動画には「文字」「音(声)」「映像」、3つの情報が入っており、その情報量は単純にテキスト、写真だけの場合の約5,000倍とも言われています。
そのため、短時間で多くの情報を伝えることができ、動画のあるWebサイトはそうでないWebサイトと比べ圧倒的に記憶に残りやすく、また人の心を動かすことができると言われております。
多くの企業がWEB広告に参入していますが、こんなにも魅力的な動画を使用した動画広告に手を出している企業は未だごく一部の企業に限られています。理由としてはそもそも「動画広告の有力さを知らない」「動画素材が社内にない」などが多いかと思います。
動画素材がない方も魅力に気づいていない企業も動画広告の有用性に気づけば動画広告の配信を検討していると思います!記事を読んで魅力に気づいた方はご連絡ください!
動画広告の特徴
動画広告の特徴としては大きく2つあります。
- サービスや商品の認知度を高める/深める
テキストと画像の広告では文字数や画像の枚数など、掲載内容に制限があります。動画であれば、もちろん動画のクオリティにもよるものの、サービスや商品の良さを視覚でしっかりと伝えることが可能になります。自社の商品を全く知らないユーザーに対して、商品の存在やサービスのことを知ってもらいたい場合に活用されます。
- イメージの向上・ブランディング
企業に対するイメージ向上やブランディングを目的とした活用です。もともと動画広告といえばテレビCMが定番でしたが、テレビへの広告出稿は広告予算が潤沢な企業に限られていました。インターネットの普及に伴いテレビ離れが進むことで、広告もテレビからインターネットへシフトするようになりました。少ない予算でも出稿が可能になり、大手企業はもちろん、さまざまな企業でも動画広告が活用されるようになりました。
これまでユーザーが抱いてきた企業イメージの多くは、テレビCMの影響によるものでしたが、動画広告はこれまでテレビCMが担っていた役割にとってかわる存在となりつつあります。。
他にも色々特徴はありますが上記の2つが、動画広告全体の特徴となります。
各媒体ごとの動画広告の特徴
動画広告は多くの媒体で配信できますが大まかにYouTubeとSNSの2つに分けて考えることが出来ます。
YouTube動画広告とは
ユーチューブ広告は誰もが見たことあると思いますが、動画再生前、途中、後に動画広告を差し込む事ができます。
ユーチューブが提供する広告枠にはいくつかのフォーマットがあります。
- TrueVIewディスカバリー広告
YouTube の関連動画の横や、YouTube の検索結果の一部、モバイル版 YouTube のトップページなどに表示されます。ユーザーがクリックすることで再生されます。動画は、YouTube の動画再生ページまたはチャンネル ページで再生されます。
- TrueViewインストリーム広告
動画の再生時に、広告が表示されます。動画の再生前、再生中、または再生後に動画広告が流れます。再生開始から 5 秒が経過すると、ユーザーは広告をスキップできます。 - バンパー広告
より多くのユーザーにリーチし、ブランドの認知度を高めることを目的とする短い動画広告フォーマットです。ユーチューブ動画の再生前、再生中、または再生後に再生される 6 秒以下の動画広告です。この広告をスキップすることはできません。動画広告を配信する場合、これらのフォーマットから選択して配信することになります。どのフォーマットで配信するかは目標や企業戦略によって変わります。
ユーチューブは他のSNSやリスティング広告とは違い、CVを得意としていないため、CVが欲しい場合はオススメできません。
もちろんCVにつながらないというわけではありませんが、基本的にユーチューブの動画広告は再生数稼ぎや企業・サービスのブランディング、認知拡大に向いています。
↓2018年後期に動画広告でもCVに繋げられるようなフォーマットがリリースされました。
ユーチューブ広告の特徴
- SEOに強い
検索結果の1ページにはかなりの確率でYouTube動画が掲載されています(キーワードよって変わってきますが)検索結果にYouTube動画のコンテンツを掲載させることで、ユーザーに自社の存在を大きくアピールすることができます。 - 強制的に見せることができる。
こちらはユーチューブ広告の大きな特徴です。YouTubeは他のSNSユーザーに動画を強制的に見せることができます。他のSNSは基本的にフィード広告と呼ばれる形式が多く、読み流されてしまう可能性があります。
対し、YouTube広告は広告の形式にもよりますが、最低5秒間の視聴を保証されます。動画のクオリティや商品の質が高ければ、ユーザーに興味を持ってもらえる可能性が他のSNSより高いです。 - 音声の視聴可能性が高い
他のSNSは動画を中心に考えておりません。移動時間や隙間時間にSNSを確認しますので、音を視聴できる環境にいない可能性がとても高いです。多くのSNSは動画の音声はデフォルトでオフになっていますので、映像のみでも伝わるように動画作成する必要があります。対して、YouTubeは動画視聴特化の媒体ですので、ユーザーは音声を聞ける状況にありますので、広告の音声までしっかり受け取ってくれます。
YouTube広告のデメリット
- クリック率が低い
動画広告が表示されるのは動画の冒頭、もしくは動画の最中です。広告を見ても、動画視聴の手を一旦止めてリンクをクリックしてくれるユーザーは限られてしまいます。ですので、YouTube広告を使ってサイトへの大量の流入を目指すのは極めて困難です。 - CVに繋がりにくい
YouTubeの広告がCVに繋がりにくい理由としては2つあります。
1.先ほどと同じような理由ですが、ユーザーは動画を見るという明確な目的を持ってYouTubeに来ていますので、目的を横に置いて動画をクリックしてさらにCVまで到達するユーザーは殆どいません。 - システムの最適化目標がCVになっていない。
動画広告は基本的にCVでは無く認知拡大をメインとしていますので、システムの挙動も変わって来ますので、そこも要因の一つになります。
SNS
SNS広告は基本的に各媒体のフィードに動画を配信することができます。配信場所は静止画像広告と基本的に変りません。他にはInstagramだとストーリーズにも動画広告を配信することができます。
SNS動画広告の特徴
- テキストと動画で並行して魅力を伝えることができる
YouTubeでは基本的に動画のみの訴求になりますが、SNS広告は動画+テキストで訴求することができます。動画の方が情報量が多いとはいえ、テキストでしか伝えきれない部分もありますので、2つの面で魅力を訴求できることは大きなメリットになります。
- 全画面で動画を表示することができる
こちらはフィード広告では無くInstagramのストーリーズ広告やTik Tokなどの一部のSNS広告に限ったお話ですが、デバイスの画面いっぱいに動画を表示することができます。それにより、余すことなく動画で魅力できます。
YouTubeとSNS広告どちらを選ぶべきか。
動画広告を配信するにもどちらで配信するべきか迷うかと思いますが、そこは「目的」によって考えてもらうことが良いかと思います。
YouTube広告はCVではなく認知拡大をメインとしたい場合に向いています。CV用のフォーマットが追加されたとはいえ、認知拡大の方が効果的ですので認知拡大ならばユーチューブを検討する方が良いかと思います。
反対にCVを目的としているのであれば、SNS動画広告をお勧めいたします。
もちろんSNSの動画広告は認知拡大としても優秀です。
まとめ
今回は動画広告についてまとめました。昔のように高いお金を払ってマス媒体に動画広告を流さなくても手軽に配信することが出来るようになりました。
テキストや画像よりも情報力が多く動画でしか表すことが出来ないブランドの雰囲気があります。
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