まずは把握しておきたい！YouTube広告の種類と特徴

皆さんはYouTubeをご覧になりますか？
「YouTube」はYouTuberの人気から小中学生からの支持もすごいあるのはご存知だと思いますが、その他にも幅広い年代に利用されており、ニュース番組の視聴や、BGMなどの目的でビジネスマンの利用なども多くみられております。

今回はYouTube動画を活用して配信するGoogleの動画広告について、それぞれの特性などの基礎知識をご説明していきたいと思います。

一番使う動画コンテンツは「YouTube」
動画広告の種類について
ユーザーにアクションを促す
- TrueView アクション
まとめ

一番使う動画コンテンツは「YouTube」

動画市場の動向を調査するアンケート調査ではユーザーがよく使う動画コンテンツを視聴するサービスは「YouTube」（97.8％）が1位。これに「ニコニコ動画」（27.8％）、「Facebook」（21.1%）、「LINE」（20.3%）とSNSが続いております。

このように多くのユーザーが利用するYouTubeですが、動画を観るだけではなくて様々な広告フォーマットが増えており、いろいろな広告展開が可能となっております。

TrueView広告とは？

TrueView広告とはYouTubeに掲載される動画広告全般を指します。

動画広告の種類について

TrueView インストリーム広告

「TrueView インストリーム広告」はYouTube動画が始まる前に強制的に表示される広告です。再生してから5秒後にスキップする事が出来ます。30秒以上ユーザーが動画を観る（30秒以内の動画の場合は全て視聴）場合に広告費がかかります。

またWEBサイトへのリンクなど動画を操作した際に、動画の視聴回数がカウントされます。課金体系は動画の視聴（CPV-Cost Per View）となります。

TrueView ディスカバリー広告

「TrueView ディスカバリー広告」とはYouTube動画を検索している際のページ右側の関連動画部分や、モバイルでは動画の検索画面のトップページ、動画の再生ページに広告が表示されます。視聴している動画などに関連する動画を広告として配信できるので、有効的な広告配信を行うことができます。

こちらもサムネイルをクリックし動画を視聴した場合に課金されるCPV（Cost Per View）の課金体系となります。

TrueView ショッピング広告

「TrueView ショッピング広告」とはGoogleのMerchant Centerの商品をデータでアップロードし、商品詳細やリンクを追加することで動画から直接購入を促すことができる広告となります。YouTubeの動画再生時に、動画の右側や再生動画の下側に関連性の高い商品が表示されます。こちらも動画を視聴した場合に課金されるCPV（Cost Per View）の課金体系となります。

バンパー広告

「バンパー広告」とはTrueViewインストリーム広告と同じ場所に掲載される広告となりますが、動画をスキップすることができません。ただバンパー広告の動画は6秒以内となるので、6秒以内でより印象的な内容で情報を伝えるのかがポイントとなります。

バンパー広告はCPM（Cost Per Mille）課金となり、広告表示1,000回あたりの費用がかかります。

アウトストリーム広告

「アウトストリーム広告」とはサイトやSNS、アプリの広告枠で再生される動画広告のことです。2018年から配信可能となりました。YouTubeなどの動画サイト以外にも広告配信ができますので、配信をより拡大させることができます。

アウトストリーム広告は、vCPMでの入札となり、ユーザーが視聴可能な広告表示1,000回あたりの費用がかかります。広告の面積が50％が画面に表示された時間が、ディスプレイ広告では１秒以上、動画広告では２秒以上が基準となります。

ユーザーにアクションを促す

TrueView アクション

「TrueView アクション」とはTrueViewインストリーム広告で目標コンバージョン単価制で入札を行うことができ、コールトゥアクションボタンを表示してユーザーにアクションを促すことができます。今までは認知拡大向けに利用されていた動画広告ですが、特定のアクションを促す目的として利用されるケースも増加しております。