こんにちはケントです!
今回は先日の社員研修でFB社が特別に開催してくれた㊙︎テクニック勉強会の内容を特別に公開いたします!
勉強会を行ってくれたFB社さんには感謝しかありません。ありがとうございます!
勉強会の内容は『獲得CV数アップに向けたアカウントの最適化の方法』です。
3つの最適化テクニックを教えていただきましたので、是非皆さんのアカウントにも反映してみてください!
㊙︎テクニック1.
良質なデータを確保する
現代のWEB広告はアカウントを最適化させることを重要視しております。アカウントが最適化させることにより、データの分析がスムーズに行われ、CV数を最大化させることができます。
そして、最適化を行うには良質なデータの収集が必要不可欠です。
良質なデータ収集のためには3つのルールに従って広告を作成していくことをFB社は推奨しています。
①広告セットは必要最小限にする。
こちらは実践している方も多いと思いますが、広告セットは最小限にまとめる必要があります。
FB広告のデータ蓄積は広告セット単位で行なわれていますので、無駄に広告セットを分けてしまうとデータの蓄積が分散されてしまいます。
広告セットは最小限にまとめ、データの蓄積させていくことが大切です。
また、最適化には1日15件のCVが必要ですので、広告セットを分け過ぎるとCV数が足りず最適化がかからないという理由もあります。
以上のことから、広告セットは最小限にする必要があります。
配信面ごとに広告セットを分けている方や、性別ごとに広告セットを分けている方はいますぐに広告セットをまとめてください!
②配信面はできるだけ多くする
クライアントの意向などによって配信面をFBだけ、またはIGのみによる配信を行っている方が多くいますが、最適化の面から考えますと効果的ではありません。
質の高い情報を集め、最適なターゲットを見極めても配信面が少ないと、最適なターゲットに広告を配信する機会が極端に少なくなってしまいます。
上記の画像のように複数面に広告を配信することでCPAが下がる傾向にもあります。
さらに、FB社の調査によれば、複数面に出すことでCPMも下がる傾向にあるという結果が出ています。
③オーディエンスの重複を避ける
先ほど広告セットは少ない方が良いと書きましたが、実際に広告セットを1つのみで配信している事は殆どないかと思います。
リマーケティング配信や、ターゲティングを変えたものなど、広告セットをいくつか作成しているかと思います。
複数配信は問題ないのですが、多くの方が「オーディエンスの除外」をかけていないのではないかと思います。
FB広告は広告セットごとに入札が行われていますのでターゲティングが被っていると、同じ広告主だとしても競合とみなされ、入札が不利になってしまいます。
同じ広告の中でも競合としてみなされないように除外設定をかけていく必要があります。
除外をかける事で競合とみなされず無駄のない配信を行う事ができます。
上記の3つを守って作成すれば、質の良いデータを無駄なく収集する事ができます!
皆さんのアカウントも今一度見直してみてください!
㊙︎テクニック2.
ピクセル、SDKを設定して5つの階層を計測する
広告配信の際に、いくつかのタグを設置しているかと思いますが、多くの方はページ閲覧と購入(CV)の2階層しか測定していません。
ですが、実際のユーザーはページ閲覧から購入までの間に多くの行動を行っています。
ページ閲覧、購入だけではなく、複数のシグナル計測を行う事でより詳細なユーザーデータを収集する事ができます。
FB社のオススメは「ページ閲覧」「サイト内検索結果」「商品閲覧」「支払い画面到達」「購入」の5段階です。つまりファネルの全階層をもれなく計測する事を推奨しています。
全ての階層を計測する事で、自動的に質の高いユーザーに対して広告配信を行ってくれるようになります。
こちらは標準イベントを設定するだけで、自動的に情報を収集し、最適化を行ってくれますので、アカウント画面で何か設定をする必要はありません!とても便利ですね!
「タグを何個も設定するのがめんどくさい」という方はカスタムオーディエンスを作成するだけでも効果があるそうですので、ぜひ作成してみてください。
※標準イベントの方がより効果的ですので、余裕があれば標準イベントで設定してください!
全ての階層を計測していればサイト改修のヒントにも役立ちますので、ぜひこちらも役立ててみて下さい。
例)商品閲覧画面から支払い到達画面までの離脱率が目立つので商品到達画面のサイト改修を行う。など
㊙︎テクニック3.
アドバンスドマッチングでFBの成果を明確にする
アドバンスドマッチングとはFBにログインしていない状態でも、広告主のWEBサイトにある、入力フォームなどに入力した情報(年齢、性別、住所、電話番号など)からFBのデータベースをマッチングできるようになります。
つまり、アドバンスドマッチングを設定することにより、今まで計測できなかたFBの成果(CV)も計測できるようになります。
今までは、使っているデバイスがFBにログインしていなければ、そのCVが広告の成果であったとしても成果として計測できませんでした。しかし、アドバンスドマッチングを設定していれば入力フォームのデータ(性別、住所、年齢など)からユーザーのマッチングを行い、FBアカウントと紐づけることでCVを正確に計測できるようになります。
FB社によれば、これにより広告の成果が10%増えるとのことです!設定するだけで計測するCV数が増えますので可能な限り設定して下さい!
アドバンスドマッチングには「詳細マッチング」と「自動詳細マッチング」2パターンあります。
詳細マッチング
こちらはユーザーの情報を埋め込んだピクセルから収集する方法です。こちらはピクセルを埋め込む必要があるのでちょっと大変です。
めんどくさい!という方は自動詳細マッチングを行ってください。
詳細マッチングの方が自動詳細マッチングよりも、詳しいデータを取ることができますので、自動詳細マッチングは、サイトの構造によってはマッチング率が下がってしまいます(計測CV数が減ってしまいます)
自動詳細マッチング
こちらは詳細マッチングのように面倒くさい設定はなく、設定画面内のトグルをオンにするだけで設定完了になります。
こちらは簡単に設定できます。が、詳細マッチングの方が詳細なデータを取ることができます。
FB社はその両方を設定することを推奨していますので可能であれば「詳細マッチングと」「自動詳細マッチング」の両方を設定して下さい。
自動詳細マッチングが使えない業種
自動詳細マッチングにはデータを収集できない業種がいくつかあります。
例)銀行・保険・金融・クレジットカードローンなど
こちらは詳細マッチングでデータを取得する必要があります。
まとめ
FB社推薦のお勧め設定を3つご紹介しました。全て何か難しい技術が必要なものでもなく、全てのアカウントで実行可能なものですので、皆さんの広告アカウントで是非試してみて下さい!
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