インスタグラムは、利用を始めた点で利用規約やコミュニティガイドラインに同意したものとみなされます。
そのため、インスタグラムを運用するなら、定められている利用規約に違反しないように気をつけなければいけません。
もし、利用規約に違反してしまうとアカウントが停止されたり、削除されたりする可能性があります。
アカウントが削除されてしまったら、これまでの努力が水の泡になってしまいますし、ましてや企業アカウントであれば大きな損失になることもあるでしょう。
「自分は大丈夫だろう」と思っていても、知らずのうちに利用規約に違反してしまうこともあります。
そうならないためにも、この記事を読んでインスタグラムの禁止事項を知っておきましょう!
インスタグラムにおける代表的な禁止事項は?
インスタグラムには利用規約やコミュニティガイドラインが定められています。その中でも代表的な禁止事項を以下にまとめました。
おそらく、ほとんどの禁止事項が「自分には関係ない」と思うところかもしれませんが、念のため目を通しておきましょう。
他人へのなりすまし
自身の身元を開示する必要はありませんが、インスタグラム社に対しては、正確かつ最新の情報(登録情報を含む)を提供する必要があります。
また、本人から明示的な許可を得ない限り、他の人のアカウントを作成することはできません。
不正確な情報の提供
誤解を招く恐れがある情報や詐欺的な行為は禁止されています。不確定な情報や憶測はシェアしない方が無難です。
どうしてもシェアしたい場合は、自分の憶測であることを強調するようにしましょう。
自身のアカウント(ユーザーネームを含む)の一部分の購入、販売または譲渡を試みること
他人からアカウントを購入したり、自分のアカウントを販売・譲渡したりしてはいけません。
「誰が購入や販売を考えるの?」と思うかもしれませんが、インスタグラムではフォロワーが増えるとPRの仕事が増えたり、自社サイトへの流入が増えたりします。
そうすると収入が増えるため、アカウントの売買を考える人もいるようですが、これは禁止されている行為ですので、声がかかってきたとしても無視をしましょう。
個人情報や秘密情報を投稿したり、知的財産などの他者の権利を侵害したりする行為
個人が特定できてしまう投稿や他人の知的財産権を侵害する投稿は禁止されています。
こちらに関しては、うっかり投稿してしまう可能性もあるかもしれませんので、写真や動画をシェアする前に、今一度確認しましょう。
性的サービスの提供、個人間での銃器、アルコール、タバコ製品の売買、違法薬物や処方箋薬の売買
性的サービスの提供、個人間での銃器、アルコール、タバコ製品の売買、違法薬物や処方箋薬の売買は禁止されています。
そもそも法律的にもNGなものも多いです。自分がしないことはもちろん、声をかけられた場合は無視をしましょう。
テロ、組織犯罪、ヘイトグループを支持したり、賞賛したりすること
日本ではあまりイメージがわかないかもしれませんが、海外の国や人によってはテロや犯罪組織が近くに存在することもあります。
ですが、インスタグラムはテロや犯罪組織を肯定する場ではありませんので、テロや犯罪組織を支持したり、賞賛したりすることは禁止です。
ハッシュタグの禁止
インスタグラムでは、ヌード画像のようなアダルトな画像は禁止されています。そのため、「#sexy(セクシー)」「#lesbian(レズビアン)」「porn(ポルノ)」「#nude(ヌード)」といった性的なハッシュタグも禁止です。
有名すぎるという理由で「#ig」「#instagram」「#like」といったハッシュタグも禁止されています。
また、差別用語はもちろん、差別的な意味を含んだり、罵倒したりするような意味のスラングもハッシュタグに使用することはできません。
参考:コミュニティガイドライン,利用規約
企業アカウントにおいて抑えておくべき利用規約とは
企業アカウントでとくに抑えておきたい項目をまとめました。
- インスタグラムのロゴ規定
- インスタグラムのスクリーンショットはそのまま使わない
- キャンペーンを開催する場合
どれもインスタグラム社に承認をもらう必要はありませんが、放送、ラジオ、屋外広告、または8.5×11インチ(A4サイズ)を超える印刷物で使用する場合は、こちらからリクエストを送信する必要があります。
インスタグラムのロゴ規定
インスタグラムのロゴを使いたい場合は、公式サイトからダウンロードできます。
ロゴを使う場合は、以下のような決まりがありますので注意して使用しましょう。
ロゴ周りに余白をつける
ロゴが見やすいように、ロゴ周りに余白を作らなければいけません。余白のサイズはロゴの半分サイズ以上あれば大丈夫です。
ロゴサイズは29×29ピクセル以上にする
サイズについても決まりがあります。最小でも29×29ピクセル以上が必要です。また、比率は変えてはいけません。
ロゴのクリアスペースに文字や画像を被せない
ロゴ周りには余白が必要なため、クリアスペースに文字や画像は被せないようにしましょう。
ロゴの近くに文言を入れたい場合は、ロゴの半分サイズ以上の余白を作れば大丈夫です。
ロゴは回転させたり、変形させたりしてはいけない
ロゴの回転や変形は禁止されていますので、そのままの形で使いましょう。
インスタグラムのスクリーンショットについて
インスタグラムのスクリーンショットを使用したい場合、スクリーンショットをそのまま使うことはできません。
スクリーンショットを使いたい場合は、以下のサイトからダウンロードして使いましょう。
インスタグラムのスクリーンショット画像→こちら
キャンペーンを開催する場合
インスタグラムでコンテストや懸賞などのキャンペーンを開催したい場合は、プロモーションガイドラインに沿う必要があります。
インスタグラム社が応募者に関与することはないこと、キャンペーン自体にインスタグラム社は関係していないことを明記するようにしましょう。
また、キャンペーンに関係ないタグを使うことは禁止されています。
制作物や動画を投稿する際に確認するべきガイドラインとは
インスタグラムに写真や動画、制作物を投稿する際に知っておきたいことがあります。
それは、投稿した内容の知的財産権は投稿者にありますが、インスタグラム社はその投稿内容を自由に使用できるということです。
使用、配信、変更、運営、複製、公演、公開あるいは翻訳し、また派生作品を作成する非独占的、使用料なしの譲渡可能、サブライセンス可能な全世界を対象としたライセンスを付与するということ。
簡単に言うと、自分が投稿した写真や動画をインスタグラム社が使う可能性もあるということです。
また、投稿内容は自分が撮影したものまたは共有する権利を得ているもののみシェアができます。
写真や作品には著作権がありますので、著作権の所有者とトラブルを起こさないためにも、投稿内容には気をつけましょう。
禁止事項としては、芸術的・創造的なものであっても、ヌード写真は許されません。
ヌードの絵画や彫刻の写真、授乳をしている女性の写真などは許可されているという曖昧な基準ですが、誤解を招かないためにも肌の露出が多い写真は投稿しないのが無難です。
子どもの写真をシェアしたい人も多いと思いますが、子どもの安全面から全裸画像や半裸画像は削除される可能性があります。
削除されなくても、予期しない形で写真を使われる危険性がありますので、子どもの写真には十分注意しましょう。
利用規約やガイドラインに違反したらどうなるか
利用規約やガイドラインに違反してしまうと、アカウントの停止や削除といったペナルティーがあります。
これは、知らずのうちに違反した場合でも同じです。
万一アカウントが停止された場合は、必要な手続きをすれば復活させることも可能ですが、「異議申し立て」をして必要な情報を書いた紙を持った自分の写真を撮ってインスタグラム側に送らなければいけません。
こんな風に言うとインスタグラムを運用するのが怖くなってしまうかもしれませんが、投稿を見る人が不快に思わないコンテンツを投稿して普通に運用していれば、通常は問題ないはずです。
ただ、気をつけておきたいのが、利用規約やガイドラインを守っていてもインスタグラムユーザーから通報されるとペナルティーを受ける可能性があります。
1名の通報ではペナルティーを受ける可能性は低いですが、投稿するときには「傷つく人はいないか」ということを考えながら、投稿内容やテキスト内容には十分注意を払いましょう。
インスタグラムの利用規約はいつ更新される?
インスタグラムの直近の改訂日は2018年4月19日ですが、利用規約がいつ更新されるかは、とくに決まっていません。
「利用規約がいつの間にか変わっていたらどうしよう」と思うかもしれませんが、利用規約が変更される場合は、インスタグラム側から事前にサービスなどを通じてその旨を通知してくれます。
また、変更された規約が効力を生じる前に、ユーザーに確認する機会を提供してくれるので安心して大丈夫です。
まとめ
インスタグラムを運用するときに抑えておきたい利用規約や禁止事項について解説しました。
基本的には、誰かを不快にする投稿をしなければ、利用規約やガイドラインに違反することはないでしょう。
とは言っても、うっかりミスで規約違反をしてしまう可能性もなきにもあらずです。
とくに企業アカウントの場合、アカウントが停止してしまうとユーザーからの信用も落ちかねません。
安全な運用ができるように、利用規約やガイドラインは一読しておきましょう。
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