インスタをなんとなく運用するだけでは、方針がブレがちになり、なかなか効果がでません。
明確なペルソナ設定をすることで、アカウントの運用方針やKPIを決めることができます。
とはいえ、「ペルソナとターゲットの違いは?」「どうやってペルソナを決めるべき?」と悩んでいる人も多いでしょう。
そこで、ペルソナの設定方法や設定するメリット、さらには注意点などを紹介します。
【ペルソナ設定にお悩みのあなたへ】アカウントの方向性が決定したら、広告運用を活用して効率良く集客してみませんか?Instagram広告の運用サービスは少額予算から利用可能です。【今なら無料相談受付中】ぜひご検討ください。
インスタ運用に欠かせないペルソナとは
インスタ運用における『ペルソナ』とは、”自社の投稿を最も見てほしいユーザー像”のことです。
『誰向けの投稿か?』を考え架空の人物像を設定し、その人物に向かって心に響く投稿を作成することが大切です。
なぜならば、『誰に』投稿を届けたいかを明確にしないと、方向性がブレたり、ユーザーのニーズをとらえられなかったりと、誰の心にも響かない結果に繋がってしまうからです。
きちんと投稿を届けたい『ペルソナ』を設定し、心に刺さる投稿作成を意識しましょう。
ターゲットとペルソナの違い
『誰向けの投稿にするか』を考えるにあたり、『ターゲット』と『ペルソナ』の違いを理解しておきましょう。
『ターゲット』と『ペルソナ』は『対象にする範囲・詳細さ』に違いがあります。
- ターゲット:属性で対象をくくる
- ペルソナ:特定の人物像にまで絞る
例えば、ターゲット設定では、『30代女性』『東京都在住の学生』のように、年齢・性別・住んでいる地域といった”属性”でマーケティングの対象を決定します。
アカウント全体でアプローチをかけたい層としてターゲットを決めるのはOKです。
これに対してペルソナ設定では、特定の人物像を想像できるところまで絞り込みます。
『年齢』『性別』『職業』『家族構成』『住んでいる地域』『趣味』『性格』など、細かな設定をするのが望ましいでしょう。
投稿は、特定の1人を想像できるくらい絞った人物像をペルソナに設定するのが良いです。
アプローチの対象として『設定する範囲・詳細さに注目』すると、『ターゲット』と『ペルソナ』の違いがわかりやすいです。
インスタの運用にペルソナ設定が必要な理由とは?
「ペルソナの重要性やターゲットの違いを理解したけど、インスタ運用にペルソナが必要な理由とは?」
そんな風に思う人もいると思います。
そこで、インスタ運用において、ペルソナ設定が必要な理由を3つご紹介します。
- ユーザーのニーズを詳細に理解できる
- ユーザーに効果的なアプローチができる
- メンバー内で認識を一致させられる
1つずつ解説していきます。
①ユーザーのニーズを詳細に理解できる
ペルソナを設定すると、ユーザーニーズが詳細に分かるようになります。
その理由は、ペルソナの悩みや欲求を調査したり想像することにより、求めていることを明確にできるからです。
先ほど設定したペルソナを例に考えてみましょう。
会社員・子育て中で忙しいペルソナは、平日16:00~のネイルサロンをチェックしません。
シンプルな物を好み、サバサバした性格のペルソナは、ピンク色やキラキラした華やかな投稿に興味を持ちません。
それよりも、『時短が叶う料理レシピ特集』『土日も通えるマッサージ店』『シンプルな暮らしが叶う断捨離方法』などの方が、心に刺さるはずです。
こういったユーザーのニーズを深く理解できれば、ニーズに合わせた投稿がしやすくやります。
ペルソナ(ユーザー)の欲求に合わせて投稿内容を決定することが大切です。
②ユーザーに効果的なアプローチができる
ペルソナを設定すると、効果的なアプローチが可能となります。
その理由は、設定したペルソナに合わせた適切な投稿時間や投稿頻度を見極めることができるからです。
また先ほど設定したペルソナを例に考えてみます。
このペルソナに対して、『10時・15時・19時の投稿』『1日に3回の投稿頻度』は適していません。
会社員のママなので、仕事中や夕飯の時間帯にインスタを見ている可能性は低いと考えられます。
それよりも、『7時・12時・22時の投稿』の方がペルソナに合う時間設定です。
朝の通勤時間・昼休み休憩・子供の寝かしつけ後と、インスタをチェックしている可能性が高い時間帯に当たるからです。
また、投稿の頻度は1日に1~2回程度で良いでしょう。
1日にインスタを開く頻度がそれほど多くないと考えられるからです。
設定したペルソナに合わせた投稿時間・投稿頻度を決定して、効率的にアプローチをしかけていくことが大事です。
③メンバー内で認識を一致させられる
複数の担当者でインスタアカウントを運営する場合、認識を一致させるためにもペルソナ設定が有効的です。
なぜならば、担当者間の認識にズレがあると、投稿内容や方向性にもズレが生じてしまうからです。
例えば、『30代女性』のようなターゲットを決めただけでは、担当者ごとにイメージする人物像が異なります。
それぞれが『30代女性』といったターゲット層に合わせた投稿内容にしたところで、想像している人物像が違えば投稿のテイストも全く違うものになりかねません。
また、ペルソナをきちんと決めておけば、担当者の変更時も効率的に引き継ぎ業務ができます。
チームメンバー内で認識を一致させ、統一感のある運営や効率的な運営を心がけましょう。
ペルソナ設定の方法
具体的に、ペルソナ設定の方法についてご説明します。
ペルソナ設定時のポイントは下記の4つです。
- ターゲットを絞る
- 情報を収集する
- 自社の顧客やインスタのフォロワーを分析する
- 細かい項目を設定する
1つずつ説明します。
①ターゲットを絞る
まずはターゲットを絞るところから始めます。
『30代未婚女性』『40代独身男性』といった風に、性別・年代などでザックリとターゲット層を思い浮かべてみると良いでしょう。
②情報を収集する
ペルソナ設定時にあわせて行いたいのが、情報収集です。
架空の人物像を単に設定するのではなく、根拠となるデータを参考にすることで、ペルソナを実在する人物像に近づけられます。
- 公的機関による調査データ
- アンケートやインタビュー
- ブログやSNS
データや生の声を拾うことで、ユーザーニーズをとらえることにもつながります。
③自社の顧客やインスタのフォロワーを分析する
自社の顧客やインスタのフォロワーを分析してみても良いでしょう。
既に持っている自社データほど参考になるものは他にありません。
例えば、既にいるフォロワーの性別や年代に注目したり、伸びている投稿の特色を参考にすると現状支持を得ているポイントが掴めます。
Googleアナリティクスで自社サイト訪問者の分析や、インスタのエンゲージメント欄からフォロワーの分析なども行ってみてください。
④細かい項目を設定する
細かい項目を決めて、ペルソナを設定します。
参考として、下記項目を埋めてみることから始めてみてください。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 居住地
- 趣味
- 悩み
- アカウントに対する欲求
例えば、こんな感じです。
これはほんの一例ですが、上記のような項目を埋めてペルソナの人物像を明確にしてみましょう。
ペルソナを設定するときの注意点
ペルソナを設定するときの注意点が2つあります。
- データーなどの根拠がない
- 都合のよい人物像になっている
それぞれご説明します。
①データーなどの根拠がない
ペルソナは架空の人物像ですが、アンケートや調査データ根拠をなしに作成するのは望ましくありません。
設定したペルソナが絶対にいそうにない人物像になってしまわないように注意が必要です。
実在する人をイメージしてペルソナ設定をすると失敗を防げます。
顔が思い浮かぶような身近な人や有名人、ドラマの登場人物等をイメージしてペルソナ設定をするのが良いですよ。
②都合のよい人物像になっている
ペルソナ設定において、自社アカウントに都合の良い人物像になっていないかチェックをしましょう。
自社アカウントに合わせたペルソナ設定ではなく、ペルソナ設定に合わせた内容や表現方法を取り入れるのが大切です。
ペルソナを設定するときのポイント
ペルソナを設定するときのポイントを2つご紹介します。
- 定期的にペルソナを見直す
- ペルソナを複数設定する
順番に解説します。
①定期的にペルソナを見直す
定期的にペルソナを見直しましょう。
1度設定したペルソナが適しているかは、アカウント分析を通して確認する必要があるからです。
「ペルソナを設定したのに、いまいちユーザーの心を掴めていない感じがする」
「フォロワー数や保存数などに、思うような数字的効果が出ていない」
そういった場合には、今一度ペルソナ設定をし直してみると良いでしょう。
②ペルソナを複数設定する
ペルソナはあくまで架空の人物像なので、1人のペルソナ設定だと獲得できるファンが減ってしまう可能性があります。
ですので、背景が異なるペルソナを3~5人ほど設定するのが良いでしょう。
しかし、最初は1人のペルソナに絞ってアカウント設計・運営をするのが望ましいです。
最初から複数のペルソナを想定した運営をしてしまうと、
- 投稿内容の統一感がなくなる
- 投稿内容が薄くなる
- 運用の方向性がブレる
といった事態に繋がりかねないからです。
ある程度運営が安定してきて更に拡大を目指す場合、ペルソナの数を増やしてみましょう。
ペルソナ設定でアカウントの方向性を決めた後に、インスタ広告を利用して宣伝の効率化を目指しませんか?弊社のInstagram広告の運用サービスは少額予算から利用可能です。今なら無料相談受付中ですので、是非ご検討ください。
【まとめ】インスタ運用にはペルソナ設定が必須
インスタグラム運用において、ペルソナ設定は必要不可欠です。
”自社の投稿を届けたい人”を明確にしないと、ニーズを満たすことは難しくなります。
なんとなくペルソナを決めるのではなく、きちんと設定してインスタを運用していきましょう。
ワンクルーズのInstagram広告の運用は、10万円/月(税別)から可能です。
「これまで獲得出来なかった層の新規顧客を獲得したい」
「今かけている広告宣伝費全体の効率をあげたい」
「サービスや商品のストーリーをもっとユーザーに知ってほしい」
という場合は、Instagram広告を始めるタイミングかもしれません。
10万円の中には、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まで全て含んでおりますので、乗り換え費用やアカウント構築費用等は一切かかりません!まずは効果を実感してください。契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。手数料の安さをうたう業者もあると思いますが、重要なのは費用対効果!
そこに見合う信頼できる業者をお探しなら迷わずワンクルーズへご相談ください!
インスタグラムの運用テクニック
- インスタグラムマーケティングのメリット
- インスタグラムのフォロワーの増やし方
- いいね!が増えるハッシュタグの使い方
- インスタグラムキャンペーンの活用
- インスタグラムのストーリー
- インスタグラムのIGTV
- インスタグラム検索での上位表示
- インスタグラムの最適な投稿時間
- インスタグラムに投稿する良い写真の撮り方
- インスタグラムのインスタ映え
- インスタグラムとインフルエンサー
- インスタグラムの認証バッジ
- インスタグラムのミュージックスタンプ
業界別の集客