「Instagramの地図検索機能ってどんなもの?」
「地図検索機能とグーグルマップはなにが違うの?」
「地図検索機能の活用方法を知りたい」
Instagramが一部アカウントでテスト運用していることが話題になっていた地図検索機能が、6月に日本国内で正式導入されると発表されました。
そこで本記事では、Instagramの地図検索機能の概要やグーグルマップとの違い、ユーザー・企業(店舗)それぞれの活用方法について解説します。
Instagramの地図検索機能が使用できない場合の対処方法についても触れていますので、「自分のInstagramにはまだ地図検索機能が無い」という方も必見です。
地図検索機能が使えるようになったことで、飲食店や美容院、ホテルなどはお客様に見てもらえる機会が増えたとも言えるでしょう。しかしながら、競争が激化することも予想されるので、より見込み客にアプローチするためにも広告の出稿を考えてみませんか?弊社は少額予算からの広告出稿も得意としています。詳しくはインスタグラム広告の運用サービスページをご覧ください。
Instagramの「地図検索機能」とは
Instagramの「地図検索機能」とは、地図のアイコンをタップすると、近隣の人気スポットがその位置情報をつけたフィード投稿と共に地図上に表示されるという機能です。地図のアイコンは、Instagramの発見タブの右上に「地図」と表示されています。
ユーザーは現在地を元に周辺の人気スポットを検索し、Instagramの地図を確認しながら目的地に到達することが可能です。
カテゴリー別検索やハッシュタグ検索もでき、カテゴリー別検索では「カフェ」「美容院」「ホテル」など現時点で9つのカテゴリー別に検索することができます。
カテゴリー別で検索する方法は、地図検索の画面に表示されるカテゴリー名のボタンをタップします。
ハッシュタグ検索も可能で、例えば「#ベーカリー」で検索すると、Instagram上で「#ベーカリー」のハッシュタグを付けているユーザーの画像が上位に表示されます。位置情報とアカウントが一致している場合には、ビジネスの公式アカウントも表示されます。
また発見タブでの「#テイクアウト」「#ラーメン」など一部のハッシュタグの検索結果ページでは、上部に地図が表示され、地図をタップすると関連スポットが表示されます。
Instagramの地図とグーグルマップとの違いは?
地図検索といえばグーグルマップが有名ですが、ここまで読んでいただくと、「Instagramの地図検索機能とグーグルマップは似ているのでは?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
確かに似ているのですが、微妙に特徴や強みが異なります。以下にInstagramの地図検索機能とグーグルマップの違いをまとめました。
Instagramの地図検索機能 | Googleマップ |
---|---|
特定の業種の検索に特化 (飲食、ホテル、美容院) |
あらゆる場所を詳細に検索可能 |
フィード投稿が表示される (写真、リアルな口コミ) |
ローカルガイドによる口コミが表示される (★の採点、レビュー、写真の投稿) |
画像検索から現地までのアクセス方法が 1つにまとまっている |
目的地までのアクセス方法の検索に強み |
上記の違いについて詳しく解説していきます。
まず、グーグルマップはあらゆる場所を満遍なく検索することが出来ますが、Instagramの地図検索機能は以下の9つのカテゴリーが用意されていることから(2021年7月5日時点)これらの業種に特化しているといえます。
- カフェ
- レストラン
- 観光名所
- ホテル
- 美容院
- ラーメン
- パン屋
- スイーツ
- バー
Instagramは利用割合の高い10〜20代ユーザーの投稿データ数が多いため、10〜20代好みのスポットがより反映される傾向にあるのかもしれません。
また、グーグルマップの場合は★での採点、レビュー、写真による口コミが表示されますが、Instagramの地図検索機能はフィード投稿が表示されます。
写真とリアルな口コミが地図上に表示されることでより店内の様子やサービスなどを具体的に知れるため、来店につながりやすくなるでしょう。リアルタイムの上位検索が優先表示されるため、今人気のある場所を検索して知ることもできます。
他にも、グーグルマップの場合は目的地へのアクセス方法を検索するという使い方に強みがあるのに対し、Instagramの地図検索機能は周辺の人気スポットを写真ベースで検索し目的地を決めるところからアクセス方法まで1つのアプリで完結します。
つまり、今までInstagramで人気スポットを探して目的地が決まったらグーグルマップでアクセス方法を調べる、といった使い方をしていたユーザーは、Instagramだけで一連の作業が可能になるのです。
インスタの地図機能でできること
Instagramの地図機能でできることをユーザー目線と企業(店舗)目線で紹介します。
ユーザー側
ユーザー目線で見たInstagramの地図機能の最大のメリットは、周辺の人気スポットを簡単に発見でき、さらに位置情報を確認したらそのまま目的地までの道順を調べられることです。
地図を表示すると現在地周辺のスポットが投稿画像付きで表示されるため、メニューやお店の雰囲気を見比べられます。
気に入ったフィード投稿があれば店舗までのアクセス方法も確認できますし、公式アカウントが表示されていれば店舗情報(URLや電話番号)が確認できるので、店鋪への直接連絡も容易にできてお店探しにとても便利なのです。
企業(店舗)側
企業側の一つ目のメリットとしては、店鋪をユーザーに発見してもらえる機会が増えることが挙げられます。
位置情報と一致しているとビジネス公式アカウントが表示されるため、店舗を持つ企業にとってはユーザーに発見してもらえるチャンスにつながります。「情報」欄に、お店の電話番号、住所、URLを表示できるので、必ずプロフィール情報を登録しておきましょう。
二つ目のメリットは、リアルな口コミを見てそのまま予約の流れを作れることです。
地図検索機能で表示されたフィード投稿の写真や口コミを見て行きたいと思ったユーザーが、DMや店鋪情報のURLや電話番号から予約する流れを作りやすくなります。
多店舗経営をしていてビジネスアカウントは1つで運用している企業でも、店鋪毎にアカウントを作成すれば店鋪の住所から地図検索に表示され集客効果が期待できるので、アカウントの運用についても見直すと良いかもしれません。
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インスタの地図機能が使用できないケースとは
インスタの地図検索機能が使用できないのは、下記のような場合が考えられます。
- インスタの使用頻度が少ない
- ブラウザで利用している
- アプリが最新バージョンでない
- OSが最新バージョンでない
それぞれの問題について詳しく見ていきましょう。
インスタの使用頻度が少ない
放置している状態のアカウントの場合、地図検索機能が追加されていない場合があります。実際に筆者が利用している複数アカウントのうち、最近放置しているアカウントでは地図検索機能が追加されていませんが、頻繁に利用しているアカウントは地図検索機能が追加されています。
放置している状態のアカウントの場合は、検索機能追加まで時間がかかるかもしれません。
ブラウザ版で利用している
アプリではなくブラウザ版で利用している場合も、地図検索機能はまだ追加されていません。今後追加されるかどうかわかりませんが、地図検索機能を使いたいなら、Instagramアプリを利用しましょう。
アプリが最新バージョンでない
地図検索機能が利用できないのは、アプリが最新バージョンではないからかもしれません。アプリが最新バージョンか確認し、アップデートしましょう。アップデートの方お方は以下の通りです。
■iPhoneの場合
- App Storeを開く
- 【アカウント】→【購入済み】をタップして購入済みのアプリ一覧を表示
「開く」の表示なら最新バージョン。ダウンロードのマークが表示されていればアップデートが必要のため、ダウンロードのマークをタップして最新バージョンにアップデートする
■Androidの場合
- Google Playストアを開く
- 上部の検索窓の右の自分のアカウントアイコンをタップ
- 【アプリとデバイスの管理】→「管理」タブをタップ
- 「アップデート利用可能」ボタンをタップ
- 対象アプリが表示されていればアップデートする
OSが最新バージョンでない
OSが最新バージョンでないために、アプリを最新バージョンにアップデート出来ない場合も考えられます。OSの最新バージョンを確認しましょう。
■iPhoneの場合
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- OSのバージョンが表示されるので確認する
■Androidの場合
- 設定アプリを開く
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- OSのバージョンが表示されるので確認する
まとめ
本記事では、Instagramの地図検索機能の説明、活用方法と地図検索機能が利用できない場合の対処方法について解説しました。
Instagramの地図検索機能は、近隣の人気スポットがその位置情報をつけたフィード投稿と共に地図上に表示され、アクセス方法の確認までを一貫して行える魅力的な機能です。
特に、飲食店、美容院、宿泊施設などInstagramで多く投稿されている業種は口コミを見方に集客できる機会の増大になる可能性を秘めています。ぜひ効果的に活用していきましょう。
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