インスタグラム(運用)

インスタの拡散力はなぜ低い?その理由と有効な拡散方法について解説

若者を中心に、世界中で圧倒的なシェアを誇るインスタグラム。

今では、Webマーケティングでインスタグラムを活用する企業が多くなってきました。

その際に気になるのがインスタグラムの「拡散力」ではないでしょうか?
多くのSNSはユーザー同士の交流を活発にするために、拡散機能を備えているSNSが多いです。
しかし、インスタグラムは一般的に拡散力が低いと言われています。他のSNSと比較して、情報が拡散されにくいなと感じたことがある人も多いはずです。

そこで本記事では、インスタの拡散力の特徴とインスタで投稿を拡散させるための方法について徹底的に解説します。

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インスタの拡散力の特徴

インスタグラムは若い世代を中心に利用されているSNSです。

文章がメインとなるFacebookやTwitterと違い、スマホで撮影した写真や動画がメインとなるのが、インスタグラムの最大の特徴です。

写真や動画から視覚的な情報を得ることによって、ひと目で友人や知人の投稿を気軽に楽しむことができるのが、若者に普及した理由の一つです。

しかし、インスタグラムは他のSNSに比べ、拡散力が低いことで知られており、Webマーケティングにおいて拡散力が低いことは「致命的なのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。

インスタグラムの拡散性を高めるうえで、そもそもなぜ拡散力が低いのかについて理解しておくことは極めて重要です。

まずは、インスタグラムの拡散力が低い原因について説明していきます。

インスタの拡散力が低い理由

ここでは、インスタグラムの拡散力が低い理由について詳しく解説します。

シェア機能がない

シェア機能とは、自分のフォロワーに他人の投稿を教える機能です。

シェアすることによって、シェアした人のフォロワーのタイムラインにシェアされた人の投稿が流れます。

その結果、シェアされた数が多ければ多いほど投稿が広まり、爆発的な拡散力を期待できます。

しかし、インスタグラムにはそのシェア機能がありません

Twitterには「リツイート」、Facebookには「シェア」というシェア機能がそれぞれあるのに対し、インスタグラムには、投稿をボタン一つで簡単にシェアできる機能がありません。

ですので、今のところインスタグラムでシェアをする場合は、外部アプリを使って「リポスト」する方法のみとなっています。

フォロワーのタイムラインにしか表示されない

インスタグラムのタイムラインには、フォローしているユーザーの投稿のみが表示されます。
投稿が拡散されにくい仕様になっており、フォローしている人以外の情報で流れてくるものは、企業の広告やおすすめ投稿しかありません。

Twitterの場合、フォローしているユーザーの投稿に加え「リツイート」や「いいね」に関しても、フォロワーのタイムラインに表示されます。
インスタグラムにも「いいね」の機能はありますが、投稿がシェアされることはありません。

以上の2点から、インスタグラムは拡散力の低いSNSであることが分かります。

Twitterが、検索しなくても拡散によって情報が得られる受動的なSNSであるのに対して、インスタグラムは、自ら検索をすることで、得たい情報を手に入れる能動的なSNSであるといえるでしょう。

インスタを拡散させるための方法

拡散力が低いインスタ。しかし、そんなインスタでも方法次第では拡散性を高めることができます。ここでは、インスタを拡散させるための具体的な方法について説明します。

他のSNSと連携する

インスタ単体での拡散は望めない一方で、TwitterやFacebookといった他のSNSと連携させることにより拡散性を高めることができます。

TwitterやFacebookとの連携により、インスタのコンテンツを他のSNSへアップロードすることで、多くのユーザーにインスタグラムへアクセスしてもらえる機会が多くなります。

他のSNSも運用しているのであれば、積極的に使っていきましょう。

詳細については以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

facebook instagram
インスタグラムとフェイスブックを連携する方法とメリットデメリット「もっと効率よくSNSを運用したい」と思っているなら、インスタグラムとFacebookを連携しましょう!この記事では、インスタとフェイスブックを同時に運用していく人のために、インスタとフェイスブックを連携する方法や連携のメリットを紹介します。...
インスタとツイッターを連携する方法。同時投稿で運用の手間を削減! https://www.youtube.com/watch?v=dQqfyywcY3A&t=16s 「インスタとツイッ...

また、上の記事を見ても分かる通り、TwitterやFacebookだけでなく、それ以外のSNSにもシェアすることができるので、用途に応じて設定をしておくと良いでしょう。

リポストを活用する

リポストとは、Twitterでいう「リツイート」機能のようなものです。
このリポストを活用すれば、他人の投稿をフォロワーに拡散することや、逆に自身の投稿を拡散してもらうことができます。

ここでは、実際にリポストを上手く活用しているビジネスアカウントの事例を2つ紹介します。リポスト機能について使い方がよくわからないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

①GUが運営する「GU for all」

GUの運用する「@gu_for_all_」は、リポストを中心にインスタグラム投稿キャンペーンを頻繁に行っているアカウントです。

商品紹介や告知を投稿しているGUのオフィシャルアカウントとは違い、実際にユーザーが投稿するコーディネートの写真をリポストしていることが特徴です。

「@gu_for_all」のメンションや「#商品名」のタグ付けをしてもらうことで、自社アカウントのメンションやハッシュタグを検索したときに「リポストしてもらいたい」というユーザーの投稿のみが並ぶので、効率よくリポストを行うことができます。

「公式の商品画像だけではイメージが湧かない」「お洒落な人を参考にしたい」といったニーズを満たすこのアカウントのフォロワー数は、GUのオフィシャルアカウントを超えています。

②おかしのまちおかの「リポストキャンペーン」

おかしのまちおかの公式アカウント「@okashinomachioka.official」では、インスタのリポストを上手に活用した運用をしています。

「ユーザーの投稿をリポストする」というスタイルのGUアカウントとは異なり、おかしのまちおかは「ユーザーに自社アカウントの投稿をリポストしてもらう」というスタイルです。

具体的には、「フォロー」と「リポスト」を条件とした、プレゼントキャンペーンを実施しています。「フォロー」と「リポスト」であればユーザーも気軽に参加することができるので、自社アカウントの拡散が期待できます。

このように、リポストの活用は非常に拡散に対して効果的です。他のユーザーの投稿をリポストするのか、自社の投稿をリポストしてもらうのか、どちらが自社のサービスに適しているかを考えて、ぜひ有効活用してみて下さい。

注意点として、Twitterの「リツイート」と異なり、リポストではリポストされたユーザーの名前は表示されません。

他人の投稿を転用する行為は決してしてはいけない行為ですので、リポストをする際は許可をとる、適切に引用するなどマナーを守りましょう。

ハッシュタグを活用する

最も重要なことはハッシュタグを活用することです。

ハッシュタグは拡散機能が実装されていないインスタにおいて、フォロワー以外にも自身の投稿を露出させる唯一の方法です。

ハッシュタグとは「#〇〇」といった形で、#以降に投稿のキーワードをタグ付けしてキャプションに設定すると、そのハッシュタグで検索を行ったユーザーに対して発見タブ内で自社の投稿を表示させることができます。

例えば、「グルメ」と検索すると、「#グルメ」がついた投稿が表示されます。

インスタユーザーの多くは、発見タブにおけるハッシュタグ検索で、目的の投稿を探しており、良いコンテンツを発信していれば、#を通じてフォロワー以外の多くのユーザーに投稿を発信することができ、新規フォロワーの獲得に繋がります。

ただし、「ハッシュタグのつけすぎ」には十分に注意してください。

発見タブの検索結果に乗りやすくなるからといって、むやみにハッシュタグをつけると、投稿が表示される回数が増えたとしても、フォロワーの獲得には繋がりにくくなります。

フォロワーの多いアカウントは、ほぼ例外なくハッシュタグの使い方が上手なので、どんなハッシュタグをつければよいのか、リサーチしてみましょう。

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まとめ

インスタは他のSNSと異なり、シェア機能がないため、拡散力が低いです。

しかし、他のSNSとの連携、リポストの活用、ハッシュタグの活用により、拡散性を高めることはできます。

これらの対策を実施することで、インスタを効果的に活用しましょう。

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