LINE(運用)

LINE公式アカウントの「LINEで予約」を徹底解説!活用法とおすすめの連携サービス

LINEに予約機能があることをご存じですか?

LINE公式アカウントを使用している飲食店は「LINEで予約」により、LINE上で予約を受け付けることができます。

本記事では、無料で使える予約サービスを中心に、連携できるサービスや予約フォームの作り方を紹介します。

LINE公式アカウントでの予約のメリット

LINE公式アカウントを使った予約機能「LINEで予約」にはさまざまなメリットがあります。

予約を受ける側とユーザー側のそれぞれのメリットを見ていきましょう。

予約を受ける側のメリット(店舗側)

「LINEで予約」のメリットには、主に「業務効率化」と「トラブル防止」があります。

  • スタッフのミスが減少
  • 予約受付業務の効率化
  • ネット予約サイトや社員教育にかかるコストの削減
  • 電話予約を避ける層を顧客化

まず「LINEで予約」は、飲食店の業務効率化につながります。

電話予約で頻繁に起きていた予約時間や人数の聞き間違いなどのスタッフのミスが減り、予約受付やキャンセル受付などの電話対応も不要になります。

これにより、電話対応に関するスタッフへの教育も必要なくなり、スタッフが店舗業務に集中できるのです。

また、トラブル防止にも効果的です。

店舗営業では、電話対応の遅れや予約ミスで顧客からクレームが入ることがあります。

「LINEで予約」では予約の履歴を全スタッフで共有できるため、予約に関するトラブルを未然に防ぐことができます。

スムーズな予約は、スタッフの働きやすさを改善すると同時に、店舗営業の利益にも直結するのです。

ネット予約の導入は、主に電話が苦手な若い世代の集客にも効果的です。

ユーザー側(顧客側)

「LINEで予約」は、ユーザーにも様々なメリットがあります。

  • サイトを調べて電話するなどの手間が軽減
  • 空き状況の確認が容易
  • 電話が不要

ユーザーにとって、予約の手間はできる限り減らしたいものです。

実際に、株式会社ソフツーが行った「電話業務に関する実態調査」では電話は効率とコストパフォーマンスが悪く、苦手意識がある人が多いことが分かっています。

調査では、以下の4点が明らかになりました(サイトより引用)。

  1. 全体の約6割、20代~30代の7割以上が電話に苦手意識を感じていると回答
  2. 電話業務について、約半数が「集中力が途切れ業務効率が悪い」と回答
  3. 全体の電話を取る回数平均は一日7.4回、最も多い50代では平均12.7回
  4. ベテラン世代は電話業務で一人あたり平均年間18万7200円分の時間を使用

上記の結果を考えると、店舗がよりシンプルな予約システムを導入することは大きなメリットがあります。

「LINEで予約」では空き状況も確認できるため、空席状況を電話で確認する必要もありません。

思い立ったらその場で予約ができるため、予約へのハードルが大きく下がり、予約数は格段に変わるでしょう。

無料でLINE公式アカウントの予約管理をする方法

LINE公式アカウントと連携できる「LINEで予約」を活用する

LINE公式アカウントと予約サービスを連携させると、「LINEで予約」を使えるようになります。

ただし、対象は飲食店に限定されます。

連携できる予約サービス会社は以下の通りです。連携方法は各会社によって異なります。

  • idea;record
  • ebisol
  • ぐるなび
  • LINEヤフー
  • USEN Media
  • Retty

上記の予約サービスに登録した後、「LINEで予約」を設定します。

すでに予約サービスに登録している場合は、「問い合わせ」から連携について連絡しましょう。

完了すると、以下の画像の赤で囲った「通知」に連絡が入ります。

画像はLINEヤフー for Business「LINEで予約」より引用

「LINEで予約」を設定したら後、以下の方法で予約受付を開始しましょう。

  1. 予約フォームを「友だち」全員に一斉送信する
  2. リッチメニューに予約フォームを設定する
  3. 予約に関するメッセージを送った「友だち」に予約フォームを送信する
  4. LINE公式アカウントの「プロフィール」に予約ボタンを設置する

予約フォームを「友だち」全員に一斉送信する

この方法は、予約フォームの存在を伝えるために一番シンプルな方法です。

予約フォームを伝えるメッセージタイプには、以下の3つがあります。

  • メッセージ配信
  • あいさつメッセージ
  • 応答メッセージ

メッセージ配信をすると、以下の画像のようにリンクが送られます。

画像はLINEヤフー for Business「LINEで予約」より引用

リッチメニューに予約フォームを設定する

LINE公式アカウントでは、予約フォームをリッチメニューに設置できます。

トーク画面を開くだけで予約フォームに誘導できるため、常時予約フォームをアピールできます。

リッチメニューに予約フォームを設置すると、以下のようになります。

画像はLINEヤフー for Business「LINEで予約」より引用

予約に関するメッセージを送った「友だち」に予約フォームを送信する

自動応答メッセージに「予約」という単語を登録し、返信として予約フォームを設定すると、予約に関するメッセージを送った「友だち」だけに予約フォームを送ることが可能です。

自動応答メッセージに登録しない場合は、手動で予約フォームを送ることもできます。

特定のユーザーのみに予約フォームを送る場合、以下のようになります。

画像はLINEヤフー for Business「LINEで予約」より引用

LINE公式アカウントの「プロフィール」に予約ボタンを設置する

LINE公式アカウントの「プロフィール」に予約ボタンを設置することで、「友だち」登録をしたばかりのユーザーにもアピールできます。

予約ボタンを設置すると、以下の画像のようになります。

画像はLINEヤフー for Business「LINEで予約」より引用

「LINEで予約」は飲食店のみが使用できるサービスです。

それ以外の業種で予約サービスを提供したい場合は、下記の方法で無料の予約管理ができます。

チャットで予約対応を行う

「友だち」からの予約に関するメッセージを「チャット」で受け付けることもできます。

個別にメッセージを送ることで、電話で話すように個別の予約対応が可能です。

返信できるタイミングで対応すれば良いため、電話のように急に対応する必要もなく、作業を中断する必要もありません。

チャットで予約を受け付けることで履歴も残るため、予約内容の確認も簡単になり、電話対応より便利です。

この方法はエステサロンや美容院、パーソナルトレーニングなど、個別予約が必要で予約数が少ない小規模ビジネスに向いています。

複数スタッフでLINE公式アカウントの返信を行う場合は、チャットの内容を統一することが大切です。

返信のルールなどを定め、「友だち」が混乱しないようにしましょう。

リッチメニューから別の予約システムに遷移させる

リッチメニューに予約フォームを設け、URLに別の予約サイトを登録する方法もあります。

この方法ではLINE公式アカウントの連携は必要ありませんが、以下のような別サービスで予約を管理することになります。

それぞれ提供する内容が異なるため、自分に合ったツールを検討しましょう。

無料で使えるツールですが、有料のプランにすることで予約できる項目や期間などが変わります。

有料予約システムを導入する際の選び方と種類

予約管理に特化したシステムを使う

店舗運営に関係なく予約管理だけを改善したい場合は、予約に特化したシステムを選びましょう。

予約に特化したシステムは、予約客へのリマインド配信や、予約メニューの登録など、予約周りの様々な機能を提供しています。

LINE予約に特化したシステムとして、「ポチコ」と「Ripitte(リピッテ)」があります。

ポチコリピッテ
初期費用(税抜)0円9,800円
月額利用料(税抜)3,000円個人利用2,000円
店舗利用8,000円
予約枠数1,000無制限(月間)
登録顧客件数無制限無制限
予約メニュー数10最大200
予約受付期間無制限無制限
複数人での管理「店舗利用」のみ可
問い合わせ・サポートメール電話
メール
ポチコとリピッテの比較

どちらも約30日間無料で試せるため、まずは使い心地を確かめると良いでしょう。(2024年8月現在)。

ポチコ

追加費用無しで、月額利用料だけで使える予約ツールです。

複数人でLINE公式アカウントを使用し、店舗の人数が多い場合はポチコがおすすめです。

リマインド配信やチャット機能があります。

機能の詳細については、ポチコ公式サイトをご覧ください。

リピッテ

フリーランスや1人運営の店舗の場合は、ポチコよりもリピッテの「個人利用」プランがおすすめです。

リピッテは費用を支払うことで、カルテ機能やホームページ作成を追加できます。

機能の詳細については、リピッテ公式サイトの「機能一覧」をご覧ください。

マーケティングに特化した「予約管理もできる」システムを使う

予約システムだけではなく、友だちの属性や反応に合わせた「セグメント配信」や「顧客管理」も行いたい場合は、マーケティングに特化したシステムがおすすめです。

おすすめのツールは、「Lステップ」と「Liny」です。

【集客にも有利な多機能型システム】

  • Lステップ
  • Liny

Lステップ

Lステップは、集客にも予約にも役立つマーケティングシステムです。

新規登録することで、初月は無料で使い心地を確かめられます(2024年8月現在)。

Lステップには3つのプランがあり、いずれも初期費用は無料です。

月間配信数が50,001通以上の場合には「大量送信プラン」が用意されています。

スタートプランスタンダードプランプロプラン
月額(税込)5,000円21,780円32,780円
月間配信数~5,000通~30,000通~50,000通
機能基本機能スタートプラン+リッチメニューURLクイック測定サイトスクリプトLメニュープラススタンダードプラン+アクション管理クロス分析流入経路分析スタッフ権限設定ファネル分析
サポート基本サポート基本サポート+スポットコンサル(毎月1回無料)基本サポート+スポットコンサル(毎月1回無料)
Lステップの料金比較

詳しい情報はLステップ公式サイトよりご確認ください。

Liny

Linyは「LINEの運用効果を最大化するマーケティングツール」です。

属性を自動で収集・管理する機能があり、「友だち」ごとに合った配信をサポートします。

Linyがサポートする内容は以下の通りです。

  • 管理
  • 配信・アプローチ
  • 分析
  • 便利機能

詳しい情報はLiny公式サイトよりご確認ください。

Linyには無料期間がありません。管理画面や機能をデモアカウントで試すことは可能です。費用については問い合わせる必要があります。

まとめ

「LINEで予約」はLINE公式アカウント上で予約が取れる機能です。

飲食店に限り使える機能で、特定の予約サービス会社に登録することで、連携できるようになります。

有料システムを検討する場合は、予約管理だけか、顧客管理やマーケティングも改善したいか、必要なサポートを見極めて導入しましょう。

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