個人や友人同士で楽しむことはもちろん、企業の認知拡大や売上増加に効果的なInstagram(インスタグラム・以下インスタ)。より多くの方に見てもらうため、キャプションやハッシュタグの文言に気合いを入れているという方も多いのではないでしょうか。
しかし中には、「インスタの文字数ってどれくらいがいいの?」「情報をたくさん入れたいのに、文字数が足りない…」という疑問や悩みを抱えている方も少なくないと思います。インスタを効果的に運用するためには、上限文字数や好ましい文字数を把握しておくことが重要です。
そこで今回は、インスタにおける文字数制限に関して詳しく紹介しています。文字数が足りないときの対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
※2022年11月時点の情報です。インスタの仕様変更により、上限文字数が変わる可能性もあります。
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インスタの文字数制限
インスタには投稿のキャプションやハッシュタグのほか、ストーリーズやDM、プロフィールなどそれぞれ異なる上限文字数が定められています。
ちなみに、他のSNSでは大文字なのか小文字なのかによってカウント数が異なるケースがありますが、インスタはそうではありません。半角・全角問わず1文字としてカウントされるため、数える際には注意しましょう。
キャプション
キャプションとは、フィード投稿の写真や動画の下に表示される説明文のことで、投稿写真の説明・補足に使われます。インスタのキャプションの上限文字数は2,200文字となっており、これを超えると入力できません。
また、フィードではキャプションの文字がすべて表示されるわけではなく、最初の30〜40文字以外は「続きを読む」をタップしないと読めない仕様になっています。ハッシュタグやハッシュタグ間のスペースも文字数も含まれるため、考慮した上でキャプションを書くようにしましょう。
ハッシュタグ
集客のために活用されるハッシュタグにも、文字数制限が定められています。インスタのハッシュタグに関する文字数のルールは以下の通り。
- 「#」マークも1文字としてカウント
- 1つのハッシュタグに150文字まで
- 1つの投稿に付けられるハッシュタグは30個まで
シェア機能がないインスタでは、ハッシュタグはとても重要です。基本的には30個MAXで付けるのがおすすめです。
また、ハッシュタグには、$や%などの特殊文字や「」、()などの括弧は使えません。句読点を使った場合はそれ以降が無効になるため、こちらも気をつけましょう。
ストーリーズ
ストーリーズにも、キャプションと同様に最大2,200文字を入力できます。
ただしそもそもストーリーズは数秒で流れてしまう投稿形式です。さらに1つの画面内に収める必要があるため、文字数を増やせば増やすほど文字は小さくなります。実際に2,200文字入れてみると分かりますが、長文はほとんど読めません。
ストーリーズに投稿する際には、短い時間で伝えたいことが正確に伝わるように工夫することが大切です。
コメント
フィード投稿に対するコメントの文字数上限については、正式に公開されている情報はありません。「コメントは文字数の上限なく書ける」という噂もあるようです。
しかし「実際に試してみたら2,000文字以上でエラーが出た」という実験結果もあるため、コメントの文字数の上限は2,000文字程度と考えて良いでしょう。
DM
インスタのDMには、1,000文字の文字数制限が設けられています。1,000文字以上を送ろうとすると自動的に1,000文字でカットされてしまうため、注意しましょう。
DMで1,000文字以上送りたい場合には、複数回に分けて送信するのがおすすめです。
ユーザー名
ユーザー名とは「@」の後に続く文字列のことで、30文字の制限が設けられています。アカウントの住所のような役割があるため、分かりやすい文字列を使うのが良いでしょう。企業アカウントの場合は企業名を入れるのがおすすめです。
ただし、ユーザー名は他の人と同じものを使えないため、独自のユーザー名を考える必要があります。また、ユーザー名はアルファベットと数字、一部の記号でしか作成できないため、注意してください。
プロフィール
アカウントの顔ともいえるプロフィール欄。プロフィールを記入する際に文字数制限に引っかかった経験がある方も少なくないですよね。実際、キャプションやストーリーズとは違い、最大150文字までしか記入できません。
どうしても外せない情報は入れつつ、分かりやすいプロフィール欄にすることが大切です。箇条書きやリンクなどを活用し、簡潔なプロフィールを作成しましょう。
パスワード
インスタのパスワードは、「最低6文字以上の英数字」で設定する必要があります。最近のサービスでよく見かける「大文字や記号を入れなければいけない」というルールはありません。
しかしあまりにも安易なパスワードやユーザー名と同じ文字列、想像できてしまうものは避けるべきです。特に企業アカウントの場合、SNSのアカウントは機密情報になり得るため、取り扱いには十分に気をつけましょう。パスワード忘れにも注意してくださいね。
インスタの文字数制限に関する注意点
インスタには記入部分に応じてそれぞれ文字数制限が設けられていますが、「結局何に気をつければいいの?」と思うかもしれません。インスタの文字数制限に関する注意点を3つ紹介します。
文字数が多すぎないようにする
企業のSNSアカウントでは盛り込みたい情報が多く、上限ギリギリになってしまうこともあるでしょう。キャプションやストーリーズなどは上限文字数も多いため、「できる限りたくさん書いたほうがいいのでは?」と思う方もいると思います。
しかしあまりにも長すぎる文章は読んでもらえない可能性が高く、ユーザーにマイナスイメージを与えてしまう原因にもなりかねません。むしろ重要な情報が簡潔にまとめられているほうが読みやすく、ユーザーの反応も良い傾向にあります。長すぎる文章には気をつけてくださいね。
画像に力を入れる
文章は簡潔で分かりやすく記載したぶん、インスタでは画像に力を入れましょう。
文章を中心としたTwitterやFacebookとは異なり、インスタはもともとビジュアル要素の強いSNSです。ユーザーも画像や動画を求めて見ていることが多いため、文章よりも画像や動画のクオリティを重視すべきです。
ただし、文章をサボって良いというわけではありません。ビジュアル的なインパクトを画像や動画で残し、補足として文章を活用するのがおすすめです。
ハッシュタグを活用する
インスタで投稿する際に忘れてはいけないのが、ハッシュタグの活用です。インスタは他のSNSと違い、ユーザーによるシェア機能がありません。そのため、フォロワー以外の人に自分の投稿を届けるのは簡単ではありません。
しかしハッシュタグをうまく活用すれば検索に表示されやすくなり、集客や認知拡大に役立ちます。キャプションを長く書きすぎるよりも効果的に成果を得られます。前述したとおり、ハッシュタグは基本的には最大数の30個付けるのがおすすめです。
インスタで文字数が足りない場合の対処法
インスタでは基本的には多すぎる文字数は避けたいですが、どうしても長文を投稿する必要があることも出てくるでしょう。インスタの文字数の上限、2,200文字を超える文章を投稿する2つの方法を紹介します。
コメントを活用する
1つ目は、自分の投稿のコメント欄を活用する方法です。キャプションには上限の2,200文字ギリギリまで記載し、続きをコメント欄に投稿します。コメントは何度でも投稿できるため、実質的に上限がない状態で投稿することが可能です。
しかしコメント欄はユーザーが自らタップしないと表示されないため、気付かれにくいというデメリットがあります。すべて読んでもらうためには、キャプション部分に続きがあることを記載し、ユーザーを誘導しましょう。
この方法を使えばインスタで長文を投稿できますが、コメントを含むインスタの文章には太字や色付けなどの装飾機能がありません。ユーザーにとって、インスタの長文は読みにくいということを理解しておく必要があります。
外部サイトに誘導する
インスタの上限を超える長文を書きたい場合、そもそもインスタには書かずにブログやオウンドメディアなどの外部サイトに書き、インスタから誘導するのも1つの手です。外部サイトであれば文字の装飾も可能なため、読みやすい文章をユーザーに届けられます。
ただし、インスタのキャプションに貼ったリンクは直接クリックできないため注意しましょう。キャプションの文字をコピーするのも、ユーザーにとってはかなり面倒な作業です。
外部サイトに誘導する場合は、ストーリーズのリンクスタンプやアカウントのプロフィール欄を活用するのがおすすめです。
リンク短縮ツールを使用する
外部サイトへ誘導するためのURLが長すぎて入らない場合には、リンク短縮ツールを利用してURLを短くしましょう。「bitly」や「Hootsuite」などのツールがおすすめです。
また、インスタのプロフィール欄にはリンクが1つまでしか貼れません。公式LINEアカウントやTwitterなどの他のSNSを記載している場合、外部サイトのURLを貼るのは難しいでしょう。
そんなときには「lit.link(リットリンク)」がおすすめです。「lit.link」を使えば様々なリンクを1ページにまとめることができ、URLを短縮する必要もありません。無料で利用できるため、ぜひ試してみてくださいね。
文字数をカウントする方法
インスタに文章を投稿する際には、事前に文字数をチェックして投稿しましょう。「せっかく書いたのに文字数制限のせいで切れてしまった」なんてことを防げます。
ここでは、文字数をカウントする3つの方法を紹介します。
ツールを使用する
文字数をカウントするためには、「文字数カウント」や「文字数カウントメモ」などのツールを使う方法があります。
「文字数カウント」はカウントしたい文字列を入力してカウントボタンを押すだけで文字数を数えてくれるツールです。改行や空白を除いた文字数もカウントしてくれるため、とても便利です。
「文字数カウントメモ」は、メモ帳に文章を書くだけでリアルタイムで文字数をカウントしてくれるスマホアプリです。インスタ投稿の下書きだけでなく、Twitterなどの他のSNSの下書きとしてもおすすめです。
どちらも無料で使えるため、ぜひ試してみてくださいね。
Excel/Googleスプレッドシートを使用する
専用のツールを使わなくても、普段使用しているExcel(エクセル)やGoogleスプレッドシートでも文字数をカウントすることが可能です。「LEN関数」を使えばアルファベットや数字、文字に加えてスペースもカウントできるため、ハッシュタグパートも正しく数えられます。
LEN関数を使うには、まずは用意した文章を1つのセル内に貼り付けましょう。例えばA1セルに文章を貼り付けます。その後別のセル(ここではB1とします)に「=LEN(A1)」(カッコ内に文章を貼り付けたセルを入力)と入力してください。するとB1セルに、A1に貼り付けた文章の文字数が表示されます。
A1部分に複数のセルを入力すれば、入力したセルすべての合計文字数をカウントできます。
Word/Googleドキュメントを使用する
Excel(エクセル)やGoogleスプレッドシートは基本的に文章執筆ツールではないため、わざわざコピーして貼り付けるのが面倒だという方もいるでしょう。そんな場合には、Word(ワード)やGoogleドキュメントを使用した方法がおすすめです。
文字数をカウントするには、文字数を知りたい部分を選択した上で、以下のショートカットキーを押します。
MacBookの場合:command + shift + C
Windowsの場合:ctrl + shift + C
選択した部分のみの文字数、そのページに記載した総文字数に加え、ワード数(単語)なども表示されます。
「文字数に制限があるのは理解したたけれど、あまりインスタ投稿を作成する余裕がない…」という場合、インスタ広告のプロを頼るのも一つの手です。弊社のインスタ広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。
まとめ
インスタには、キャプションやストーリーズに加え、ハッシュタグやDM、プロフィール欄にそれぞれ文字数上限が定められています。例えばキャプションでは最大2,200文字の文章を投稿することが可能です。
しかしインスタはそもそもビジュアル要素の強いSNSなため、長すぎる文章は読んでもらえない可能性が高いです。どうしても長文を投稿したい際にはコメントを活用したり外部サイトに誘導したりする方法がありますが、インスタでは基本的には分かりやすくて読みやすい文章量を心がけましょう。
そのぶん、画像や動画のクオリティやハッシュタグの活用に力を入れるのがおすすめです。
本記事を参考に、インスタの投稿文を見直してみてくださいね!
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