雨の日も風の日も、バーリントンという自転車で毎日札幌を駆け巡っています。
雪が積もるまで乗り続けると意気込んでましたが、本日の出社途中に、交差点で自転車に側面から追突されて心が折れそうです。
いまだに若干腕が痺れているイッシーです。
本日は、追従型広告のリマーケティングに関して、サイト訪問者をリスト化するにあたり、基礎的な情報をまとめました。
新人マーケターの方やこれからGoogle広告でリマーケティングのオーディエンス設定をしてみようと考えている方は、基礎が学べると思いますのでぜひご覧ください。
リマーケティングリストとは
リマーケティングリストとは、単純にウェブサイトを訪問したユーザーや、広告主のアプリを使用したことがあるユーザーをまとめたリストです。
当たり前のことですが、リスト化できると言っても、何の設定もせずにリマーケティングリストが溜まるわけではありません。
ウェブサイトの場合ですと、グローバルサイトタグが設置されていることがリマーケティングリストの収集において大前提となります。
アプリですと、開発画面からデータ収集の設定が必要になります。
上記の設定が完了している状態で、ユーザーがアクセスすると、アクセスから数秒以内に、リマーケティングリストに追加されます。
リマーケティングリストの有効期間
リマーケティングリストでは、一度訪問したユーザーリストの有効期間が設定できます。
リストの有効期間はディスプレイ、検索ネットワークともに30日〜540日の間で設定可能です。有効期間がすぎると、自動的にリストから削除されてしまいます。
ちなみに、リストに追加されているユーザーが、再度訪問した場合、その時点でアクセス履歴が更新されます。
有効期間が満了する前日に再び対象となるサイトやアプリにアクセスすると、経過履歴が0日にリセットされます。
リストのサイズについて
リマーケティングリストを広告で使用する場合、ユーザーリストが規定の数に満たなければ配信することができません。
確かに、ユーザーリストが1人でも配信できてしまうと、個人情報の特定にも繋がってしまいますよね。
リマーケティングリストは、各ネットワークによってサイズの要件が異なります。
ネットワーク | 要件 |
---|---|
Google検索ネットワーク | 過去30日間のアクティブユーザー数が1,000人以上であること |
YouTube | 過去30日間のアクティブユーザー数が1,000人以上であること |
Gmail | 過去30日間のアクティブユーザー数が100人以上であること |
上記を抑えておかないと、いざリマーケティングリストを使用して配信をしたい!と思っても、何も設定されていなく、リストも溜まっていない…なんてことも十分起こり得ますのでご注意ください。
アカウント設定も大事ですが、タグの埋め込みは優先的に行うようにしましょう。
オーディエンスマネージャーを利用すれば、以下のように収集状況の確認もできます。
リマーケティングリストを利用してオーディエンス設定をしよう
ここまでリマーケティングリストの基礎について学びました。
では実際にこのリマーケティングリストを利用してオーディエンス設定する手順を共有します。
オーディエンス設定をするためには、アカウント画面の『ツールと設定』>『オーディエンスマネージャー』と進んでください。
オーディエンスマネージャーの画面が表示されたら新規作成ボタンをクリックします。
今回は、ウェブサイト訪問したユーザーのオーディエンス設定をしたいと思います。
ウェブサイト訪問のオーディエンスの詳細設定の画面に遷移します。
順番に説明していきます。
①オーディエンス名
複数オーディエンス設定した場合、何がなんだかわかりづらくなるので、一目でわかるオーディエンス名にすることをおすすめします。
②リストのメンバー
ユーザーの行動ごとにリストを設定することができます。以下の5つの行動パターンから選択できます。
○ページを訪問したユーザー
○ページを訪問したユーザーのうち別のページも訪問したユーザー
○ページを訪問したユーザー(別のページは訪問していないユーザー)
○特定の期間内にページを訪問したユーザー
例)10月1日〜10月5日の間で訪問したユーザー
○特定のタグがあるページを訪問したユーザー
例)キッズ商品を閲覧したユーザー
③訪問したページ
対象となるURLを入力することで、特定ページを訪問したユーザーのリスト化ができます。
※②の「特定のタグがあるページを訪問したユーザー」を選択した場合のみ、タグの設定画面が表示
④オーディエンスの初期サイズ
リマーケティングリストの初期サイズを「過去30日間のユーザーを含める」「ユーザーを含まない状態で開始する」の選択肢から選んでいただきます。
リストが溜まりづらく、過去30日間のユーザーリストも含めたオーディエンス設定にする場合は「過去30日間のユーザーを含める」を選択しましょう。
⑤有効期間
有効期間については、長期間かけてユーザーに広告を表示させて成果を出したい、逆に訪問してからあまり時間が経つと効果がない、など商材やターゲットユーザーによって設定は大きく異なると思いますので、適切な有効期間を設定できないと的外れなターゲティングとなってしまうので気をつけましょう。
⑥説明文(任意)
オーディエンス名と被ってしまいますが、オーディエンスリストが増えてくるとどのような設定にしたか、わかりづらくなるので、リスト表示する際にどのような設定をしたかわかるような説明文を加えても良いかもしれません。
まとめ
本日は、リマーケティングなどの追従型広告を配信する際に、最重要となるオーディエンス設定についてまとめました。
とても基本的な内容ですが、適当な設定ですべての訪問者にリマーケティング広告を配信していると、広告の質が大きく下がってしまい、ユーザーにも嫌われてしまいます。
逆に精度の高いオーディエンス設定をすることで、コンバージョン獲得に大きく貢献し、CPAを下げることもできます。
何事も基礎って大事ですね。
私ももう一度、正しい自転車の乗り方から学んだ方が良いかもしれません…
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