が高いと発表がありました。

どちらにしても、自分がユーザーの場合Webサイトの表示まで待たされてしまうと他のページにうつりますよね。ユーザーの離脱率を防ぐための努力は基本中の基本です。

忍耐強い私でも、よほど自分の見たいと思ったデータがそこにある場合でなければ離脱してしまうかもしれません。

ネット社会に我慢は不要です。

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