広告であろうがSEOであろうが、最後に行きつくのはランディングページです。一口にLP製作と言っても、分からないことが多くなかなか制作に踏み込めないといった場合もあるでしょう。今回は、そんな方のために、LP製作のポイントをご紹介致します。
ランディングページ
ランディングページ(以下LP)とは、広告経由で流入したユーザーをゴール(商品購入・会員登録等)へ誘導するためのページです。
主に本体サイトとは違い、”1枚モノ”のウェブページを指します。
特定のターゲットをゴールに導くことに特化したページですので、ポイントさえ押さえれば、WEBマーケティングの成果を確実に上げてくれます。
広告との関連性・整合性
LPの構成は、集客元であるネット広告との整合性が重要です。主な集客元となりうるリスティング広告との関連性を考えてみましょう。
ユーザーは目的のキーワードで検索した際に、表示された広告文を見て自分のニーズと合致すると判断したからページにやってきたわけです。
言い方は悪いですが「見出しで釣る」様な方法を取ったとしても、ユーザーの意図(≒検索クエリ)に合致しない内容のLPであればユーザーは即離脱してしまいます。
本来の目的は流入の増加ではないはずです。ユーザーを最終的なゴールへと導くためには広告との関連性・整合性をしっかりとる必要があります。
ユーザを誘導する要素を散りばめる
広告との整合性も重要ですが、ユーザーがページに流入したあとの行動も重要です。
一般的にはウェブページでは下に行けば行くほど、コンテンツに対するユーザーの熱量は低くなり、ページを離脱します。
つまりユーザーをゴールへと誘導するためには、コンテンツを読み進めるにつれて、興味関心が大きくなるように(最低でも持続するように)設計しなければなりません。
最近ではLP製作を専門とする制作会社も増えています。デザインだけでなく、「売るため」の設計ができる制作会社は引き合いがたくさんあり、数か月待ちということもザラです。
ランディングページ専用ツール
無料で使えるLP作成の専用のツールがあります。
業種や商品に応じたテンプレートが用意されており、初心者でも一定の成果を担保できるLPを作成できます。
作成前の準備
ボリュームゾーンの特定
ターゲット選定に際しては、どのようなキーワードで検索・流入するユーザーが多いのかを確認します。
リスティング広告に出稿するとした場合、
- ターゲットとするキーワードの市場ボリューム
- 流入の多いキーワード
の上記2点を確認しておきましょう。
訴求軸の設定
ボリュームゾーンを把握したところで、ターゲットと訴求軸を決めます。
流入の多いキーワードを見ることによって具体的なユーザー像がイメージできるようになるはずです。
競合との違いや自社の強みなどを考慮した上でターゲットを選定し、訴求軸を固めましょう。
ファーストビュー
LPではファーストビューがとても重要です。ファーストビューとは、ユーザーがアクセスした際、最初に目に飛び込んでくる範囲を言います。流入してきたユーザがLPを読み進めるか否かの分かれ目は、このファーストビューに大きく左右されます。
ファーストビューに盛り込むべき要素
キャッチコピー
ターゲットが探している情報を織り交ぜて、興味を引くことができます。
ポイント
- ターゲットの『ニーズの核』となる関心事について記載する
- 文字を大きく
- 左側に寄せる
- 短く簡潔に
キービジュアル
まず最初に目に入るメインビジュアルは、ユーザの気を引く重要な要素です。
ポイント
- キャッチコピーと整合性のあるものを選ぶ
- 画像より写真を使う
権威付け
権威付けとなる要素があるのであれば、是非ファーストビューに記載しましょう。
会員数〇〇万人/ランキングNo.1/1〇〇年の実績/満足度90%といった数値で示せるパフォーマンス、他にはメディアへの掲載実績などです。
ポイント
- 具体的な数字で実績を示す
- 知名度の高いロゴを載せる
ユーザーベネフィット
商品説明ではターゲットを振り向かせることは出来ません。ユーザにとってのイメージしやすいベネフィットを提示してあげることが重要です。「ユーザーにとっての利益」とは、「自分たちが訴求したいこと」ではなく、あくまでユーザに「自分にとってお得」と感じる情報の事です。
利用者の声
これまで述べたようなコンテンツによって、ユーザーはだんだん購買意欲が高まってきているはずです。そこでもう一つユーザーの背中を押してあげる仕掛けが必要です。それが第三者の「口コミ」です。
ポイント
- 利用者の実写真の掲載
- 名前/年齢/居住地 など本人に関する情報の掲載
- 口コミの中で一番印象深い言葉を見出しとして盛り込む
実写真が難しければ、イメージ画像。実名が難しければ、イニシャルやニックネーム。といったように、よりリアリティの演出する工夫が重要です。
ゴールへのフロー
ECであれば配送までの期間、リード系や資料申込であればユーザー自身が用意しておくものなど、ユーザーへ今後の行動をイメージさせる表現があると、安心感につながります。
ポイント
- 工程がいくつあるのかすぐ分かるような図を用いる
- 誰が何をするのか明記する
- 各工程がどれほどの時間かかるのか明記する
よくあるご質問
上記のコンテンツで解消しきれなかった不安や疑問点は、FAQ(よくあるご質問)で解決してあげましょう。
ポイント
- 不安や疑問に対して明確に回答する
- 実際によく寄せられるであろう質問事項を記載する
- 質問に対しての回答でプラスの印象を与える
まとめ
一口にLPと言ってもこれだけたくさんの要素があります。自社商品とターゲット・訴求軸をよく見極め、構築していくことが重要です。
紙であれば刷ってしまうと後戻り出来ませんが、LPはいつでも何度でも編集することが出来ます。一発で正解を出そうと意気込むのではなく、売れ行きや流入キーワードを見ながら戦略やコンテンツの細部を柔軟に変更していくことが重要です。
そういった意味では、制作会社とのコミュニケーションが一番重要といっても過言ではありません。製作会社に伝えるためにも、まずはこの記事で方向性や戦略を整理してみてはいかがでしょうか。
それでは!
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