TikTok(運用)

TikTokトレンドの調べ方は?流行りのハッシュタグと楽曲の活用法

TikTokの投稿は、トレンドに合わせることで視聴回数やフォロワーを増やすことができます。

一方で、TikTokのトレンドは常に変動しているため、チェックしてすぐに投稿に反映することは簡単ではありません。

本記事では、TikTokトレンドの調べ方からハッシュタグの有効活用、トレンド楽曲の調べ方までくわしく解説します。

トレンドの鍵となる「ハッシュタグ」はTikTokのビジネス活用に欠かせない機能なので、ぜひ最後まで読んで日頃の運用に活かしてください。

TikTokのトレンドはハッシュタグから?

ハッシュタグとは「#(ハッシュマーク)」に続く文字のことです。

ハッシュタグをつけることで、文字をキーワードとして検索できるようになります。

1投稿に複数個のハッシュタグをつけることができ、これによりキーワードに興味を持つユーザーの目に留まりやすくなります。

「#ファッション」や「#TikTokレシピ」などの定番ハッシュタグから、急上昇している最新トレンドハッシュタグまで様々あります。

トレンドは、単純な流行りはもちろん季節や時期によっても変わります。例えば、成人の日前後には「#振袖」がトレンド入りしていました。

TikTokのハッシュタグの検索方法は?

ハッシュタグの検索方法は以下の通りです。

  1. ホーム画面の虫眼鏡アイコンをタップ
  2. 検索窓にワードを入力

TikTokアプリのホーム画面右上にある(虫眼鏡アイコン)をタップします。

表示された検索窓に、ハッシュタグに関するワードを入れましょう。

ワードを入れると、以下のように候補が自動的に挙げられます。

画像の検索「京都」では、「#京都グルメ」が最も検索ボリュームの大きいハッシュタグです。

ワードとワードの間にスペースがある場合は、ひとつひとつが独立したハッシュタグです。

ワードを入れた後に「検索」をタップすると、検索したハッシュタグがつけられたTikTok動画を見ることが可能です。

TikTokハッシュタグを使用する方法

ハッシュタグはすべての動画につけることができます。

以下が投稿動画にハッシュタグをつけるステップです。

  1. TikTokアプリのホーム画面下にある「+」をタップ

  2. 編集済み動画の選択もしくは動画を作成し、「次へ」をタップ

  3. 「# ハッシュタグ」をタップ
  4. 動画に合った言葉を入力し、追加するハッシュタグを選ぶ
    ※ハッシュタグ右の数字については後ほど解説します。
  5. 画面下の「投稿」をタップ

ちなみに、ハッシュタグの右側に書かれてある回数は再生回数です。

回数が多いほど検索ボリュームが多くユーザーの目に触れやすいため、ハッシュタグ選びの指標にしてください。

数字の右にあるアルファベットは単位を示し、Kは1,000、Mは100万、Bは10億の略です。画像にあるハッシュタグ「#富士山」の66.4Kは、66,400回再生という意味です。

TikTokのトレンド動画のためには楽曲も重要

ハッシュタグからTikTokでの人気楽曲を調べる

ハッシュタグ検索などで出てくる人気動画の多くはトレンドの楽曲を使っています。

他者の動画で使われている楽曲は、動画右下にある丸いマークから確認できます。

タップすると、以下のように楽曲名が現れます。この曲を使用したい場合は「セーブする」をタップし、保存しましょう。

すぐに動画を作る場合は「この楽曲を使う」をタップしましょう。

もうひとつの方法として、動画撮影前に「楽曲を選ぶ」をタップし、トレンドの楽曲を検索する方法もあります。

「楽曲」の画面中央に「トレンド」があり、人気の楽曲やトレンドの曲が一覧になっています。

人気のダンス動画から楽曲を探す

TikTokの人気動画で使用されている楽曲の多くはトレンドの曲です。

例えばTikTokはダンス動画が人気ですが、「# ダンス」で表示される動画を見れば、動画からトレンドの楽曲も探せるのです。

ダンス動画をタップしたら、先ほどと同じように右下にある丸いマークから楽曲名を調べましょう。

音声認識アプリを使用する

動画で使われている楽曲名が分からない場合は、アプリを使って調べましょう。

以下の5つのアプリは、音声から音楽を検索できます。

  • Shazam
  • SoundHound
  • MusicID
  • KKBOX
  • OTO-Mii

Googleの機能のひとつである「Googleアシスタント」でも楽曲名を検索できます。

iPhoneではミュージック認識という機能が装備されており、アプリ無しでも検索可能です。

音声認識アプリをうまく使うコツは、雑音や騒音がないところで使用することです。より正確に調べることができます。

「TikTok “年号” 人気曲」で検索する

TikTokの人気楽曲は、さまざまなサイトでまとめられています。

例えば2024年の人気曲を知りたい場合は、YouTubeやGoogleの検索窓に「TikTok 2024 人気曲」を入力して調べてください。

TikTokは2017年から配信されたサービスのため、最も古い楽曲でも2017年までしかさかのぼれません。

Googleで検索すると、以下のような記事が出てきます。

YouTubeで検索すると、以下の結果が表示されます。

1時間や2時間の長い動画が多く18曲から90曲以上を収録しているため、自社の動画の雰囲気にあった楽曲を探せるでしょう。

楽曲の著作権に気を付けましょう

JASRACが提供している楽曲を使用する

投稿動画には、できるだけTikTokが許可している楽曲を使いましょう。

TikTokはJASRAC(日本音楽著作権協会)との間に利用許諾契約を結んでおり、使用する個人が使用許可を取る必要がありません。

著作権の侵害が気になる場合は、動画を投稿する画面の「楽曲を選ぶ」に表示される楽曲から選びましょう。

TikTok公式が提供している楽曲であれば、著作権の侵害に当たる心配がありません。

その中でも、企業アカウントが商品やサービスの広告を打つ場合には「商用楽曲ライブラリ」を選んでください。

商用楽曲ライブラリはTikTok公式で「商用利用可」とされている楽曲のことです。

下のTikTok商用楽曲ライブラリはこちらのURLで確認できます。

市販のCDやカラオケなどの音源をそのまま使用しない

TikTokの投稿動画には、CDやカラオケの音源は使えません。

著作権侵害に当たり、著作権の保有者に起訴される可能性があります。

市販のCDを購入した、カラオケで自分が歌った、という場合でも楽曲の著作権を得たことにはなりません。

CDやカラオケなどの音源を使用したいときは、楽曲を提供している会社や著作権者から利用許諾を得ましょう。

TikTokの公式サイトでは、著作権の侵害になる事例を紹介しています。

著作権侵害の事例(TikTok公式)

事前に確認して違反することのないよう気をつけましょう。

海外の楽曲は一部JASRAC対応ではない

JASRACでは海外アーティストによる楽曲を扱っていますが、すべての海外楽曲をカバーしているわけではありません。

TikTokが管理していない楽曲を使いたい場合は、個人で直接許可を取る必要があります。

公式提供している楽曲であれば心配なく安全に使用できます。著作権の侵害をしないためにも、公式で提供される楽曲を使いましょう。

TikTok公式が提供している楽曲には楽曲名とアーティスト名、ジャケット写真が使用されています。

それ以外の楽曲使用は著作権侵害になるため、最新の注意を払ってください。

まとめ

TikTokのトレンドは、「#」から始まるハッシュタグを使って検索しましょう。

ハッシュタグはひとつの動画に複数個つけることができ、定番ハッシュタグから今流行っているトレンドハッシュタグまであります。

トレンドに合わせた動画を投稿したい方は、流行りのハッシュタグと合わせて、流行りの楽曲をしようすると更に投稿が伸びやすくなります。

トレンドの楽曲はYouTubeやGoogle検索、TikTokで探せます。

著作権を考慮すると、最も安全なのはTikTokが提供する楽曲です。

TikTokはビジネスチャンスにあふれたプラットフォームですが、トレンドの移行が速く、専門知識が求められます。お困りの方は、TikTokのビジネス利用に特化した弊社に是非ご相談ください。

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