Facebookには専門用語が多々ありますが、シェアやいいね!などは使う場面が同じなので違いが分からないという人もいるかもしれませんね。
以前に「フォロー」を中心に「いいね!」や「友達」との違いについて解説する記事を公開しましたが、今回は「シェア」を中心に「いいね!」との違いを紹介します。
他にもシェアされたときの効果や種類、シェアを伸ばすためのポイントについても解説しますので、「Facebookページを運用し始めたけれど、全然シェアされない…」とお悩みの担当者は必見ですよ!
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Facebookのシェアとは
Facebookのシェアとは、自分が見て投稿を「他の人にも教えたい」「友達と共有したい」といったときに使う機能です。
投稿記事の右下に「シェア」というボタンが用意されているので、こちらのボタンをタップするとシェアができます。シェアした記事は「〇〇さんがシェアしました」というように表示されます。
また、シェアする際にコメントを入力することも可能です。シェアする記事に対しての感想や意見などを一緒に投稿すると、ただ投稿をシェアするよりもより一層シェアした先の友人や知人に興味を持ってもらえるでしょう。
Facebookのシェアといいね!の違い
Facebookの投稿記事の下には、「いいね!」「コメントする」「シェア」の3つが並んでいます。コメントするはそのままの意味ですが、「いいね!」と「シェア」は具体的にはどう違うのか分からないという方もいるかもしれませんね。
「いいね!」は投稿に対して「面白い」「参考になった」と思った時に押すボタンで、その好意的な感情を投稿主に伝える機能として使えます。「コメントするのは少し勇気がいる…」という人でも気軽に利用できるのもメリットですね。
また、友達の投稿にいいね!をした場合、投稿主と投稿主の友達のニュースフィードに表示されますが、自分の友達には表示されません。
一方で「シェア」は、自分の友達に情報を共有することを目的とした場合や投稿主の気持ちを汲み取って投稿を共有してあげようというときに使われます。
「シェア」ボタンを押すとその投稿が自分が再投稿したように友達のニュースフィードにも表示されるため、自分の友達も投稿を見られるようになるのです。
Facebookでシェアされた時の効果とは
Facebookのシェアがどんなものか分かったところで、シェアされた時にはどんな効果があるのか見ていきましょう。
拡散力がある
Facebookでシェアされた時の一番の効果は拡散力です。
投稿を見てくれたユーザーがシェアをしてくれれば、そのユーザーの友達にも投稿を見てもらえます。シェアしてくれる人が一人増えるだけで、多くの人に投稿を見てもらえるのです。
自社のことを知らない人にも知ってもらえる機会にもなりますので、ぜひシェアしたくなるようなコンテンツを作りましょう。
リアルな口コミとして興味を惹ける
企業が直接する投稿よりも一般の人がシェアする投稿の方が、広告っぽくなくリアルな口コミ、感想として受け取られます。
そのため、企業としての投稿にはあんまり興味を持たない人も「〇〇さんがシェアした記事なら読んでみよう」と投稿を見てくれる人もいるでしょう。
Facebookのシェアの種類について
Facebookには多くのシェア方法があり、その数は6種類もあります。
- タイムラインでシェア
- 友達のタイムラインでシェア
- 管理しているページでシェア
- グループでシェア
- イベントでシェア
- メッセージでシェア
タイムラインでシェア
タイムラインは自分のページのことで、自分のプロフィールや投稿が表示されます。
タイムラインでシェアすると自分のタイムラインに表示されるのはもちろん、友達のニュースフィードにも「〇〇さんが投稿をシェアしました」と追記された上でシェアした投稿が表示されます。
友達のタイムラインでシェア
友達のタイムラインにも投稿をシェアできます。友達のタイムラインにシェアすると、その友達の友達にあたる人のニュースフィードにも投稿が表示されます。
自分が繋がっていない友達や自分の知らない友達にも投稿をシェアできるため、自分のタイムラインだけでシェアするよりも拡散力があるのがメリットです。
とは言っても、自分のタイムラインに勝手に投稿をシェアされたら嫌だという人も多くいます。むしろ、日本人にはそういった人の方が多いのではないでしょうか。
友達のタイムラインでシェアすることは、拡散力があるメリットの裏に友達とギクシャクしてしまうというデメリットも潜んでいるため、よく検討してからシェアするようにしましょう。
管理しているページでシェア
企業アカウントや団体が運用していることの多いFacebookページでシェアすることもできます。
自社や自社商品を取り扱っている記事をシェアすると、第三者の口コミとして紹介することもできますね。
グループでシェア
Facebookではグループを作ることもできますが、さらにこのグループに投稿をシェアすることも可能です。
また、グループでシェアするとグループ自体のタイムラインに表示されるだけでなく、グループのメンバーのニュースフィードにも投稿が表示されます。
グループは同じ趣味や嗜好を持った人たちの集まりであることが多いので、ターゲットとしてハマれば大きな効果を生むでしょう。
イベントでシェア
イベントページでもシェアできます。イベントページでシェアすることはなかなかないかもしれませんが、イベントに関連している内容やイベントに役立ちそうな投稿があれば、シェアすると喜ばれるかもしれません。
メッセージでシェア
Facebookには個人でやりとりできるMessengerがあります。
自分のタイムラインにシェアするほどではないけど、個人的にこの投稿をシェアしたいという相手がいる場合は、こちらのMessengerでシェアするのが便利です。
Facebookのシェアの公開範囲は
Facebookではアカウント全体の公開範囲も設定できますが、シェアごとの公開範囲も設定可能です。シェアごとというのは、以下の2種類です。
- タイムラインにシェア
- 管理しているページでシェア
タイムラインにシェア
タイムラインにシェアする場合は、①公開②友達③次を除く友達④一部の友達⑤自分のみの5種類から選べます。
管理しているページでシェア
管理しているページでシェアする場合は①公開②利用者層の2種類から選べます。
Facebookでシェアを伸ばすポイント
Facebookでシェアしてもらうことは集客に大いに役立ちます。そのため、Facebookページで投稿するなら、シェアしたくなるようなコンテンツを作ることが大切です。
とは言っても「シェアしたくなるようなコンテンツってどうやって作ればいいの?」と思う担当者も多いでしょう。
以下にFacebookの投稿をシェアしてもらうためのコツをまとめましたので、今後のコンテンツ作りの参考にしてみてください。
有益な情報を盛り込む
当然と言えば当然なのですが、シェアしてもらうためには「シェアしたい!」と思ってもらわなければいけません。
「シェアしたい!」と思ってもらうためには、投稿内容が相手にとって有益な情報であることが大事です。
企業アカウントの場合、自社商品について投稿する場合も自社に関すること以外について投稿する場合も、見た人に「有益だったなぁ!」と思ってもらえる話を盛り込むようにしましょう。
シェアしてもらったらお礼をする
投稿をシェアしてもらったら、「シェアしていただきありがとうございます」というようなお礼を伝えましょう。
シェアしてくれたユーザーに「また良い投稿だったらシェアしよう」と思ってもらえるかもしれませんし、「シェアのお礼コメントをするなんて丁寧な会社だなぁ」と良い印象を与えられます。
「シェアしてもらえると嬉しい」と伝える
ある程度ファンができている状態なら、ストレートに「シェアしてもらえると嬉しい」とコメントしておくのも良いでしょう。
アカウントを運用しはじめたばかりの場合やファンがまだいない状態でシェアのお願いしてしまうと「この企業は自分のことばかりだな…」と思われてしまうので、あくまでファンが増えてからというのが大切です。
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まとめ
Facebookのシェアの概要やシェアされた時の効果、シェアしてもらうためのポイントを解説しました。
集客したいなら、シェアしてもらえるようなコンテンツを作ることがとても大切です。
Facebookページでただ投稿してもシェアしてもらえることは少ないので、有益な情報を盛り込んだ投稿を心がけるようにしましょう。
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