近年、バナー広告やリスティング広告は、『「あからさまに広告」として認知されてしまうので、ユーザーは興味をもたず、無視される事が増えてきている』と言われております。
そんなユーザーの動きに対応するようにできたのが「インフィード広告」です。Web広告に取り組んでいる/検討中の方で「インフィード広告」という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。
しかし、そもそもどういうモノなのか、どんな効果があるのか、などを把握している方は多くありません。インフィード広告を把握し、広告で成果を出すために、特徴やメリットをご紹介します。
インフィードとは
インフィード広告とは、その名の通り、SNSやモバイルサイトの「フィード(feed)の中(in)」つまりは、記事と記事の間に表示させる広告のことです。
フィードとは、ウェブサイト、特にブログやニュースサイトなどのコンテンツの概要もしくはコンテンツ全体を配信用に加工した文書のこと。より明確にするためにニュースフィード、ウェブフィードと呼ぶこともあります
記事と記事との間に広告を表示することで、あからさまに、広告だと悟らせる事なく、自然に訴求する事ができます。
これまでの広告は、ユーザーの意識に入り込む事を重視し、ユーザーの邪魔になることもありましたが、インフィード広告は、ユーザーの邪魔をすることなく表示できますので、これまでクリックに至らなかったユーザー層への訴求が見込めます!
画像と 広告文がフォーマットで表示される ネイティブ広告は、通常の バナー広告よりも52%高い頻度で見られているという調査結果も発表されています。
(参考: Native Ads Vs. Display Ads – Sharethrough)
ネイティブ広告とはデザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指します。つまり、インフィード広告はネイティブ広告の1つということです。
インフィード広告の主な媒体
インフィード広告の主な媒体です。
- ツイッター
- Facebook&Instagram
- Yahoo!
- LINE(タイムライン、LINEニュース etc…)
- スマートニュースなどのニュースアプリ
インフィード広告のメリット・デメリット
メリット
記事の間に表示されるのでユーザーに視認されやすい
先ほども書きましたが、インフィード広告は、ブログやニュース記事などのコンテンツに広告をなじませるので広告ストレスが軽減でき、今まで届かなかった層へのアプローチが可能になります。閲覧者の目に留まりやすく、通常のバナー広告に比べて数倍以上のクリック数を得たケースもあります。
また、画面上の表示頻度が高いため、購入時の検討期間が長くて認知や信頼性が必要な商品を広めるのに適しています。
2次拡散を狙える
こちらはSNS媒体のインフィード広告の特徴ですが、「いいね」や「リツイート」などの拡散をユーザーが行ってくれれば二次拡散が狙えます。課金対象は1次拡散のみです。つまり、リツイートやいいねで拡散された広告に対するクリック等のアクションは、課金対象となりません。
つまりユーザーにとって良い広告であればあるほどリツートされ、加速的にエンゲージメントが高まります!
デメリット
騙されたと思われる可能性がある
インフィード広告は目に留まりやすい反面、コンテンツに紛れている広告に対して閲覧者が騙されたような気持ちを抱く可能性があります。
インフィード内に紛れこみますので、広告と気付かずクリックしてしまいます。視覚的な認知を促してクリック率を上げるインフィード広告で悪い印象を与えないためにも、獲得見込みが高い広告配信を行うよう心掛けましょう。
引用:株式会社ジャストシステム(Fastask)
表示回数が多いため、短期間でもクリエイティブ変更が必要
広告表示回数であるフリークエンシーが高いインフィード広告では、同一ユーザーに繰り返し同じ広告が表示されるため、同じ画像が繰り返し表示されることで『またこの広告か』と思わせてしまう可能性もあります。
そのため掲載期間が一定期間ある場合はフリークエンシーなどの数値を分析しながら、クリエイティブの変更を行わないと、ユーザーに飽きられてしまい、パフォーマンスが落ちていきます。
インフィード広告で成果を出す方法
クリエイティブとターゲティングが命!
インフィード広告は基本的に、クリエイティブとテキストによって構成されています。その中で一番注目されているのがクリエイティブです。
デメリットにも書きましたが、クリエイティブを変えず、同じもので配信し続けると、ユーザーの反応が悪くなります。クリエティブが変わればユーザーの反応がガラリと変わります。それほどクリエイティブは重要なものです。
複数のクリエイティブを用意し、定期的にクリエイティブを変更して配信する事で、好パフォーマンスを維持できます。また、変えたばかりのクリエイティブでもユーザーからの反応が悪いクリエイティブはすぐに変える事も大切です。
インフィード広告では、「リマーケティング」や「インタレストカテゴリ」などの様々なターゲティングを行う事ができます。さらに、性別や年齢、地域、曜日、時間帯などの掛け合わせも出来るので、より商材とマッチしたユーザーに広告を配信することが出来ます。
媒体にもよりますが、基本的にはかなりの高精度でユーザーをセグメントできます。
ユーザーにストレスを与えないためにも、自社商品に興味のあるターゲットユーザーにしっかりと訴求する事がとても大切です。
大切なことは文章の頭に持ってくる!
媒体によってはインフィード広告は全てのテキストが表示されるとは限りません。広告の配信枠によっては一部のテキストしか表示されませんので、伝えたいことはテキストの最上部に目立つように記載する事が大切です。
またSNSなどのテキストが全て表示されるインフィード広告でも、ほとんどのユーザーは全て読みません。表示される範囲内にユーザーが興味を引く魅力的なテキストを配置する事で、ユーザーの目にとまる確率が上がります。
媒体の特徴をつかむ
ここまで、インフィードの特徴をいくつかお話ししましたが、配信する際には媒体ごとの特徴も鑑みて配信する事が必要です。媒体毎にユーザーの特性やマッチするサービスがありますので、自社の商品(サービス)の特徴を理解して、配信媒体を選ぶ必要があります。
例)スマホのRPGアプリ広告を配信する際に、Instagramよりツイッターの方が効果が大きい。
まとめ
今回はインフィード広告の特徴についてまとめました。インフィード広告は魅力的な広告で、他の広告にはない魅力があります。
しかし、その分明確な戦略と細かい調整が必要になります。社内で媒体選定や分析のノウハウが無い場合、クリエイティブの準備が難しい場合はワンクルーズにご連絡ください!
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