Instagramアカウントを集客ツールとして最大限活用したいならば、広告を取り入れるのがオススメです。
Instagram広告は種類が豊富で、ターゲットに合わせたアプローチができるため、企業のイメージアップや商品・サービスの訴求を高めるのに効果的だからです。
とはいえ、「知識がなく導入を見送っている」というアカウント運用者が多いのが実態ではないでしょうか?
そこで本記事では、「Instagram広告とは?」「どのような種類がある?」のような基本知識を分かりやすくまとめました。
Instagram広告の具体的な導入事例と成果も交えてご説明します!
Instagram広告の基礎知識を理解したあとに、広告運用でどのような成果を得たいかイメージしてみましょう!弊社のInstagram広告の運用サービスは少額予算から利用可能です。【今なら無料相談受付中】お気軽にお問い合わせください。
Instagram広告とは?
Instagram広告とは、Instagram内に掲載できる広告のこと。
通常の投稿と同じような形式で掲載ができるため広告っぽさが出ず、内容を自然に見てもらえることが多いです。
Instagramの月間アクティブアカウント数は10億以上、国内月間アクティブアカウント数:3,300万以上(増加傾向)というデータがあります。
このビッグマーケットを活用しない手はないですよね。
また、下記の理由から、InstagramはSNS×広告の相性がバツグンに良いと言えます。
- 多くの若者が利用するSNSで購買意欲の高いユーザーが多い
- 写真や動画に特化したSNSで広告との親和性が高い
- 広告の配信面と種類が豊富でターゲットに合わせた広告が打てる
広告の配信手面や種類をきちんと把握し、Instagramを”集客ツール”として運用していくことが、ブランドの周知拡大や事業発展には欠かせないと言えるでしょう。
Instagram広告の配信面
Instagramの広告を出稿できる配信場所はどこかご存知でしょうか?
Instagram広告の配信面は以下の4種類です。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
- リール
それぞれの配信面の特徴をご紹介します。
配信面ごとの特徴を把握し、適した形式で広告掲載に備えましょう!
①フィード
まず1つ目が「フィード」に投稿するInstagram広告です。
「フィード」はInstagramユーザーが日常的に見るページで、目にする機会がとても多い場の1つ。
一般ユーザーの投稿の合間に広告の投稿を挟み込むため、広告色が強くないナチュラルな広告が好ましいです。
例えば、いち一般ユーザーの投稿かと思わせるようなレビュー写真・感想・体験などを、広告感のない画像に仕上げるなどがオススメです。
クリエイティブな広告ではなく、広告感のない投稿をつくるように意識すると良いですよ。
②ストーリーズ
2つ目が「ストーリーズ」に投稿できる広告です。
一般のストーリーズは24時間限定配信ですが、ストーリーズ広告は掲載期間を自由に設定できます。
スマホ画面いっぱいのフル画面で表示されるため、インパクトのある広告で視覚的に訴えかけやすいです。
ユーザーは、ストーリーズは画面を横にスクロールして1つずつ見ていくので、一般のストーリーズ配信を見るのと同じように、自然な流れで広告を見てくれますよ。
なお、ストーリーズ広告は、興味を惹かれたユーザーがアクションを起こしやすい設計になっています。
画面を上にスワイプするだけで画面の移動が可能なので、心理的な抵抗感が非常に低く、広告主が設定したアクション先へ移動してくれやすい特徴があります。
③発見タブ
3つ目に「発見タブ」に投稿する広告です。
発見タブとは、虫眼鏡アイコンのページのことで、ユーザーの利用履歴や興味関心に合わせたコンテンツが表示されている場のこと。
発見タブに投稿がのるとフォロワーが爆伸びすると言われているほど、「発見タブ」のページを見ている人は多いです。
投稿をタップし画面をスクロールすると、広告が表示される仕組みです。
フィード広告と同様に、一般の投稿との間に自然に表示されるよう使用する画像を工夫するのがポイントです。
④リール
4つ目は「リール」に投稿できる広告です。
リールとはショート動画を投稿する機能で、9:16のフル画面で動画を表示できるのが特徴です(2020年8月にリリース)。
それってストーリーズと同じじゃないの…?と思いますよね。
ストーリーズとの一番の違いは、リールに投稿したものは24時間経過しても消えず、自分の投稿一覧に残るという点です。
投稿できる動画の長さにも違いがあり、ストーリーズは最大60秒・リールは最大90秒の動画を投稿することができます。
また、公開アカウントであれば自分のフォロワー以外にもリールが表示されるため、非常に拡散力が高く認知拡大に最適な投稿方法なんです。
Instagram広告の種類と成功事例
Instagram広告には以下の8種類があります。
- ストーリーズ広告
- 写真広告
- 動画広告
- ダイナミック広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
- 発見タブ広告
- リール広告
Instagram広告による成功事例を一部ご紹介します。
- ストーリーズ広告:日本航空(JAL)
- 動画広告:パナソニック
- 商品タグ付きダイナミック広告:rom&nd
- カルーセル広告:株式会社ツヴァイ
- コレクション広告:Dear, Klairs
- 発見タブ広告:MOO:D MARK
各広告の特徴に注目しながら、活用方法や広告の効果を確認してみてくださいね。
ストーリーズ広告・日本航空(JAL)
日本航空(JAL)は、「ストーリーズ広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- 1,000万人以上に訴求
- ラグビーイベントの盛り上がりに貢献
- 企業ブランドのメッセージを伝えることに成功
著名アスリートを起用し、ラグビー大会をより楽しめる情報を「簡単に学べる動画」にまとめて配信したJAL。
ストーリーズ特有の”次から次へ移るテンポのよい視聴傾向”と”堅苦しくない楽しい動画”がマッチし、効率的にリーチにつながったと考えられます。
工夫のポイントとしては以下の通り。
- 動画の冒頭にブランドロゴを入れる
- 画面上下に常時ロゴやキャンペーンメッセージをテキストで表示させる
- 静止画バナーも動画と組み合わせて活用(ラグビー選手が動画の主役であることを主張)
一瞬の視聴だけでも印象に残るような施策が成功へとつながりました。
※参考:Instagram広告事例 日本航空
動画広告・パナソニック
パナソニックは、「動画広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- メッセージの想起
- 商品の認知・理解を深めることに成功
- 旧モデルと比べて売り上げ2倍増加
高級トースター「オーブントースター ビストロ」の新モデルを発売する際に、Instagram広告を作成したパナソニック。
突発的な消費ではなく、恒常的にユーザーの根底にある、ワクワクや憧れなどの潜在的な感情にアプローチ。
メッセージ想起が浸透した結果として、商品への認知・理解を深められ、売上2倍UPにつながったと分析。
「今回の取り組みを、他の商品カテゴリーにも広げていきたい」という発言からも、Instagram広告の将来性に高い期待を持っていることが伺えます。
※参考:Instagram広告事例 パナソニック
商品タグ付きダイナミック広告・rom&nd
rom&nd(ロムアンド)は、「商品タグ付きダイナミック広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- 購買数が1.6倍に増加
- 広告費用対効果2.5倍
- CPAを36%抑制
韓国の美容インフルエンサー、Min Saerom氏による大人気化粧品ブランドのrom&nd。
広告予算を増やすことなくオンラインでの売上を伸ばすため、商品タグ付きダイナミック広告を配信しました。
広告に商品タグを付けることで商品の発見から購入までの動線が短くなり、より低い購入単価でコンバージョンを増加することに成功。
また、[購入する]を促すCTAボタンを設置することで、ユーザーをrom&ndのInstagramショップへ誘導しやすくしたのだそう。
Instagramで購買のための情報収集をしているユーザーの特徴をしっかりとらえた実例ですね!
※参考:Instagram広告事例 rom&nd
カルーセル広告・株式会社ツヴァイ
株式会社ツヴァイは、「ストーリーズ広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- クリック率が63%向上
- クリック単価を41%抑制
業界大手の結婚相手紹介サービスを展開しているツヴァイ。
若年女性への接点を最大化する狙いでストーリーズ広告を配信し、新規会員獲得を目標に取り組んだとのこと。
工夫のポイントとしては以下の通り。
- 一般の投稿に馴染むようなテキストやステッカーで動画を作成
- 複数のチャプターに分けたストーリーズ広告を配信し、あえて左右へのタップを促すことで、興味を持った動画だけを視聴できるしかけを作成
結婚相手紹介サービスへのネガティブなイメージを改善することで抵抗なくサービスを理解してもらえるようなつくりにしています。
Instagramを利用するユーザーの特徴や、広告のフォーマットをしっかり理解して活用できている事例ですね。
※参考:Instagram広告事例 株式会社ツヴァイ
コレクション広告・Dear, Klairs
Dear, Klairsは、「コレクション広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- 広告費用対効果1.8倍に向上
- リーチ人数41%増加
- 売上と認知度UPに成功
スキンケア商品を取り扱う韓国の美容ブランドDear, Klair。
メインの大きい画像(または動画)と、小さい複数枚の画像が一緒に表示される形態の広告である「コレクション広告」を利用しました。
コレクション広告の
- 投稿に商品のタグ付けができる
- 簡単に商品を見つけられる
- ユーザーがアクションを起こしやすい
というポイントをおさえ、成果につなげたと分析できます。
複数の商品展開を持っている企業は、コレクション広告の起用が効果的と言えますね!
※参照:Instagram広告事例 Dear, Klairs
発見タブ広告・MOO:D MARK
MOO:D MARK by ISETANは、「発見タブ広告」を活用して下記のような実績を獲得しました。
- 購買に繋がるユーザーへのリーチに成功
- 購入数1.5倍増加*
- CPC、CPA共に改善
大手老舗デパート三越伊勢丹のオンラインギフトサイトMOO:D MARK by ISETAN。
今までFacebook広告を利用していましたが、さらにInstagramの自動配置や類似オーディエンスを活用した結果、購入数1.5倍の増加に成功しました。
購入単価が大幅に改善され、Instagram広告からの成果が大きく出たようです。
ニーズに合うターゲットへ直接広告を届けられるAI機能(自動詳細マッチング機能)の強さが感じられますね。
※参照:Instagram広告事例 MOO:D MARK
Instagram広告を活用し、効率良く集客しませんか?弊社のInstagram広告の運用サービスは少額予算から利用可能です。【今なら無料相談受付中】Instagramを通して集客率UP・売上額UPを目指したい方は、ぜひご検討ください。
【まとめ】Instagram広告は適切な種類選択と効果的なアプローチが大事
Instagram広告を活用することで、ブランドの認知拡大や売上の向上に期待ができます。
国内だけでもユーザー数が3,300万人と非常に多く、Instagram自体が巨大なマーケットの場になっているため、広告との相性が抜群な媒体なのです。
Instagram広告の導入によって、大きな成果を得た企業が多いのも事実です。
利用する用途や目的に合わせて広告形態を選択し、Instagram広告で効率的な集客と大きな成果を獲得しましょう!
ワンクルーズのInstagram広告の運用は、10万円/月(税別)から可能です。
「これまで獲得出来なかった層の新規顧客を獲得したい」
「今かけている広告宣伝費全体の効率をあげたい」
「サービスや商品のストーリーをもっとユーザーに知ってほしい」
という場合は、Instagram広告を始めるタイミングかもしれません。
10万円の中には、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まで全て含んでおりますので、乗り換え費用やアカウント構築費用等は一切かかりません!まずは効果を実感してください。契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。手数料の安さをうたう業者もあると思いますが、重要なのは費用対効果!
そこに見合う信頼できる業者をお探しなら迷わずワンクルーズへご相談ください!
インスタグラム広告の基礎理解
インスタグラム広告の運用
業界別の広告運用