近年、若者のユーザーが多いTikTokで採用活動を行う企業が増えてきています。
「TikTokでの採用活動ってどうしたらいいの?」
「自社のことをもっと知ってほしいけど、どうすれば良いのか分からない…」
「TikTokで若者に採用情報を届けたい!」
このように考えたことはありませんか?
本記事では、TikTokを通して若者に向けた自社アピールを行いたいと考えている方に向けて、TikTokでの採用活動市場の動向や、メリット・デメリットについて、詳しくご紹介しています。
TikTokを使った採用市場の動向
TikTokで若者に自社を知ってもらう
自社をアピールするためには、トレンドに沿った動画やコラボ動画などを投稿し、ユーザーの興味を惹くことで認知度を高めていく必要があります。
ここでは、TikTokで認知度を高める活動をしている企業の事例をご紹介いたします。
全日本空輸株式会社(ANA)
@ana_allnipponairways OMG!!What a dance Fantastic!!💙@FANTASTICS #allnipponairways #fantastics #FNT #fantaro #佐藤大樹 #木村慧人 #omg #newjeans #CA #グランドスタッフ #groundstaff #けとたい ♬ OMG – NewJeans
社員へのインタビューはもちろん、TikTokerやアイドルが社員の制服を着て踊っているコラボ動画など、様々な動画を投稿しています。
特に、芸能人やインフルエンサーとコラボした動画は企業の認知度を高めることに繋がっています。
株式会社リンクロノヴァ
@lincronova おでんに笹かまは本当にやってみてほしい!ほぼちくわ!#リンクロノヴァ #上司と部下 #社長と部下 #会社メシ #会社で料理 #料理男子 #おでん#宮城 #仙台 ♬ オリジナル楽曲 – ながの社長
オフィスの社長の目の前で、部下が料理をするというおもしろ動画や、その料理を有名TikTokerにしてもらうコラボ動画などを投稿して認知度を高めています。
それと同時に、社長の人柄の良さが垣間見えたり、社員の仲の良さが動画に現れていたりと、企業に親近感を抱けるようなコンテンツが人気となっています。
TikTokで企業のイメージをアップする
続いて、良い意味で会社のイメージを壊す、ギャップのある投稿が話題の企業事例をご紹介いたします。
株式会社わかさ生活
@wakasa_eye 夜はかえる#わかさ生活 #会社 ♬ 夜に駆ける – YOASOBI
あえて時代に逆行した、残業を促す内容や、部下を飲み会に強制参加させるような内容のコント動画で、クスッと笑えるコンテンツを投稿しています。
他にも、わかさ生活オリジナルキャラクターの「ブルブルくん」を使い、流行りの音源に合わせたり、アニメキャラの技を再現したりしたおもしろ動画が人気です。
三和交通株式会社
@sanwakotsu 今日は相方と若手と3人揃ったのでやってみましたが結構揃っちゃってます相方はできてるー 私自身がやばいかも全力で踊ります # 三和交通 #踊るおじさん #毎日TikTok #fyp #SEKAINOIWARI #habit #habits ♬ Habit – SEKAI NO OWARI
タクシー運転手のおじさんメンバーが、流行りのダンスを軽快に踊っている動画などを投稿しています。
おじさんが流行りのイケてるダンスを踊っているというギャップに、ユーザーからは「かわいい」という声がたくさん寄せられています。
コミカルな演出があることで、お堅い企業のイメージが崩れ、親しみやすい印象になります。
TikTokでチームや社内の雰囲気を伝える
最後に、実際の社内の雰囲気や、社員の生の声を聞ける投稿が人気の企業事例のご紹介です。
株式会社BEEM
@beem_official 韓国語で社長追い込んでみた🇰🇷👶🏻💗#株式会社BEEM#beemに恋してる #韓国語#韓国 ♬ オリジナル楽曲 – 株式会社BEEM
社長と社員の仲の良さが分かる動画や、流行りの動画をオマージュした笑えるコント動画など幅広いジャンルの動画を投稿しています。
その他、TikTok経由で採用した社員についてや、実際にTikTokを撮影している風景の動画などもあり、社員同士の楽しそうな様子を見ることができます。
株式会社TOKYO BASE
@tokyobase_recruit 3/24にTiktokライブを行います!#説明会 #新卒 #アパレル ♬ I Don’t Think That I Like Her – Charlie Puth
新卒一年目の社員へのインタビューや、アパレル企業の入社式のコーデ紹介などを始めとした、就職活動中の学生に嬉しいコンテンツを数多く投稿しています。
コメント欄には、企業への質問や、動画内で社員が身に着けている服に対してのコメントなどが見受けられ、ユーザーと企業が気軽にコンタクトを取れる良いコミュニケーションの場となっています。
TikTokなどのSNSを活用して企業の情報を調べる若者
企業との接点はサイトからSNSに移っている
少し前まで企業と消費者の関係は、企業が情報を発信し、ユーザーが情報を受け取るという一方通行の関係でした。
しかし、SNSの普及により、消費者は企業に直接意見や感想を伝えることができるようになり、企業と消費者の関係は対話型の関係へと変化しています。
ユーザーは、企業の情報をSNSから簡単に調べることができ、アカウントや投稿にリアクションやコメントを残せることで、企業の活動をより身近に感じて親近感を抱くようになります。
また、ユーザーはSNSを通して企業と直接コミュニケーションをとることができるため、企業とユーザーの関係性はより構築しやすくなり、企業への信頼度を高めることに繋がります。
そのほか、SNSではユーザー同士が情報や意見を共有することができるため、より多角的な視点から情報を得られるようになったという点も魅力的です。
SNSは、コーポレートサイトよりも使いやすいことが多く、情報の更新頻度も高いです。
企業がSNSを効果的に活用することでユーザーの目に止まりやすくなり、結果として自社のアピールに繋がります。
採用の強化に今やSNSは必須である
2023年卒の大学生を対象としたマイナビの調査によると、6割を超える学生がインターンシップや就職活動に関する情報をSNSで収集しています。
就職活動にSNSを活用したいと考えている学生の一番の利用目的は「情報収集」です。
次いで「人事担当者やOB・OGとつながること」、「コメントをして自己アピールをすること」などが挙げられています。
採用活動のサイトなどに掲載している、かしこまった形式の情報と比べて、企業がSNSに投稿する内容は自由度が高いため、自社の魅力や社風などを、過度にかしこまることなく投稿することができます。
それを見たユーザーは、企業の存在をより身近に感じることができ、「もっと知りたい」という思考に繋がっていきます。
TikTokで採用をおこなうメリットとデメリット
TikTokで採用活動をおこなうメリット
Z世代に響く
TikTokでは、就職活動を行う大学生や大学院生などの若年層ユーザーに幅広くリーチすることが可能です。
幼い頃からスマートフォン等のデジタルデバイスに触れている「Z世代」を対象に採用活動を行うことは、社員の高齢化を防ぐことにも繋がります。
認知度を高めやすい
TikTokは、動画へのいいねやコメントが増えることでおすすめ欄に載りやすくなるため、ユーザーはフォローをしていないアカウントの投稿でも受動的に目にする機会が多くあります。
短時間で、多くの情報を伝えられる
TikTokには、15秒〜10分の長さで動画を投稿することができます。
他のSNSと大きく違う点は、テキストベースではなく動きのある動画であるということ。
文字数や形態に囚われない動画には、多種多様な情報を独自の方法で組み込むことが可能なため、内容の濃い情報をお届けすることができます。
競合が少なくアピールしやすい
SNSでの採用活動が盛んになってきている現在でも、TikTokを活用した事例は、他SNSに比べると実はまだまだ少ないのが現状です。
競合が増える前に、今のうちからTikTokでの採用活動に取り組むことがおすすめです。
TikTokを採用に使うデメリット
ユーザーの匿名性が高い
ユーザーは、実名や顔を公開せずにTikTokを利用することが出来ます。
採用活動においては、応募者の正確な情報を把握することが難しい場合があるため、自社のコーポレートサイトのリンクを記載し、エントリーに繋げることが重要です。
炎上する可能性がある
投稿した動画に不適切な内容があったり、ユーザーの反感を買うような内容が含まれていると、炎上する可能性があります。
また、投稿の内容によっては誤解を招いてしまうこともあるので、動画の内容には十分に注意する必要があります。
効果が出るまで長期的な運用が必要
成果を出すためには、単発での投稿だけではなく、定期的に投稿していく必要があります。
また、投稿に対するユーザーからの意見や反応をもとに、動画の作成方法を変えていくなど、長期的な運用が重要です。
■TikTokの運用に関する注意点について詳しくまとめた記事はこちら!
成功するTikTokマーケティングとは?特徴や事例を徹底解説
TikTok広告を使った採用のすすめ
TikTok広告で採用情報を発信
続いて、TikTok広告の活用についてご紹介いたします。
GoogleやInstagramのように、TikTokでも広告の配信を行うことができます。
TikTok広告では、ユーザーの年齢・性別・地域・興味関心などからターゲットを絞ることが可能です。
例えば、「18~24歳」「女性」「東京都」「旅行」というターゲット情報を設定すると、「東京都在住で、旅行が好き・旅行に興味がある、18~24歳の女性」という条件に当てはまるユーザーにのみ広告が配信される仕組みになっています。
作成した動画を投稿するのと同時に広告として配信することで、狙ったユーザーにのみリーチできるようになります。
そして配信結果を元に、反応の良い/悪い広告を分析し改善していくことで、より効果的にTikTok広告を運用していくことができます。
■初心者向けで分かりやすい!TikTok広告について詳しく説明している記事はこちら!
【初心者向け】TikTok広告の出し方を0から丁寧に解説!
TikTok広告を代理店にお任せするのもオススメ
「自社でTikTok広告を配信しているけどうまく運用できていない」
「そもそも、どうやって広告を出せば良いかわからない」
「社内に運用するリソースがない」etc…
そんな方は広告代理店に依頼してみるのがおすすめです。
代理店では、TikTok広告の専門知識を活かして効果的な広告を作成して配信します。
また、その配信結果を分析して改善を加えていくことで、成果を最大化できるよう運用していくため、結果的に自社で配信するよりも費用対効果が良くなるケースも多いです。
ワンクルーズでもTikTok広告の運用をしており、動画の作成から広告の運用まで一気通貫で行っていますので、TikTok広告の配信をご検討の際はお気軽にご相談ください!
まとめ
TikTokを活用して採用活動を行うことで、Z世代を含む若年層にリーチすることができ、自社の様々な情報を届けられます。
SNSを活用してユーザーの身近な存在になることで採用活動の幅がグッと広がるため、まだ活用をしていない方は、競合が少ない今、TikTokを始めてみてはいかがでしょうか。
最後までご拝読いただき、ありがとうございました!
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