連絡ツールとして欠かせない存在のLINEですが、最近は連絡目的だけでなくサービスの集客やお問い合わせの増加にLINEを活用する事業者が増えてきています。
中でも、効果的に集客を促す方法として「LINEクーポン(抽選)」という機能があることをご存じですか?
お得なクーポンをLINE上で配信することができ、友だち登録してくれているユーザーにサービスの利用や商品の購入を促すことができる、とても便利な機能です!
本記事では、LINEクーポン(抽選)について解説していきますので、ぜひ集客施策として活用してみてください。
LINE公式の『クーポン機能』とは
LINEクーポンとは、友だち追加してくれたユーザーに対して商品の購入やサービスを利用する際に使用できるデジタルクーポンを配信できる機能です。
発行するクーポンの内容は、「10%オフ」や「ドリンク1杯無料」など、自由に設定が可能です。
紙のクーポンと同じような使い方をしますが、「シェア機能」で拡散されやすかったり効果測定ができるなど、デジタルクーポンならではの特徴もあります。
LINE公式のクーポン機能を使用する条件と種類
LINE公式アカウントには以下のような料金プランがありますが、LINEクーポン(抽選)機能はどのプランでも利用することができます。
クーポンのタイプは全部で5種類あり、それぞれヘッダー部分の色が異なります。
- キャッシュバッククーポン(オレンジ)
- 無料クーポン(ピンク)
- 割引クーポン(緑)
- プレゼントクーポン(青)
- その他クーポン(紫)
これらは「クーポンタイプ」という項目から選択することができ、特に機能が異なるわけではありません。
LINE公式のクーポン機能を使用するメリット
集客に活用できる
クーポンを配布することにより「お得に買い物がしたい!」「お得にサービスを受けたい!」というユーザーの気持ちを刺激することができます。
特に買う予定がなかったとしても、クーポンがあることによって「お得になるなら買ってもいいな」と思うユーザーは多くいるため、来店やサービスの利用を増加することにつながりやすくなります。
ブロックを防ぐことができる
友だち追加をしても、配信の内容に興味がなかったりしばらく配信されなかったりするとブロックされるケースがたくさんあります。
ですが、お得なクーポンを定期的に配信することにより、ユーザーに「ブロックしないことでメリットがある」と感じてもらえるため、ブロックされにくくなるといえます。
データ分析ができる
分析機能を使うことで、クーポンごとの開封者数(ユニークユーザー)や獲得ユーザーが確認できます。
詳細は 6.クーポンの分析 で詳しく説明します。
クーポン(抽選)の作成方法
①クーポン(抽選)の新規作成
クーポンメニューを選択し、「作成」をクリックします。
下書き保存
作成したクーポンを下書き保存できます。
下書き保存されたクーポンは下書きタブの「下書き」タブに保存されます。
削除・編集が可能です。
保存
作成したクーポンの保存が可能です。
保存されたクーポンはクーポンリストから確認できます。
一度保存したクーポンは削除・編集が不可になりますのでご注意ください!!
クーポン名
トークルーム内の吹き出しなどに表示されます。
有効期間
クーポンの有効期間を設定します。トークルーム内の吹き出しに表示されます。
写真
10MBまでの画像をアップロードできますが、1MBを推奨しています。
詳細画面ではユーザー端末の解像度にあわせ、横軸を基準に自動でリサイズされますので、一般的なスマートフォン解像度にあわせて制作できます。
配信・投稿時のサムネイルでは短辺を基準に正方形にトリミングして表示されます。
利用ガイド
クーポンの利用方法を設定できます。
設定した内容はクーポン獲得・使用前後に関わらず表示されます。
抽選クーポンの場合においても抽選前や抽選後の画面(当選及びハズレ画面)にも表示されます。
②クーポンに関する詳細設定
ここで「抽選」の設定も可能です!完了後は、「保存」をクリックします。
抽選
- 「使用する」にチェックを入れます。
- 当選確率は、【1%〜99%】の間で設定します。
- 当選者数の上限を設けたい場合は、人数を入力します。
- これで抽選の設定はOKです。
友だちが抽選にチャレンジした際、抽選確率に合わせて、当たりが出て、クーポンが自動配信されます。
抽選は以下のようにゲーム要素が強く、ユーザーが楽しみながら参加してもらうことのできる機能になっています。
ヤフーサービスへの掲載
公開設定を登録します。デフォルトは「公開しない」になっています。
掲載しない→友だちのみにクーポンを配信できます。メッセージでクーポンを送信してください。
掲載する→クーポンがヤフーの関連サービス(LINE公式アカウント一覧ページ・LINEクーポン・LINE PLACE・プロフィール・LINEで予約)に掲載され、すべてのユーザーが見ることができます。
※抽選クーポンは、設定を「掲載する」としていてもLINE関連サービスには掲載されません。
※未認証アカウントが発行するクーポンは、設定を「掲載する」としていてもLINE関連サービスには掲載されません。
※認証済アカウントの場合、アカウント設定>情報の公開>検索結果とおすすめに表示 において、「表示」と設定している場合のみ、設定を「掲載する」とすればLINE関連サービスに掲載されます (抽選クーポンを除く)。
※一部対象外の業種もあります。
※獲得済みクーポンは、上記掲載条件にかかわらず LINEクーポン>お気に入りタブ に表示されます。
使用可能回数
使用回数を設定します。
※使用可能回数を「上限なし」に設定した場合でも「クーポンを使用する」ボタンが表示されるようになりますが、「使用済みにする」ボタンにしても繰り返し利用可能です。
クーポンコード
任意のクーポンコードやバーコードの表示、または非表示が選択可能です。
バーコード設定では、バーコードやQRコードを画像形式でクーポン画像とは別にアップロードできます。
※ファイル形式:JPG、JPEG、PNG(ファイルサイズ:3MB以下)
クーポンタイプ
クーポンの種類を選択します。5種類の中からお選びいただけます。
「割引」「キャッシュバック」の場合は割合や金額の設定が可能です。
保存されたクーポンはリストで表示され、リストの「・・・」をクリックするとクーポンのコピーやシェアが可能です。
保存されたクーポンの編集・削除はできません。
クーポン配信にベストなタイミング
①友だち追加時
友だち追加してもらったタイミングでクーポンを配信すると、商品やサービスの購入促進につながります。
例)友だち追加で〇%OFFクーポン!
②アンケート
アンケートに回答してくれたお礼にクーポンを配布するのも効果的です。
回答するメリットがあることで、答えてもらいやすくなります。
例)アンケートに答えて〇%OFFクーポン!
③新商品発売やイベント時
新商品の発売やイベント・キャンペーンに合わせたクーポンを配布することで、新しい商品を試してみようという意欲が上がったり、イベントやキャンペーンの集客の手助けになるでしょう。
また、定期的に配信することで「友だちで居続けるメリット」を感じてもらえるので、ブロック回避にもつながります。
クーポンの分析
クーポンごとの開封者数(ユニークユーザー)や獲得ユーザーが確認できます。
引用:https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/insight_coupon/
経路(path)
クーポンの開かれた経路(流入元)を表示します。
※クーポン経路が「不明」の場合は、以下の場合があります。(全体公開)
- クーポンシェア設定から発行したパラメータがないURL
- 公式アカウント一覧
- ユーザー間の共有
ページビュー(pageViews)
クーポンが表示された回数を表示します。
抽選クーポンの場合は、当選したユーザーがクーポンを表示した回数がカウントされます。
ユニークユーザー(uniqueUser)
クーポンを表示したユーザーの数を表示します。
抽選クーポンの場合は、当選したユーザーのうちクーポンを表示したユーザー数がカウントされます。
獲得ユーザー(couponHolders)
クーポンを獲得したユーザーの数を表示します。
使用ユーザー(users)
クーポンを使用済みにしたユーザーの数を表示します。
※公開中のクーポンの使用可能回数を変更すると、正しく集計されない可能性があります。
※何回でも使用可能なクーポンの場合は2024年2月28日から集計されています。
使用回数(numberOfUses)
クーポンを使用済みにした回数です。
※何回でも使用可能なクーポンの場合は2024年2月28日から集計されています。
※ページビュー、ユニークユーザー、獲得ユーザー、使用ユーザー、使用回数は、ユーザーの利用環境の都合で重複してカウントされる場合があります。
※いずれも前日までの数値が翌日に反映されるため、確認時の数値は前日のものです。
※また、クーポンの開封経路が以下以外の場合、19以下の数値は表示されません。
- LINE VOOM
- 応答メッセージ
- あいさつメッセージ
- リッチメニュー
- LINE Beacon
- 不明
※抽選については、毎回クーポンを開いたユーザーごとに行われます。
まとめ
今回は、LINE クーポン(抽選)について解説しました。
LINEのクーポンは無料で簡単に作れてすぐに配信できる、非常にメリットの大きい機能と言えます。
このようなデジタルクーポンは、紙と違って持ち運ばなくていいのでユーザーにとってもメリットがありますね!
クーポン作りをする際はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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