こんばんは、イッシーです。
かなり唐突ですが、私は分析するということが極端に苦手だと豪語してます。むしろ分析という言葉を聞くだけで嫌悪感が一気に湧いてきます…
就職活動中も、自分という人物を20年以上過ごしてきたにも関わらず、どういった人間か説明するのがとても難しく、苦痛でしかありませんでした。
単純に特に物事を深く考えず、フワフワと生きてきたということです。ロジカルとは程遠い、エモーション男です。
そんなエモーション男は、マーケティングの基本中の基本である『SWOT(スウォット)分析』についてまとめました。
基本がゆえにしっかりと知識として身につけていないと、ビジネスシーンで出遅れてしまう可能性が無きにしも非ずです。今回の記事で、これからビジネスパーソンとして、活躍したいと考えている方の力になれたら幸いです。
SWOT分析とは
SWOT分析とは、ただの強みと弱みを分析するフレームワークと勘違いされることも多いですが、経営戦略や事業計画の現状分析を行う際に定番として使用されるフレームワークです。
経営戦略と言いましたが、SWOT分析は企業分析だけではなく、自己分析に当てはめて考えることもでき、就職活動などでも活躍してくれます。
今回は、企業戦略として利用すると仮定して説明していきます。
組織目標を達成するため、戦略を立てる際、組織の『内部環境』と『外部環境』の2つの側面から、分析対象の特徴を多面的に把握し、より良い戦略を生み出すことができる枠組みです。
『内部環境』と『外部環境』について、以下のカテゴリー分けをして分析を行います。
Strength=”強み”
Weakness=”弱み”
Opportunity=”機会”
Threat=”脅威”
はい、勘が良い方ならすぐ気づいたかもしれませんが、SWOT分析は4つのカテゴリーの頭文字から取ってつけられた名前です。
『強み』『弱み』は自社内でなんとかなる、企業努力次第でコントロールできるという内部要因、『機会』『脅威』は逆に、政治・経済などの社会動向やユーザーのニーズなど企業努力だけではどうにもならない外部要因と分けられます。
それぞれの特徴や考えるべき点について、以下にまとめました。
内部環境について
Strength:強み
製品の技術力、サービスレベルの高さなど自社の持つ強みについて分析をします。ユーザーから支持をいただけている理由について考えます。
Weakness:弱み
自社の弱み、なぜユーザーから支持されないのか、技術やサービス、コストなどの面で他社より劣る部分をあらゆる視点で弱みを分析します。
外部環境について
Opportunity:機会
例えば、自社の提供する商品が芸能人が使用したことで大ブーム!や東京オリンピック開催!のようにビジネスチャンスとなる環境変化について分析します。大切なのは、環境の変化に対して徹底的に情報を収集し、今後起こりうる環境変化(チャンス)を列挙することです。
Threat:脅威
SWOT分析で言う脅威とは、増税や競合他社の進出など自社の強みを打ち消してしまう環境変化について分析することです。この場合、いくら企業努力をしようともどうにもならないことが挙げられます。ただ、いつ来るかわからない脅威を予測して怯えるのではなく、今まで気づかなかった自社の課題や新たなビジネスチャンスへ結びつけることが大事です。
SWOT分析の使い方ついて
ここまでSWOT分析とは何かを説明してきました。
では、実際どのようにSWOT分析を行うべきかこれからお伝えします。
環境と要因の関係性
実践編に入る前にまず、内部環境と外部環境の関係性について説明していきます。もったいつけるようで申し訳ありません。大事なことなのでしっかりと予習が必要になります。
これまでお伝えしてきた、『強み』『弱み』『機会』『脅威』はそれぞれ関係性があります。
例えばですが、以下のように『内部環境』『外部環境』『プラス要因』『マイナス要因』で環境と要因を組み合わせた戦略が立てられます。
・弱みを把握し、脅威を避けることで負の影響を最小限に抑える。
・強みを機会で活かすことで相乗効果を発揮する。
・強みを伸ばすことで脅威を乗り切る。
・機会を掴むため、弱みによる悪影響を最小化する。
これら関係性を考慮しながら、いかに戦略を練ることがSWOT分析の真骨頂とも言えます。
SWOT分析を行おう
SWOT分析の場合、『強み』『弱み』『機会』『脅威』をそれぞれ洗いざらい書き出していきます。ここは無礼講でとにかく思いついたことをブレスト式に書き出すことがポイントとなります。
ワンマンで暴走気味の社長や上司がいた場合は、とても書き出しづらくても、会社を良くしたいと一歩踏み出す勇気が必要となります。(日和見主義な私にはなかなか厳しいですが…)
クロスSWOT分析について
SWOT分析をさらにステップアップさせた分析方法が『クロスSWOT分析』となります。
SWOT分析の環境と要因で記載しておりましたが、それぞれの下記のように環境と要因を組み合わせて分析することが、クロスSWOT分析です。
①強み×機会
②強み×脅威
③弱み×機会
④弱み×脅威
クロスSWOT分析の行い方として、環境や要因だけでなく、それぞれ組み合わせたマトリクスにあてはめながら分析します。
ここでポイントなのは、まずはSWOT分析をしっかり行うことです。SWOT分析が足りてない状態でクロスSWOT分析をしたところで、内容が薄くなってしまいますのでご注意を。
外側にあるSWOT分析を洗い出すことで、取り組むべきマーケティング施策の候補をピックアップし、絞り込むことで具体的に行うべき戦略が見えてくるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新人研修などで多くの企業が取り入れているSWOT分析についてまとめました。
一瞬大変そうに感じますが、ゲーム感覚で行えるので、チームビルディングとしても最適だと思います。
これだったらなんとか自分でも苦手意識を払拭して、何かを分析できると確信しました…
ワンクルーズのweb広告運用は、10万円/月(税別)から可能です。
10万円の中には、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まで全て含んでおりますので、乗り換え費用やアカウント構築費用等は一切かかりません!
ワンクルーズは、Google社やFacebook社から成功事例として紹介されただけでなく、
創業以来、契約継続率90%を維持しており、1,000を超えるアカウントの運用実績があります。
契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。手数料の安さをうたう業者もあると思いますが、重要なのは費用対効果!
そこに見合う信頼できる業者をお探しなら迷わずワンクルーズへご相談ください!!
\\ 一緒に働くメンバー募集 //
おすすめの記事一覧
- 良い代理店か否かを見極める13個のポイント
- インスタグラム広告出稿におけるおすすめの媒体
- 中小企業がネット広告代理店を選ぶ時に比較すべき5つのポイント
- インターネット広告で効果が出ない時に見るべきチェックポイント