Google(リスティング広告)

リスティング広告とは?クリックされやすくなる広告文のポイント

広告の運用を担当されている方の中には、リスティング広告のやり方がわからず困っている方もいるのではないでしょうか。

「リスティング広告が初めてだから、基本的な構成・やり方を知りたい」
「クリック率をあげるリスティング広告文の書き方を知りたい」

そんな方に、今回はリスティング広告文の基本的なことやクリック率をあげるポイントについて紹介します。
この記事を読めば、自信を持ってリスティング広告運用ができるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

「リスティングの広告文を考える手間やスキルはないし、PDCAを回せる自信もない…」とお悩みなら、ノウハウのあるプロに任せた方が効果が期待できます!
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リスティング広告とは

まず、リスティング広告とは何かについて説明します。
リスティング広告とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンに連動して表示される広告です。

検索したワードに対して適切な広告が表示されるため、興味・購買意欲が高いユーザーをターゲットにできます
ディスプレイ広告と比べるとコンバージョン率が高く、広告文の設定やクリック率を高める施策が売上に大きく影響します。

現在、一般的なリスティング広告の掲載依頼先はGoogle・Yahooの2社のみです。
ただし、GoogleやYahoo以外にもGoogleやYahooが提携しているサイトに表示させられます。
国内でリスティング広告をする場合、シェア率8割を越えているGoogle広告から始めるのが良いでしょう。

では、リスティング広告をさらに理解できるよう、掲載位置・構成・文字数についても触れていきます。

リスティング広告の掲載位置

リスティング広告の掲載位置は、検索上部・下部です。
例えば、「リスティング とは」と検索すると、検索上部・下部に表示されるサイトが該当します。
広告かどうかはサイト上部に”スポンサー”といった文字が表示されるかどうかで判断可能です。

2016年まではPC・タブレットの検索結果右側にも広告枠がありましたが、
現在は廃止されており、検索結果上部・下部のみです。

リスティング広告の構成

続いてリスティング広告の構成について見ていきましょう。
それぞれ呼び方は2種類ありますが、最初はGoogle、2つ目はYahooでの呼び方となるのでご注意ください。

まず、広告内で一番大きな青文字で書かれた部分は、「広告見出し/アセット(タイトル)」です。

一番大きくユーザーの目にも止まりやすい分、思わずクリックしたくなるような言葉を考える必要があります
また、広告見出し/アセット(タイトル)には文字と個数に制限があるため、限られた範囲で情報を伝えなければいけません。

続いて、広告見出し/アセット(タイトル)の下に表示されるテキストは「説明文/アセット(説明文)」です。

どのようなサイトなのかを端的かつわかりやすく記載しましょう。

最後は、URLの最後に記載できる「「表示URLのパス/表示URLのディレクトリ」です。

英字・日本語どちらでも表示可能で、指定はありません。
見出しや説明文ほどではありませんが、一目でどのようなサイトか分かるように表現することもできますね。

リスティング広告の文字数

リスティング広告のそれぞれの文字数や個数について見ていきましょう。
分かりやすいよう以下にまとめました。

入力項目 文字数(半角)
広告見出し1 30
広告見出し2 30
広告見出し3 30
説明文1 90
説明文2 90
パス1 15
パス2 15

広告見出しは全角で15字以内、説明文なら全角45字以内と、半角・全角それぞれで文字数制限が違う点には注意してください

リスティングの広告文はとても重要

リスティング広告は自社だけではなく他社と競うことになるため、どれだけ魅力的な文であるかが重要です。
以下の広告文がどちらも同じ順位で掲載された場合を考えてみましょう。

キーワード「リスティング 運用代行」

広告A
リスティング広告について知る – 運用代行を依頼するなら

広告B
リスティング広告の運用代行なら – G社最上位賞を受賞

「リスティング 運用代行」で検索するユーザーは、リスティングについて知りたいのではなく、リスティングの運用代行業者に依頼を検討しているケースが多いです。

今回の場合、広告Bのタイトルの方がユーザーにとって魅力的です。
運用代行の実績がわかる広告文の方がユーザーの目にも留まり、クリック率やコンバージョン率に良い影響を及ぼすことがわかります。
そのため、掲載順位が上でもクリックしてもらえる文章になっているか、考える必要があります。

リスティング広告はコンバージョンが高い広告といえど、他社が出稿している広告文よりも魅力的かどうか分析する必要があります。

クリックされやすい広告文を作るポイント

広告文を作る際にポイントを抑えることで、よりクリック率が上がりコンバージョンに繋がりやすくなります。
今回は8つのポイントを紹介するので、ぜひ広告文を作る際の参考にしてみてください。

1. 広告見出し/アセット(タイトル)にキーワードを含める

大前提として、広告見出し/アセット(タイトル)にはキーワードを含めてください。
検索結果の画面では説明文をじっくり読む方は少ないです。
ユーザーは広告見出し/アセット(タイトル)で、自分の検索意図に合っているかどうかを直感的に決めるため、必ずキーワードは入れましょう

ただし、無理やりキーワードを入れて意味がわからない文にならないように注意してください。
意味が通じるフレーズで、なおかつキーワードを含められると、よりユーザーがクリックしたくなるタイトルになるはずです。

2. 数字を入れて具体性を

広告文に数字を入れることで、より具体性・信頼性を高めることができます

例:
・10月限定10%OFFキャンペーン〜
・10万本の売上で大好評の〜

数字を使う場合は、必ず事実を書かなくてはいけません。
10万本も売れていないのに、誇張を目的として10万本の売上と記載した場合、LPや口コミをみてユーザーは矛盾を感じ取り、コンバージョンに至らないことも。
信頼性を獲得する面でも、数字を入れるときは事実なのかどうか慎重に判断しましょう。

3. 記号で強調もできる

「?」などの記号を入れることで、文章に変化を持たせることができます。
また、【】で区切るとより強調したいワードが目立ちます。

例:
・WEB広告の費用相場は?
・愛され続けて【50年】
・【口コミ評価☆4.8】

記号を多用してしまうと稚拙な文章に見えるだけでなく、強調したい部分がわからなくなるデメリットもあります
記号を使えばアクセントにはなるものの、使いすぎないようにだけ注意しましょう。

4. 見出し・説明文で訴求内容を重複させない

見出し・説明文で訴求している内容が重複していないかの確認が必要です。
同じ内容を訴求してしまうのはもったいないですし、心に響きにくくもなります。

広告文を作り終えたら、重複している部分がないか必ず見直しましょう。

5. 評価された点を記載する

広告文を作っていてありがちなのは、自社が推したいポイントを記載してしまうことです。
推したいポイントを推すのは当たり前ですが、ユーザーに評価された点かどうかを見極める必要があります。

例:ハウスクリーニングの広告文

・ダメな例
細かな汚れも逃しません! – ハウスクリーニングならお任せ

・良い例
ベスト接客賞スタッフが丁寧に対応 – ハウスクリーニングならお任せ

汚れを徹底的に取り除くのが自社の自慢ではあるものの、スタッフ対応が丁寧な点が評価されており、賞を受賞している場合、上記のような広告文の方がユーザーの心に刺さりやすいです。
ユーザーが何を求めているのかも理解しておくと、広告文も書きやすいでしょう。

6. 広告文とLPの内容を統一する

広告文とLP(ランディングページ)の内容に相違があると、コンバージョン率も高くなりません。
ユーザーは広告文に興味を持ちサイトに訪れているのに、LPに違う内容が記載されていれば離脱してしまうのは当然です。

広告文を書き終えたら、LPと内容が一致しているかどうかまで確認をしましょう。

7. 広告のポリシー・ルールを守る

GoogleやYahooのリスティング広告にはポリシーやルールがあります。

    • <参考URL>

特に薬機法や景表法に抵触していないか注意しなくてはいけません。
ポリシー・ルールを守らないと広告掲載ができないため、必ず目を通しておくようにしましょう。

8. 競合の広告をチェックする

競合の広告をチェックすることで、魅力的な広告文の書き方やタイトルの付け方など、参考になる部分を見つけられます。
真似をするのはよくありませんが、参考にして自社の広告文に活かすのは問題ありません。

広告文を出稿したら、競合の広告もチェックして、劣らない文章やサービスを展開しているか、違う切り口で攻められるかなど色々模索してみましょう。

リスティングの広告文はPDCAが大事

リスティングの広告文はPDCAが何より大事です。
PDCAとはPlan(計画)・Do(行動)・Check(評価)・Action(改善)の略で、目標を立てて行動し、その結果を評価し改善するサイクルのことを指します。
リスティングにおいてのPDCAは、A/Bテスト・切り口の変更・検索クエリのチェックがあります。
ぜひ、PDCAを効率よくこなして、最善の結果を出していきましょう。

A/Bテスト

特定の要素を変えて、どちらが効果のある広告かを検証するのがA/Bテストの目的です。
方法として、広告のタイトルや説明文を変えてみることなどが挙げられます。
広告文のどこかを一部だけ変更した2種類の広告を同時に配信し、結果の数値が異なれば、広告文の変更部分でユーザーからの反応に差が出ているということになります。

どれも十分なデータを収集した後に結果を振り返る必要があるので、目的と対象を明確にしてから行うようにしましょう。

切り口の変更

広告文を作っていくと、似たような文章になりがちです。
数字や記号が変わっているだけ、言い回しを変更しただけでは、突出した成果は表れないでしょう。

  • 商品のアピールポイントを変える
  • 商品を使ったユーザーの別の評価を切り口にする

広告文を変更するなら、思い切って切り口を変更してみてください。
そうすることで、また新たなPDCAサイクルが生まれ、マーケティングの幅が広がっていきます。

検索クエリのチェック

検索クエリは、ユーザーが実際に検索したワードを知ることができます。
つまり、広告文が表示されたユーザーがどのような検索ワードを入力して調べているのかを把握できるため、ユーザーのニーズやその変化を理解できるようになるのです。
ニーズに合わせた広告文の変更を定期的に実施し、PDCAを回していきましょう。

ユーザーがクリックしたくなるような魅力的な広告文を作れそうですか?「やっぱり面倒臭そうだな」と思った方もいるのではないでしょうか。そんな時は、広告文を作るプロに頼ってみましょう。少額予算で広告の出稿をしたい方は、リスティング広告の導入を検討されている方へをご覧ください。

まとめ

今回は、リスティング広告文について基本的な構成からクリックされやすくするポイントまで紹介しました。
ユーザーの思考を理解しないと、いくら予算を投下しても成果はあまり期待できません。
だからこそ、リスティング広告についてしっかり把握し、効率のいい運用を目指していきましょう。

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運用実績をGoogle社から高く評価され、同社と共同セミナーを開催したり、動画取材やGoogle Partnersスタートハンドブックに掲載される。また、成功事例としてFacebook Businessにも掲載(GoogleとFacebook両社に取り上げられるのは北海道では初)。ネット広告の運用には定評があるため、是非一度お問い合わせ下さい。

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