SNSのユーザー数は全世界で42億人を突破し、今後も増加していく見込みです。
中でも、インスタグラムは世界で10億人もの利用者がおり、「インスタマーケティングを活用しよう」と多くの企業が力を入れています。
とは言え、インターネット上には「BtoC企業の成功事例」や「BtoC企業向けの情報」が多く、「インスタはBtoB企業には合わないのでは?」「BtoB企業がインスタ運用をするメリットとは?」と疑問を抱く人も多いことでしょう。
結論からお伝えすると、BtoB企業でもインスタグラムの活用から成果を得られます。
そこで本記事では、BtoB企業のインスタ運営におけるポイントやメリットを解説します。
インスタ運用に成功しているBtoB企業も合わせて紹介しますので、参考にしてみてください!
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BtoB企業におけるインスタ運用の目的は?
BtoB企業は、「ブランディング構築」をインスタ運用の目的にするのが良いでしょう。
たとえBtoB企業がインスタマーケティングを強化しても、リード獲得(将来的に顧客になりうる見込み客の獲得)は難しいからです。
企業や商品の「認知度向上」「メッセージ性・イメージの伝達」などを、インスタ運用における目的として活動することをオススメします。
ブランディングの構築と適切なアカウント運営により、通常の営業活動ではアプローチできない層への配信が可能になりますよ。
BtoC企業に限らずBtoB企業も、インスタ運用を開始・継続させてビジネス発展につなげられる可能性は大いにあります!
BtoB企業におけるインスタ運用のメリット
BtoB企業におけるインスタ運用のメリットを、詳しくご紹介します。
- 認知獲得ができる
- ブランディング効果がある
- フロントエンド製品へ誘導しやすい
- エンドユーザーにアピールできる
- 国内外の企業にアピールできる
①認知獲得ができる
1つ目のメリットは「企業や製品の認知拡大」が期待できる点。
インスタグラムの月間利用者数は、世界で10億人・日本で3,300万人と言われており、今後も拡大していくことが予想されます。
まさに「ビックマーケット化」したインスタグラム上で存在感を出すことは、ビジネス発展に必要不可欠とも考えられますよね。
訪問営業では時間的・費用的に限界がありますが、インスタマーケティングの活用ではより効率的に認知度向上を図れるでしょう。
②ブランディング効果がある
2つ目のメリットは、企業や商品の特徴や雰囲気を共通のイメージとして、ユーザーに認識させられる点。
「画像」「写真」で印象付けをすることで、「○○といえば▲▲会社」というポジションを獲得できれば、広告によるブランディング効果はより高くなります。
具体的には、広告画像に使用する画像の色味を統一させたり、企業のロゴを広告毎に添えたり、人々の印象に残りやすくするのがポイント。
共通のイメージを広く侵透させることで、ブランディングの確立につながります。
③フロントエンド製品へ誘導しやすい
3つ目のメリットは、フロントエンド製品(集客する製品)に誘導しやすい点。
新規顧客にフロントエンド商品を購入してもらい、
- 企業・商品の認知や信頼性の獲得につなげる
- 単価の高い本命のバックエンド商品の購入に誘導する
といった段階を踏むことで、質の高いお客様の獲得につながります。
つまり、見込み客の獲得につながるとも言えるでしょう。
フロントエンド製品へ誘導しやすいインスタ広告の特徴を活用して、本命の商品販売への架け橋として活用できます。
④エンドユーザーにアピールできる
メリット4つ目は、取引先のさらに奥に存在するエンドユーザーにアプローチすることが可能な点。
具体的には、
- ① 自社(Business)→得意先(Business)→エンド企業(Business)
- ② 自社(Business)→得意先(Business)→エンドユーザー(Consumer)
といったアプローチが可能になります。
特に②のケースが多く、通常ではアプローチできないエンドユーザーに向けて、配信を届けられるのです。
エンドユーザーのニーズや需要が高まれば、得意先に自社製品を多く仕入れてもらえることにつながるでしょう。
インスタ広告でエンドユーザーにアプローチできるのは大きなポイントだと言えます。
⑤国内外の企業にアピールできる
メリットの5つ目は、国内外問わずさまざまな企業にアピールができる点。
インスタグラムそのものがマーケットになっているので、投稿や広告を国内はもちろん海外企業にも配信できます。
営業マンによる足を運ぶ営業活動や、市場に人が少ない場での拡販活動に比べ、遥かに効率的に自社のアピールができますよね。
BtoB企業がインスタ運用するときのポイント
実際にBtoB企業がインスタ運用を行う際に、意識したいポイントを4つご紹介します。
- インスタ運用の目的に沿った投稿をする
- ハッシュタグを活用する
- 写真にはこだわる
- 継続して投稿する
①インスタ運用の目的に沿った投稿をする
インスタ運用においては、目的に沿った投稿をすることが大切です。
なぜならば、運用目的によって投稿内容や方向性が異なるから。
例えば、インスタ運用の目的が「商品販売」か「ブランド認知の拡大」かでは、投稿の内容が大きく変わります。
「商品販売」を目的にした場合、当該商品の特徴・値段・アフターフォローなど”商品販売に繋げるため”の投稿や広告を掲載します。
一方、「ブランド認知の拡大」が目的の場合には、商品の特徴や値段などを細かく伝えることよりも、
- 商品を製作した背景にある企業の想い
- 働いているスタッフはどのような人がいるか
- 企業名やロゴを浸透させるための投稿
といったブランディングの構築やファン獲得を重視した投稿が良いでしょう。
インスタの目的に沿った投稿で、方向性にブレのないアカウントをつくっていきましょう。
②ハッシュタグを活用する
投稿にハッシュタグを活用することも有効的。
なぜなら、インスタグラムを検索ツールとして利用している人も多いからです。
ハッシュタグを付けると、検索画面に表示されるようになり投稿を目にする人が増えます。
また、インスタ側が投稿の内容を文字で認識するので、ニーズに合わせた「発見タブ」に載りやすくもなるでしょう。
投稿に関連するハッシュタグを掲載して、届けたい人に届けたい配信をきちんと届けられるようにしたいですね。
③写真にこだわる
インスタグラムにおいては、「写真」や「画像」の映え具合がとても重要。
ユーザーは視覚的に投稿された写真から多くの情報を受け取るからです。
例えば、写真の明度については明るい方が綺麗度が増しますし、投稿毎の色味を統一させることも統一感を作り出す上で重要です。
企業や商品に対してポジティブなイメージ・興味・関心を持ってもらうために、投稿する写真や画像にはこだわりましょう。
④継続して投稿する
SNS運用においては「継続」がとても重要で、インスタグラムにも当てはまります。
数日~数週間の運用では大きな効果は見込めませんし、ブランドの認知も広がらないでしょう。
「キャンペーン用だけのアカウント作成」は悪い代表例。
キャンペーン終了後に一定数のユーザーはフォローを解除してしまうので、折角獲得したフォロワーを手放すことになってしまいます。
突発的な利益だけを考えるのではなく、根強いファンを作るイメージでコツコツとアカウントを強化させていきましょう。
BtoB企業がすべきインスタ投稿
BtoB企業がすべきインスタ投稿のポイントを解説します。
下記の3項目においてそれぞれ説明しますね。
- 企業について
- 顧客について
- 商品・サービスについて
企業について
自社について知ってもらうために、企業の雰囲気が分かる投稿をしてみましょう。
例えば、「従業員の様子」「オフィス紹介」「CSR活動」は、好印象につながるので良いイメージを与えられます。
普段目にしない企業の内部のことを明るみに出して、ブランディングや信頼性の向上につなげたいですね。
顧客について
自社商品やサービスを広げたい場合、お客様について紹介する方法もあります。
具体的例として「事例紹介」「UGC(リポスト)」が挙げられます。
事例紹介により効果や成果の信頼度UP、UGCにより信憑性の向上効果につなげられますよ。
商品・サービスについて
商品・サービス紹介はただの紹介投稿ではなく、インスタ受けのよいビジュアル重視の投稿にするのが良いでしょう。
表現の仕方や見せ方などの技法を工夫して商品を魅力的に紹介できれば、ユーザーの興味・関心を惹きつけられます。
「ビジネス臭」や「宣伝感」を前面に出し過ぎずに自然にまとめてくださいね。
BtoB企業のインスタ成功事例
BtoB企業のインスタ成功事例をご紹介します!
- Sky株式会社
- JT(日本たばこ産業株式会社)
- 株式会社リクルート
- 東京電力グループ(TEPCO
各企業の成功要因を参考に、インスタ運用におけるヒントを探してみましょう。
Sky株式会社
教育分野やカーエレクトロニクス等、幅広い分野でシステム開発を行う「Sky株式会社」。
2022年5月時点で1.7万人ものフォロワーを獲得し、インスタグラムを上手に活用しているBtoB企業の1つです。
特に「明確なターゲット」「情報の拡散」「信頼度の構築」を意識した運用が印象的です。
例えば、IT業界向けのセミナー・イベント情報の発信時、UGC(リポスト)や拡散を促すメッセージを効果的に取り入れています。
また、リクルート用のアカウントでは、実際に働いている社員の様子や、インタビューを掲載し、説明会などでは伝えきれない自社の実態を魅力的に発信しています。
単に自社サービスを紹介するのではなく、目的に合わせたアカウント運用ができていると言えるでしょう。
JT(日本たばこ産業株式会社)
コンビニなどをはじめとしたBtoB事業を中心としている「JT(日本たばこ産業株式会社)」。
2022年5月時点でのフォロワーは1.6万人で、支持を集めるアカウントを運営中です。
JTの投稿は、社会貢献活動の様子を投稿したり、ハッシュタグを活用したコンテストを実施したりと、自社商品を単にアピールしていない点が特徴的。
各投稿の写真も明るさや雰囲気に統一感があり、アカウントとしてのまとまり感もあります。
また、「#ひとのときを想う」というオリジナルハッシュタグを活用し、ユーザーとのつながりも意識して着実にファンを増やしているようです。
- 自社製品やサービスに関する投稿をすることが難しい
- ユーザーとコミュニケーションをとりたい
- 認知度向上・情報拡散のための施策が知りたい
そんな風に考えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
株式会社リクルート
求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社「株式会社リクルート」。
2022年5月時点でのフォロワーは1.7万人。
株式会社リクルートの投稿は、会社内や社員の様子を写真と文字で表現して、親近感・信頼性につなげてファン獲得に成功している印象です。
カチッとしたスーツを着ている男性から、フランクにピースでポーズをキメるギャルまで、幅広いターゲットにアプローチをしています。
自分に似たジャンルの人が写る投稿があれば、「自分向けの発信かな?」とそれぞれが感じられますもんね。
可視化しにくいサービス提供において、工夫した投稿が施されています。
東京電力グループ(TEPCO)
エネルギーを作る・届ける・提供する「東京電力グループ(TEPCO)」。
2022年5月時点でのフォロワーは1.4万人で、魅力的なオリジナル写真で人気を集めています。
プロのカメラマンが撮影したような視覚的に感動を与える写真とともに、設備や技術について分かりやすく説明しています。
また、エネルギーを生産するだけでなく自然を守る姿勢の表現するために、季節ごとの花や美しい風景写真の投稿も目立ちます。
魅力的な写真でユーザーを惹きつけ、設備・技術をキャプションで説明する工夫が見受けられ、支持される理由が理解できます。
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【まとめ】BtoB企業ならではのやり方で、インスタマーケテイングを成功させよう
「インスタはBtoC企業向けのSNSでは?」と考える人も多いと思いますが、BtoB企業に合うやり方で運用をすれば運用メリットを引き出せます。
実際に、BtoB企業でも数万人を超えるフォロワーを獲得し、成功を収めています。
”ビジネス臭を出さずブランディング構築を図ること”がポイントですよ!
事例を参考に、「支持を集められるBtoB企業アカウントとは?」のヒントを見つけ出してみましょう。
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インスタグラムの運用テクニック
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