動画の表紙ともいえるサムネイル。
再生数につながる効果的なTikTokサムネイル作りに悩む人は多いのではないでしょうか。
再生前に内容を視覚的に伝える役割があり、工夫次第で再生回数につながる要素のひとつです。
思わずタップしたくなるサムネイルには、さまざまなポイントが詰め込まれています。
この記事では、魅力的なTikTokのサムネイルを作る方法についてご紹介します。
TikTok動画には、視聴者の目を惹くサムネイルを!
工夫を凝らしたサムネイルは、ユーザーの強い興味を引きます。
パッと見て内容が伝わるサムネイルは「見てみよう」という心理を生むため、多くのユーザーに再生されます。
また、サムネでアカウントの個性を出せるようになれば、フォロワーがアカウントを覚えやすいというメリットもあります。
ここでは、ユーザーの目を惹くサムネイル作りについて、5つのポイントに絞って紹介します。
- 動画の気になる部分をサムネイル画像として選択
- 顔出しのときは、文字を目立たせない!
- 文字は10文字以内に収める
- 文字は見やすい色・装飾に
- すべての投稿動画のサムネイルに統一感を
この5つのポイントを押さえて、再生回数改善に繋がるサムネを作りましょう!
ポイント1:動画の気になる部分をサムネイル画像として選択
サムネイルに用いる画像は「動画内の一番の見どころ」を選びましょう。
サムネイルに適切な動画のシーンは、以下のような場面を指します。
- 内容が気になる瞬間
- 関心を持たれそうな瞬間
- 続きが気になる瞬間
- 一番顔映りが良い瞬間
ただし、動画の内容とズレた場面を切り取ってはいけません。
内容とずれていたり、何が映っているか分かりにくかったりすると、ユーザーは動画の再生を途中でやめてしまう可能性があります。
例えば、動物系の動画であれば動物が分かりやすく出ている場面を、グル系の動画であれば料理が綺麗に写っている場面をサムネに使用しましょう。
ポイント2:顔出しのときは、文字を目立たせない!
TikTokで顔出しをしている場合、顔よりも文字を目立たせることは避けましょう。
顔出しをしているTikTok動画は、ユーザーに親しみを持たれやすく、顔と動画を覚えてもらえるメリットがあります。
サムネの顔が隠れてしまうと誰だか分かりづらく、顔出しのメリットを最大限に生かせません。
顔出し動画のサムネを作る際は、以下の2点に注意してください。
- 文字で顔が隠れない
- 派手な色やフォントは避ける
良い例として、日本航空JALのTikTok公式アカウントをご紹介します。
良い例のサムネイルは、文字が少なく、顔よりも目立っていません。
そのため顔の表情に注目が行きやすく、動画の内容や雰囲気を想像できます。
一方、文字が顔に重なったり顔が見切れたりするサムネイルは、誰なのか分かりづらく悪いサムネイルと言えます。
ポイント3:文字は10文字以内に収める
サムネイルに入れる文字は10文字以内を目安にしましょう。
人が1秒間で読める文字数は9~13文字とされており、一瞬で長い文章を読むことはできません。
一方、伝えたいことが多すぎて文字を詰め込んでしまうと、文字全体が小さくなり、読みづらいサムネイルになります。
スマホ画面でも読みやすい「文字の大きさ」「文字数」を意識すると、良いサムネイルに近付きます。
ユーザーが一目で読み切り理解できるように、短い文を目立つ箇所に配置しましょう。
ポイント4:文字は見やすい色・装飾に
サムネイルの文字は、識別しやすい色を選びましょう。
文字はどうしても背景や人物と重なるため、たくさんの色は使わず、3~4色程度を使うとサムネイル全体がうまくまとまります。
白っぽい背景に白文字を入れること、黒っぽい背景に暗めの文字を入れることは避けてください。
また、読みやすいフォント・装飾を選ぶことも重要です。
極太ゴシックなどの目立つフォントを選んだり、文字にフチや影などの装飾をつけることも効果的です。
文字の色・フォントにこだわり、サムネで動画の雰囲気や期待感を演出しましょう。
ポイント5:すべての投稿動画のサムネイルに統一感を
アカウント内のサムネイルは、統一感あるデザインで作りましょう。
統一感を出すことで、アカウントを一目で認識してもらえるメリットがあります。
さらに、サムネイルのテンプレートを作ることで、TikTok運用の効率化にもつながります。
サムネイルにアカウントのオリジナル要素を出し、競合アカウントとの差別化やアカウントの成長に繋げましょう。
TikTok動画のサムネイルを静止画にする
TikTokのサムネイル設定には「静止画」と「動くサムネイル」の2つがあります。
静止画では、Youtubeのサムネイルのように、動画ではなく画像の状態でサムネイルが表示されます。
一方、動くサムネイルでは1秒以下の短い動画がサムネイルとして使用されます。人の表情や動きがあるため目を惹きやすい反面、情報量が多すぎるというデメリットもあります。
初期設定では「動くサムネイル」になっているため、ここでは「静止画」への変更方法を解説します。
1.画面右下の「プロフィール」を選択
TikTokアプリを開いたら、画面右下にある「プロフィール」を選択してください。
2.画面右上のメニューから「設定とプライバシー」を選択
画面右上のメニューボタン「三」から「設定とプライバシー」を選択してください。
3.「ディスプレイ」を選択
様々な設定項目が表示されるため、下にスクロールして「ディスプレイ」を探してください。
4.「アニメーションサムネイル」をオフにする
「ディスプレイ」の中にある「アニメーションサムネイル」が、動くサムネイルの設定です。
静止画サムネイルにしたい方は、オフの状態(丸が左側に移動してグレーになる)にしてください。
TikTok動画のサムネイルの設定方法
TikTok公式アプリでは、投稿動画を使って簡単にサムネイルを作れます。
外部アプリも使用できますが、手軽さという点では公式アプリが最も優れています。
TikTok公式アプリでのサムネイルの設定方法は、以下の通りです。
1.動画の投稿画面で「カバーを選ぶ」を選択
2.サムネイルを作成
ここでやるべきことは「四角部分を目を惹くシーンに合わせる」「テキスト・アイコンを追加」「最後に保存を押す」の3つです。
投稿内容に合わせて魅力的なシーンを切り抜き、サムネを作りましょう。
3.必要な情報を入力したら投稿完了
より洗練されたサムネイルを作りたい場合は、外部のアプリやソフトを使ってみましょう。
サムネ作成にぴったりの無料おすすめツールは「Canva」と「Promeo」です。
どちらもパソコン・スマートフォンの両方で使えて、とても便利です。
CanvaとPromeoには有料版があり、無料版よりも多くの機能が使えます。
よりオリジナル性の高いサムネイルを作りたい場合は、ぜひ有料版も検討してみましょう。業務の効率化にもつながります。
動画投稿後はサムネイルの変更ができない
TikTokのサムネイルは、後から編集・変更ができません。
サムネイル設定をする際は、入力するテキストに間違いがないか、切り取る動画の場面は正しいか、しっかり確認してください。
TikTokのサムネイルを変えたい場合は、動画そのものを削除し、新しい動画を投稿する必要があります。
これまでの再生数も消えてしまうため、投稿前の確認が重要です。
共有ツイートではTikTok動画にサムネイルがつかない
TikTokに投稿した動画を、X(旧Twitter)でツイート(ポスト)すると、サムネイルが見えずにURLだけになる場合があります。
対処法は以下の通りです。
- TikTok動画の「シェア」を選択
- 「リンクをコピー」を選択
- GoogleChomeやSafariなどのブラウザを開く
- アドレスバー(「検索/Webサイト名入力」などが書かれてある部分)を長押し
- 「ペーストして開く」を選択
- TikTok動画の共有ボタンを選択
- X(旧Twitter)を選択
- 「ツイート(ポスト)する」を選択
TikTokから直接X(旧Twitter)に共有をするのではなく、一度ブラウザを挟んでリンクをコピー・共有するとトラブルは解消されます。
まとめ
サムネイルは動画の表紙であり、動画再生回数の増加につながります。
目を惹く動画シーンを選んでインパクトある文字・フォントに揃えれば、競合と差別化したオリジナル性あるサムネイルを作れます。
統一感や個性も出せれば、フォロワーのファン化も促進できるでしょう。
TikTokは比較的新しいプラットフォームですが、ユーザーの購買意欲の高さや行動の素早さが大きな特徴で、企業の参入も急増しています。
TikTokからより効果的にユーザー流入を得るためには、TikTok広告という方法もあります。
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