ネットショップやインターネット上で完結するサービスは多くありますが、実際に店舗を所有している場合は、ホームページで集客をしても、最終的には実際に店舗に足を運んでもらう必要があります。
ホームページのアクセス数や、お問合せの数は増えても、なかなか客足には繋がらないということもあるでしょう。
その場合は、オンラインの集客だけではなく、オフラインでの集客も実施することでより効果が高まります。
今回は集客効果を最大化するために、これまでオンラインの集客施策を多く紹介してきましたが、オンラインと、オフラインでの集客方法にふれ、それぞれの活用方法についてご紹介します。
オンラインの集客方法はどんなものがあるか
ホームページや、メール、Facebook・Instagramなどのソーシャル・ネットワークを活用した集客方法です。
スマートフォン保有率が60代でも5割近くとなった今、ユーザーの購買行動のオンライン化が進みました。
これはBtoCだけではなくBtoBにおいてもいえることでしょう。
そしてオンラインでの集客方法は数多くあり、それぞれに特徴が異なるため、それぞれの集客方法の特徴をしっかり理解することが重要になってきます。
SEO対策
検索エンジンを活用した集客方法で、オンライン集客においても効果が見込める施策です。
これは、自社でホームページをもっていて、アナリティクスなどでアクセス解析をしている方はわかると思いますが、ホームページへの流入の大半は検索行動によるものではないでしょうか。
SEO対策はホームページへの流入数を増やす施策としてはとても有効な施策です。
また、検索という行動によってユーザーが流入してくる点をふまえると、高いモチベーションをもっており、成果に繋がりやすいといえるでしょう。
ただし、検索エンジンの動向にあわせて、サイトを改善していく必要があるほか、競合も多く、順位向上には時間を要する施策でもあります。
リスティング広告
検索エンジンを活用した集客としては、SEO対策に近いのですが、SEOと違い、検索キーワードにあわせて広告枠に表示されるという点が大きな違いです。
検索行動によってユーザーが流入してくるという意味では、成果に繋がりやすいという点でSEOと同様です。
ただ、リスティング広告の場合は、広告文をクリックされた時だけに広告費用が発生するので、費用対効果が出やすい施策です。
配信する地域や、スマートフォン、パソコンなどの端末、時間なども細かく設定できますので、同じ予算でもパソコンへの配信を効果の度合いによって止めて、スマートフォンへの配信へ注力したりなども可能です。
SNS
Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeなどを活用した集客です。
それぞれアカウント開設して、TwitterやFacebookであれば、画像で雰囲気を伝えたりなどの使い方があります。
基本的には無料で開設できますので、ホームページと異なり、始めるにもさほど時間がかかりません。
始めやすいといっても、ただ情報を配信するだけというよりも、それぞれのSNSの特徴を活かして配信するのがいいでしょう。
特にFacebookは住所や年齢、趣味思考などのターゲティング精度が高く、リアルにつながっているユーザー同士であることが多くいため、一人のユーザーに拡散された場合に、その内容も見てもらいやすくなります。
https://www.onecruise.co.jp/degiodegiko/use-sns-to-attract-more-customers/
SNS広告
TwitterやFacebook、Instagramなど、それぞれのSNSに広告を配信して集客を実施する施策です。
先に記載した通り、ターゲティングの精度が高いので、利用者像が明確であればあるほど、「30代の女性」「既婚」「札幌市在住」など、ターゲットを絞って広告を配信することができ、より効率的に、情報を伝えることができます。
女性向けであればInstagram、若年層であればTwitterなど、利用者像にあわせてSNSを選ぶとより効果が高まるでしょう。
メルマガ
ユーザーに対して一斉に配信されるメールで、「メールマガジン」の略です。
無料で発行することもできるので、ユーザーにむけて一斉に商品やサービス宣伝が可能です。
スマートフォンの利用率の高まりに合わせて、食事中や休憩時間、通勤時間などメルマガを読むタイミングが、以前はパソコンの前でしたが、いつでも見れる時代になりました。
実際にメールマガジンをみて、店頭に足を運ぶというケースもあり、実際に店頭へ集客させるきっかけにもなる施策です。
では、続いてオフラインの集客方法についてご紹介していきます。
オフラインの集客方法はどんなものがあるか
オンラインと違い、インターネットを使用しない集客です。紙媒体を使った集客が一般的ですが、それ以外もオフラインでの集客方法はさまざまありますので、ご紹介していきます。
チラシ(折込広告・ポスティング)
チラシ、いわゆる紙媒体のメリットは手にとってじっくり見れるという点で、気になった広告は繰り返し見られます。
チラシにもいろいろ種類があり、新聞の折込広告や、マンションや戸建住宅に配布するポスティング、それ以外にも店頭でチラシを配布しての呼び込みなどがあります。
店頭以外でも、店の中に置いてあったり、会計の際に手渡ししたりと、紙媒体の使用方法は様々です。
メリットもそれぞれあり、比較的距離があったり、また認知度が低い場合などは折込広告やポスティングが有効とされ、特に折込広告は、新聞の銘柄や配布エリアなどを選べることからターゲットを絞った集客効果もはかれます。
逆に、店の近くを歩いている人などすぐ近くの人や、既存のお客様に、キャンペーンの存在を知らせたり、アップセル・クロスセルを促すのであれば、店頭でのチラシ配布や、お店の中に置いておいたり、会計時に渡すなどが効果的でしょう。
看板・ポスター
看板やポスターは人の目に触れなければせっかくの商品やサービス、キャンペーンの意味がありません。
以前展示会の集客でも触れましたが、右から左から、そして向かいからなど、いろいろな角度からお客様は往来します。
もし看板が正面から見た場合でしか視認できないと、集客効果も軽減されてしまうでしょう。
https://www.onecruise.co.jp/degiodegiko/attract-customers-at-exhibitions/
また、注意を引くような色や形、キャッチフレーズなどで来店動機につながるような看板にしたり、さらにお店の前にはポスターを貼り、より詳細なメッセージを伝えることで集客効果も期待できます。
オンライン、オフラインといくつか手法を紹介しましたが、それでも集客が上手くいかない!というケースもあると思います。
次に集客が上手くいかない原因について、ご紹介します。
集客が上手くいかない原因
商品やサービスに自身がある!という方は多いと思いますが、主にうまくいかない原因は以下の2つです
- オンライン・オフライン問わず広告媒体を間違えている
- 広告そのものの質が悪い
この2つについて説明していきますと、
1.オンライン・オフライン問わず広告媒体を間違えている
オンライン・オフライン問わず商品やサービスに適切な媒体というものがあります。
これはターゲティングに密接に関わりがあり、オンラインであれば、シニア層向けの商品のPRを、若年層が中心となっているTwitterで配信しても集客効果の最大化をはかるのは難しいでしょう。
オフラインでも、若年層向けの商品を新聞折り込みチラシでPRしても、購読年齢の大半が50歳以上という新聞ではあまり効果は期待できないですよね。
広告のそのものの質が悪い
最適な媒体も広告の質によってその効果はかわります。
広告の質が悪い例としては、多くの商品を紹介しようとした結果、何を言いたいのか明確になってないケースです。
オフラインのチラシであればいいかもしれないですが、チラシでも主力の商品は大きく扱います。
またキャッチコピーや特典が弱いと、反応も当然のことながら反応が悪くなるので、強み・売りは何かを明確にして、お客様に刺さる言葉をしっかり考えていく必要があります。
では最後に、実際に集客がうまくいった事例をご紹介します。
ローカル特有の集客事例
実店舗への集客として、インタビューにも掲載しておりますが、スタジオ・アン様の集客をお手伝いさせて頂きました。
もともとスタジオ・アン様はオフラインでの集客を実施しておりましたが、オンラインでの集客もご縁があり、弊社で運用する運びとなり、現在も運用を続けさせて頂いております。
オンライン広告として、リスティング広告をはじめとし、GDN(バナー広告)とSNS広告を実施、ターゲティングをしっかりと定め、そして広告も訴求にこだわった結果、2018年の10月には過去最高の申し込みを獲得するに至りました。
オンライン、オフラインの良さはそれぞれですが、最適な媒体とターゲティング、そして広告の質が結果に繋がった例だと思います。
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