今や企業のマーケティングにインスタグラムは欠かせません。しかし、流れに乗って始めてみたものの、思ったような効果が得られていない方もいるのではないでしょうか?
そんなときは、TikTokアカウントを開設してみるのがおすすめです。
実は、新たにTikTokアカウントを開設する企業が増えているのです。TikTokはインスタグラムと比べても拡散力が非常に高いので、TikTokのフォロワーがインスタグラムなど他のSNSに流入することも期待できます。
本記事では、インスタグラムとTikTokの違いや、併用するメリットを解説します。
また、実際にインスタグラムとTikTokをうまく使い分けている企業事例も紹介しているので、SNSでの集客にお困りの方はぜひ参考にしてください。
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Instagramの特徴
インスタグラムのユーザー数は約3,300万人(※2019年3月時点)と、TikTokの950万人と比べて3倍ほど多いです。
ユーザー層も10代~50代と幅広く、様々な世代の人に投稿を届けられます。
これらのデータだけを見ると、TikTokを新たに開設するよりも、インスタグラムに力を入れた方が効率が良く思えるかもしれません。
しかし、インスタグラムの弱点として、「拡散力の低さ」が挙げられます。
インスタグラムはユーザー自身の「興味・関心」を重視しており、Twitterのリツイート機能のような、投稿を拡散する手段が少ないことが特徴です。したがって、自社に関心のないユーザーに投稿を届けることが難しいといえます。
写真、動画、ストーリーズなどビジュアル要素が強いこともTikTokとの共通点ですが、「おしゃれ」や「非日常」などの要素を持った”インスタ映え”が重視されることも大きな違いです。
※Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて
TikTokの特徴
TikTokのユーザー数は950万人です。
10代を中心にいわゆる「Z世代」の利用率が最も高いですが、ユーザー層は着実に拡大しつつあります。
TikTokは独自のアルゴリズムにより、爆発的な拡散力を有しています。投稿した動画はフォロワー以外のタイムラインにも表示されるため、インスタグラムと比べて自社に興味関心のないユーザーにも投稿を届けやすいです。たとえ大企業でなくとも、投稿の工夫次第では認知獲得をすることが可能です。
投稿内容としては、「おもしろ動画」や「日常動画」が好まれる傾向にあります。TikTokでバズった動画が必ずしもリールでバズらないのは、このように求められている投稿内容が異なっているからです。
企業がTikTokを運用するメリット
同じSNSですが、インスタグラムとTikTokはそれぞれ異なった特徴があります。両者を併用することで、互いの弱点を補い合い、相乗効果を生み出すことが期待できます。
では、インスタグラムとTikTokを併用すると企業にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここではメリットを具体的に紹介します。
- フォロワー数が少なくても拡散される
- 若年層にリーチしやすい
- 利用企業が少ないので差別化できる
- インスタへの流入が見込める
順番に解説していきます。
フォロワー数が少なくても拡散される
インスタグラムでは投稿がフォロワーのタイムラインに掲載される仕組みになっています。そのため、フォロワー以外のユーザーに見つけてもらうハードルが高いです。
しかし、TikTokではAIによる精度の高いレコメンド機能が備わっています。この機能によって、フォロワーがほとんどいない場合でも、動画の内容次第ではどんどん拡散されていきます。
元のフォロワー数が投稿の伸びに与える影響が比較的少ないため、インスタグラムの伸びがイマイチだという方は、TikTokでまずは認知獲得を目指すことがおすすめです。
若年層にリーチしやすい
先ほど紹介したように、TikTokでは10代、20代を中心とした「Z世代」に絶大な支持を受けています。そのため、若者をターゲットに商品・サービスを展開している企業にとってTikTokは非常に重要なマーケティングチャネルといえます。
インスタ以外でもユーザーとの接点を増やすことで、ターゲット層の取りこぼしを減らすことができるだけでなく、ユーザーに覚えてもらう確率も高くなります。
利用企業が少ないので差別化できる
インスタグラムを運用している企業は多いですが、TikTokを運用している企業はまだ多くはありません。
ライバルが少ないうちに参入しておくことで、有利に宣伝活動を行なうことができ、TikTok上でのロイヤリティも獲得することができます。
競合が増えれば増えるほどアカウントを成長させることは難しくなるので、迷っている方は早めにアカウントを開設することをおすすめします。
インスタへの流入が見込める
インスタグラムは拡散力が低いため、認知獲得には不向きです。
しかし、写真、動画、ストーリーズなど様々な投稿を組み合わせることで企業の魅力を伝えることは得意です。さらには、プロフィール欄に外部URLを貼ったり、電話番号やメールアドレスを設置してお問い合わせを受けたりすることもできます。
TikTokを集客用、インスタグラムを接客用として使い分けることで効率の良い集客が可能になりますよ。
TikTokとインスタグラムを連携すると、1タップで「TikTok→インスタグラム」に遷移することができます。両方のアカウントを開設したら、必ず連携するようにしましょう。
InstagramとTikTokを連携する方法
インスタとTikTokは連携することができます。
連携することで、TikTokのプロフィール画面から1タップでインスタグラムのプロフィールに遷移してもらうことが可能になります。
- 連携に必要な手順は以下の通りです。
- TikTokのプロフィールを開く
- プロフィール編集をタップ
- 「プロフィールにInstagramを追加」をタップ
- Instagramにログインする
順番に解説します。
まずはTikTokのプロフィールを開き、「プロフィールを編集」をタップします。
「プロフィールにInstagramを追加」をタップしてください。
ID、パスワードを入力してInstagramにログインしましょう。
ログインできたら、連携完了です。
カメラマークをタップすると、インスタグラムのプロフィールに遷移します。
InstagramとTikTokを併用している企業の事例を紹介
ZARA(@zara)
こちらはスペイン発の世界的なアパレルブランド、ZARAのアカウントです。
インスタグラムのリールとTikTokで、全く同じ縦長のショート動画を投稿していますが、注目すべきはフォロワー数に対する動画の再生回数です。
インスタグラムのフォロワー数は約5,000万人、TikTokのフォロワー数は140万人と30倍以上の差があるにもかかわらず、動画の再生回数に大きな差はありません。TikTokの方が再生回数が多いものすらあります。
このように、TikTokは元のフォロワー数以上の再生回数をあげることが期待できます。
ドミノ・ピザ(@dominos_jp)
アメリカ発祥のピザ宅配チェーンである、ドミノ・ピザの日本公式アカウントです。
インスタグラムでは完成形のピザを前面に出しており、いわゆる「インスタ映え」を意識した鮮やかな色合いの投稿が多いです。
一方TikTokでは、ピザを作る過程を流行の音楽をBGMにあわせて紹介しています。テロップもうまく活用し、「おもしろい」動画を載せています。
それぞれのSNSのユーザーニーズに合わせて投稿の内容を変える、という工夫がみられますね。
フォロワー数はインスタグラムが2.2万人なのに対し、なんとTikTokでは34.4万人になっています。
鳥羽ビューホテル花真珠(@tobaview)
こちらは、三重県鳥羽市にあるホテル花真珠のアカウントです。
先ほどまでの企業とは異なり、決して超有名企業のアカウントとはいえません。しかし、ホテル従業員をメインにおいたTikTokの投稿が「バズった」おかげで、全国的な知名度を獲得することに成功しました。地方のホテルにも関わらず、TikTokのフォロワー数はなんと10万人を超えています。
TikTokからインスタグラムのページに飛ぶと、ホテルの公式通販サイトのURLが貼られています。TikTokを閲覧してホテルに興味を持ったユーザーに、インスタグラム経由で通販サイトで商品購入をしてもらう、という導線がきれいに確保されています。
TikTokを「集客用」、インスタグラムを「接客用」と明確に使い分けている良い事例です。
「若者が多いTikTokで結果を出せる自信がない…」という方は、インスタ運用と広告配信を併用するのがおすすめです。弊社のInstagram広告の運用サービスなら少額予算でプロに運用を依頼できるので、ぜひ検討してみてください!
まとめ
インスタグラムとTikTokはどちらもビジュアル重視のSNSですが、異なる部分も多いです。違いを理解したうえで上手く使い分けることで、強力な集客チャネルにすることができます。
インスタグラムよりも競合が少ないうちに参入してみてはいかがでしょうか?
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