ターゲティング精度が高く、個人事業主から企業まで幅広い層に人気のFacebook広告。ところが、いざ広告を配信しようとして、以下のようにお悩みになったことはありませんか?
「Facebook広告アカウントってどうやって作るんだろう」
「ビジネスマネージャを使わなくても広告アカウントを作れるのかな」
そこで本記事ではFacebookの広告アカウントについての作成方法や作成時の注意点、Facebook広告アカウントが停止された時の対処法を紹介します。
広告アカウントの作成は一見すると複雑そうですが、ビジネスマネージャを使用すると比較的簡単に作ることができます。本記事を読めば作成方法から停止時の対処法まで学べますので、「広告アカウントを作成した経験がない」という人は必見です!
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広告アカウントとは
Facebook広告で広告記事を配信するには、「広告アカウント」と呼ばれるアカウントを用意しなくてはなりません。広告アカウントとは、Facebook広告における広告キャンペーン(広告の配信目的を指定する階層)を管理するためのアカウントです。
広告アカウントの作り方は、主に下記の2種類があります。
- Facebookページから作成
- ビジネスマネージャから作成
以下でそれぞれの作成方法について解説しますので、「広告アカウントをどうやって作るか知りたい」という人は参考にしてみてください。
Facebookの広告アカウントの作成方法
「Facebook広告アカウントを作ったことがない」という人向けに、Facebook広告の概要およびその作成方法について解説します。
作成方法1)Facebookページから作成
1つ目は、Facebookページを使って広告アカウントを作成する方法です。ビジネスマネージャ不要で広告アカウントを作れるため、「ビジネスマネージャは使い方が分からない」「とにかく早く広告配信したい」という場合に適しています。
具体的に実施する作業としては、Facebookページの配信時におけるアカウント情報の登録です。広告の目的を選択した後にアカウント情報の登録が求められ、通貨や国籍・アカウント名などの必要事項を入力すれば広告アカウント作成が完了します。
作成方法2)ビジネスマネージャから作成
2つ目は、ビジネスマネージャを用いてFacebook広告アカウントを作成する方法です。
ビジネスマネージャの管理画面を開き、「アカウント」内の「広告アカウント」を選択します。表示された画面の「追加」から「新しい広告アカウントを作成」を選ぶと、広告アカウント名や支払い方法などの入力画面が表示されます。
これらの情報を入力して「広告アカウントを作成」を実行すれば、入力情報にもとづいて広告アカウントが作成されます。
「そもそもFacebookページやFacebookの個人アカウントを持っていない」という人は、Facebook広告配信の流れをまとめた下記記事も合わせてお読みください。
Facebook広告の使い方や出稿手順を5ステップで解説!初心者でも簡単
Facebookの広告アカウント作成時の注意点
ここまで、広告アカウントの作成方法を2通り紹介しました。続いて、これらの方法で広告アカウントを実際に作成するときに気を付けるべきことを4つに絞って紹介します。
注意点1)ドメイン認証
Facebookページから広告アカウントを作成する方法では、Facebook広告における「ドメイン認証」を行うことができません。
ドメイン認証とは、自社で保有するドメインと配信した広告を連携することで、なりすましや誤情報の拡散を防ぐセキュリティ強化機能です。Facebook側の仕様で、ドメイン認証を行っていないビジネスの広告はパフォーマンスが悪化する傾向にあります。
長い目で見るならFacebookページ経由ではなく、ドメイン認証が可能なビジネスマネージャ経由で広告アカウントを作成しておくのが無難です。
注意点2)広告アカウントの上限
ビジネスマネージャを利用する場合、1つのビジネスマネージャ内で作成・追加できる広告アカウントの数には上限があります。
この上限数を超えている場合は「広告アカウントの上限に達しました」というエラーメッセージが表示され、新しい広告アカウントの作成が行えません。
広告アカウントの上限は、ビジネスマネージャにおける「ビジネス設定」内の「ビジネス情報」から確認することが可能です。
注意点3)管理者権限
広告アカウントの作成を行うには、その権限を持っていなければなりません。
ビジネスマネージャの管理者であれば新規作成・追加の権限を所持しているため、問題なく広告アカウントを作成可能です。
権限がないことが原因で広告アカウントが作成できない場合は、「広告アカウントを作成する権限がありません」とのエラーメッセージが表示されます。
注意点4)広告アカウントの停止
ビジネスマネージャで管理している広告アカウントのうち1つでも停止されているものがあると、広告アカウントの新規作成が実行できません。
「アカウントが停止されています」といったエラーメッセージが出てくるのであれば、このケースに該当します。
停止されている広告アカウントや配信した広告がFacebook広告のポリシーに違反していないと思われる場合は、停止を解除してもらえないかサポートに問い合わせてみましょう。
以下で停止措置への対処法を紹介していますので、お困りの人はぜひ続けて読んでみてください。
広告アカウントが停止した時の対処法
Facebook広告の運用でしばしば悩みの種となるのは、広告アカウントの停止です。こちらでは、広告アカウント停止の原因ごとに分け、対処法をお伝えします。
パターン1)Facebook広告のポリシー違反
Facebook側から広告アカウントが広告ポリシーに違反していると判断された場合、アカウント停止措置が取られてしまいます。その場合はFacebook広告のポリシーを再度確認し、広告アカウントや配信内容を見直すことが重要です。
ポリシー違反が停止原因の場合、下記リンク先から異議申し立てを行えば停止が解除されることがあります。確認した限りでは問題ない、もしくはポリシーのどの部分に違反したか不明なときは異議申し立てを試みてもよいでしょう。
制限中の広告アカウントの審査をリクエスト(Facebook公式ヘルプセンター)
パターン2)不審なアクティビティ
Facebook広告では、「不審なアクティビティ」として認識される行為を行ってしまうと広告アカウントが停止されることがあります。
不審なアクティビティとは、Facebook側から見てセキュリティ上問題がある行為です。たとえば、旅行や引っ越しなどで普段と異なる地域からアクセスする、クレジットカードに登録された国が現在地と異なるなどが代表例として挙げられます。
異議申し立て(下記リンク先参照)および本人確認を実施することで、多くの場合は問題なく停止が解除されるはずです。
支払いと広告マネージャが停止されました(Facebook公式ヘルプセンター)
パターン3)原因不明もしくは改善が困難
管理する広告アカウントが1つでも停止されてしまうと、同一ビジネスマネージャで広告アカウントを新規作成・追加することができず、配信に支障が出ます。
広告アカウント停止の原因が特定できない、もしくは改善することが非常に難しいという場合には、異議申し立てではなくビジネスアカウントを作り直すのも1つの手です。ビジネスアカウントは、Facebookビジネスマネージャから作成できます。
Facebookの広告アカウントは増やせるのか
Facebook広告では、広告アカウントをジャンルや商品ごとに分け、複数作成することも可能です。Facebookが提供するビジネス向けのツール「ビジネスマネージャ」を使用すると、複数ある広告アカウントを一括で管理できるようになります。
広告アカウント数には上限が定められており、初期段階では1つのビジネスマネージャに対して5つまでしか追加できない仕様になっています。セキュリティ対策としてビジネスマネージャの「ビジネス認証」を行うと、上限を引き上げることが可能です。
「Facebook広告のアカウントを作るのは大変そうだなぁ…」と思いましたか?広告アカウントを作ること自体はそんなに難しくはありませんが、効果を出すためには運用後の分析と改善が必須です。Facebook広告の運用サービスに興味があるなら、料金プランページもご覧ください。
まとめ
本記事では、下記事項について紹介しました。
- Facebook広告アカウントの概要・作成方法
- Facebook広告アカウント作成時の注意点
- Facebook広告アカウント停止の対処法
広告アカウントは、Facebook広告を配信するためには必要不可欠です。これからFacebook広告の導入を予定しているなら、早めに広告アカウントを作成しておきましょう。
ビジネス認証やドメイン認証といった機能が使えますので、セキュリティ対策やアカウント停止対策上はビジネスマネージャを利用して作成するのがおすすめです。
「一度もビジネスマネージャを使ったことがない」という人は、下記記事を参考にしてまずはビジネスマネージャの開設からはじめてみてください。
Facebookビジネスマネージャーを使用するメリットと作成方法
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