インスタグラムの企業アカウント運用していく上で、店舗やイベントなどのようにユーザーの来場が目的の1つになりうる場合、「位置情報」を加えることでアカウントへの流入と共にリアルな場への来場を促すことができます。
例えば、ユーザーは投稿の中から気になるカフェメニューを見つけた時にその投稿に付いている位置情報をタップすると、その店舗に関する他の投稿をまとめてチェックすることができます。お店の内観や外観、メニューなどの写真と共に、実際に来店した人達の感想を読み、店舗スタッフの発信する「今週のランチメニュー」などもチェックすることができるのです。
今回は「位置情報」関してまとめてお伝えしていきます。ぜひ先程の例を意識して、店舗アカウントで日頃から位置情報付きの情報を発信したり、お客さんにも投稿してもらえるよう店内で掲示を行ったりキャンペーンを行ったりしてみてくださいね。
インスタグラムの位置情報(スポット)とは?
インスタグラムでは投稿に位置情報(スポット)を追加することができ、投稿された場所を確認したり、位置情報検索で投稿を検索したりすることができます。
参考:スターバックス 札幌感情通東店の位置情報ページ
インスタグラムの位置情報を活用するメリット
投稿に位置情報を追加すると、スポット検索という流入経路が加わりユーザーに見つけてもらいやすくなる他、投稿に興味を持った人に位置情報を伝え来客へと誘導することができます。また、位置情報を使ったキャンペーンにも活用でき、施策の幅も広げることができます。店舗やイベントなどユーザーの来場促進を目指すサービスでは、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
位置情報を使ったキャンペーン企画例
位置情報付きの投稿してもらうキャンペーンでは、実際に店舗やイベント、地域などへの来場を促せます。さらに、投稿を目にしたユーザーへも働きかけることができます。
東京都とInstagramによる「#MY TOKYO IS _____」キャンペーン。「あなたのとっておきの「東京」を、写真や動画、ストーリーズでシェアしよう。」というテーマのもと、東京都内の場所やエリアのロケーションタグ(位置情報)を付けて投稿するキャンペーンです。参考:https://tokyotokyo.jp/ja/campaign/mytokyois/
位置情報検索(スポット検索)とは?
位置情報のページを見るには、投稿画面に表示される位置情報をタップする方法の他に位置情報検索(スポット検索)で検索する方法があります。
インスタグラムの位置情報検索とは、位置情報が付けられた投稿を検索できる機能で、「スポット検索」と呼ばれています。気になるお店の雰囲気や、お出かけ先の周辺情報などを事前にチェックするのに便利です。
スポット検索は、まず画面下部の虫めがねアイコンをタップし検索画面を表示します。「スポット」タブをタップした後「検索」をタップして場所の名前を入力し、見たい写真が撮影されたスポットを選択します。スポットを選択すると同じ位置情報の写真や動画を表示することができます。
ちなみに検索欄にスペースを挟んで複数のキーワードを入力すると、アンド検索をすることもできます。表示される候補は、同じキーワードでも検索欄に入力する順番によって変動します。位置情報検索では、時系列順に表示される「最近」セクションの他に、話題の投稿の一部が表示される「人気投稿」セクションで表示させることができます。参考:札幌駅の位置情報ページ
位置情報の設定
位置情報設定の流れ
企業がインスタグラムのアカウント運営を行う上で位置情報を関して気を付けるポイントは、まず位置情報の確認し、表示されない場合は登録するという点です。最初に位置情報検索を行い自社の位置情報が候補として上がってくるかを確認します。上がってこない場合は位置情報の設定を下記の流れで登録します。
①位置情報が表示されるか確認
位置情報が表示されるかどうかは上記でご紹介した「スポット検索」で確認します。まず画面下部の虫めがねアイコンをタップし検索画面を表示し、「スポット」タブ>「検索」の順にタップし、検索バーに確認したい場所の名前を入力して選択肢として挙がってくるを確認します。挙がってこない場合は②~③の流れで登録します。
②Facebookで「チェックイン」から位置情報を追加
位置情報を登録するには、Facebookのアプリを立上げホーム画面の上部にあるチェックインをタップします。その際位置情報がOFFになっている時は、「位置情報サービスをONにする」ボタンが表示されますので、そこをタップしてONにします。そして虫めがねアイコンの検索欄でお店などの追加したい位置情報を入力します。
すると候補が並んだ1番下に「〇〇(追加したい場所)に〇〇(追加したい位置情報)を追加…」と表示されますので、そこをタップします。そしてカテゴリを選択します。
そして、住所を入力していきます。住所はまず市町村をアルファベット入力して候補から選択します。
最後に基本情報や位置情報を詳細に入力できる画面が表示されますので、そちらを入力していきます。ここで作成をタップしたら完了です。その後は編集ができなくなりますので、入力した情報はよく確認しましょう。
③ インスタグラムに位置情報が追加される
②のようにFacebookでスポット(位置情報)を追加すると、自動的にインスタグラムにも位置情報が追加されます。あとは、インスタグラム下部の+アイコンから投稿する際に「場所を追加位置」から位置情報を選択して投稿すればOKです。
ぜひ日頃の投稿に位置情報を盛り込んでいってみましょう。過去の投稿にも位置情報を追加できることができますので、余裕がある時にさかのぼって追加して位置情報で表示される投稿を増やしていってみてください。過去の投稿への位置情報の追加方法はこの後の「過去の投稿に位置情報を追加するには」などをご参照ください。
ビジネスアカウントに位置情報を追加
アカウントをビジネスアカウントに切り替えると、プロフィール画面に位置情報などを追加することができます。
ビジネスアカウントへの変更は、プロフィール画面の右上部の「三」アイコン>「設定」>「アカウント」とタップしていき、「プロアカウントに切り替える」を選択すると切り替えられます。「クリエーター」か「ビジネス」の合う方を選択し、「次へ」をタップし、カテゴリを選択、連絡先情報(連絡先情報を使用しないも選択できます)やFacebookページのリンク(今はFacebookにリンクしないも選べます)を設定したら完了です。
さらに、プロフィール画面の「プロフィールを編集」>「連絡先オプション」>「ビジネスの公開情報」の「ビジネスの住所」とタップしていくと位置情報を設定できます。ちなみにインスタグラムのビジネスアカウントに位置情報を追加するとプロフィール画面に道順の表示が追加され、さらなる来店誘導へとつながります。
※地図上で表示される位置が実際と異なることがあるため、必ず表示位置を確認しましょう。
位置情報付きの投稿のやり方
位置情報をオンにするには
インスタグラムに位置情報を追加するには、まずインスタグラムのアプリの位置情報サービスをオンにする必要があります。デフォルトでは、インスタグラムの位置情報サービスはオフになっています。
位置情報サービスをオンまたはオフにするには、1度インスタグラムアプリを閉じてから「設定」を開きます。「プライバシー」 > 「位置情報サービス」>「インスタグラム」の順にタップし、「このAppの使用中のみ許可」を選択して、位置情報へのアクセスを許可します。
位置情報サービスをオフに戻すには、「設定」から、「プライバシー」 > 「位置情報サービス」>「インスタグラム」の順にタップし、「なし」を選択します。
写真や動画に位置情報付けて投稿(シェア)する方法
写真(動画)に位置情報を入れて投稿するには、まず撮影済みの写真や動画を選択しアップロード(または撮影)します。その後エフェクトやフィルターを追加>「場所を追加」>「シェア」をタップして投稿します。なお位置情報以外に、“公開されているFacebookイベント”を位置情報として選択することもできます。位置情報や“公開されているFacebookイベント”をタップすると、その位置情報やイベントで公開されている写真や動画を見ることができます。
過去の投稿に位置情報を追加するには
投稿済みの写真や動画に位置情報を追加するには、まず写真や動画の上にある (iPhoneの場合)「…」または(Androidの場合)「︙」をタップします。そして「編集」>「位置情報を追加」の順にタップし、位置情報を「おすすめ」に表示された位置情報を入力して、 (iPhoneの場合) 「完了」または (Androidの場合)「✓」をタップして編集を終了します。
過去の投稿の位置情報を変更するには
投稿済みの写真や動画に含まれる位置情報を変更するには、まず写真や動画の上にある (iPhoneの場合)「…」、(Androidの場合)「︙」をタップします。その後、「編集」、場所の名前をタップし、(iPhoneの場合)「位置情報を変更」をタップ、Androidの場合は「位置情報を検索…」をタップし、地名を入力・選択し、最後に、(iPhoneの場合)「完了」または (Androidの場合)「✓」をタップします。
過去の投稿の位置情報を削除するには
投稿済みの写真や動画に含まれる位置情報を削除するには、まず写真や動画の上にある (iPhoneの場合)「…」、(Androidの場合)「︙」をタップします。その後、「編集」、場所の名前をタップし、(iPhoneの場合)「位置情報を削除」をタップ、Androidの場合は「位置情報を選択」の横の「X」をタップします。最後に、(iPhoneの場合)「完了」または (Androidの場合)「✓」をタップします。
まとめ
今回は、インスタグラムの「位置情報」をテーマにお伝えしました。位置情報が追加されていると、ユーザーは投稿で気になった場所を位置情報からまとめてチェックできる他、スポット検索で検索することもできるため、流入経路を増やすことができます。店舗やイベントなどの情報発信を行うアカウントでは、投稿に位置情報を追加して、アカウントへの集客と共にリアルな来場も後押ししていってみてください。
参考:インスタグラム ヘルプセンター https://help.instagram.com/
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