ネットインフラが急成長を遂げていることで動画の配信量が爆発的に増えています。それに伴い、動画を使ったプロモーションを行う会社は日増しに増えてきています。動画でしか伝えることのできない、企業の魅力もありますので、動画を使った集客(プロモーション)はとても有効的です。
しかし、ただ動画を作っただけではユーザーは動画を見る事はありません。動画を認知してもらう必要があります。
今回は動画を使った集客(動画を見てもらう)を行う際に必須である、YouTubeについて紹介します。
動画サイトの王様YouTube
「動画を作ったから、誰かに見てもらうために動画投稿サイトに載せよう。」と考えた場合、まず一番に思い浮かぶのはYouTubeだと思います。(違う!という方はいませんよね?笑)
動画市場の動向を調査するアンケート調査ではユーザーがよく使う動画コンテンツを視聴するサービスは「YouTube」(97.8%)が1位。これに「ニコニコ動画」(27.8%)、「Facebook」(21.1%)、「LINE」(20.3%)とSNSが続いております。YouTubeのユーザー数としては
- 世界の月間ログイン視聴者数は19億人
- 世界で毎日40億本以上の動画が再生されている
- 日本月間ログインユーザー数6200万人
- 18歳〜64歳のネット利用者のうち82%が利用経験あり
2018年10月時点
月間ログインユーザーが6,200万人いるということは、日本の人口の半分がユーチューブを月に一回以上再生している計算になります。こんなにもユーザーが集まるコミュニティはなかなかありません!
ユーチューブを使った集客方法
ユーチューブを使った集客にはアカウント運用によるものと、広告を使った集客の2パターンがあります。
しかし、中小企業がアカウントを育成して集客するのはほぼ不可能だと思います。アカウントを育成していくということは、ユーザーに継続的に動画を視聴してもらい、再生数とチャンネル登録者数を増加させるということです。
VSEO(Video版SEOのことです )に則り、定期的に動画を投稿する必要があります。もちろん動画はただ投稿するだけでなく、一度見たユーザーが他の動画も見たいと思わせる程の、質の高い動画が必要です。
それほどの動画をいくつも用意することは、(リソース的な問題で)中小企業にはほぼ不可能だと思います。
例えば、Google Japan のアカウントは登録者数30万人を超えているにも関わらず、再生数は平均的に5,000以下となっております。
Googleというブランド力があるので、登録者数を増やすことは無名の企業に比べ、比較的容易にできたかもしれませんが、動画を見るという所まではできておりません(そもそもGoogle Japanが全ての動画の再生数を伸ばすようなアカウント運用をしていないという理由だと思いますが)
動画の中に数本、再生回数が100万を超えているものがあります。おそらくこちらは、動画広告配信により、再生数が伸びたものだと思います。(広告として配信された場合も「1再生」とカウントされますので、YouTube動画を広告として配信すれば、再生回数が増加します。)
上記のような理由から、中小企業がアカウントを運用して宣伝効果を得ることはかなり難しいと思います。
ユーチューブ広告とは
ユーチューブ広告の種類
ユーチューブ広告は誰もが見たことあると思いますが、動画再生前、途中、後に動画広告を差し込む事ができます。
ユーチューブが提供する広告枠にはいくつかのフォーマットがあります。
- TrueVIewディスカバリー広告
YouTube の関連動画の横や、YouTube の検索結果の一部、モバイル版 YouTube のトップページなどに表示されます。ユーザーがクリックすることで再生されます。動画は、YouTube の動画再生ページまたはチャンネル ページで再生されます。 - TrueViewインストリーム広告
動画の再生時に、広告が表示されます。動画の再生前、再生中、または再生後に動画広告が流れます。再生開始から 5 秒が経過すると、ユーザーは広告をスキップできます。 - バンパー広告
より多くのユーザーにリーチし、ブランドの認知度を高めることを目的とする短い動画広告フォーマットです。ユーチューブ動画の再生前、再生中、または再生後に再生される 6 秒以下の動画広告です。この広告をスキップすることはできません。
動画広告を配信する場合、これらのフォーマットから選択して配信することになります。どのフォーマットで配信するかは目標や企業戦略によって変わります。
ユーチューブ広告の目的
ユーチューブは他のSNSやリスティング広告とは違い、CVを得意としていないため、CVが欲しい場合はオススメできません。
もちろんCVにつながらないというわけではありませんが、基本的にユーチューブの動画広告は再生数稼ぎや企業・サービスのブランディング、認知拡大に向いています。
↓2018年後期に動画広告でもCVに繋げられるようなフォーマットがリリースされました。
こちらのフォーマットを使用すれば通常の動画広告配信よりもCVの可能性が高まります。
ユーチューブ広告のメリット・デメリット
動画広告やユーチューブ広告におけるメリットとデメリットをまとめました。
ユーチューブ広告のメリット
- 情報量が多い
人は、動くものに反応しますので、動く映像は静止画よりも視界に入りやすく、画像よりも動画の方が目につきます。さらには音や動作でしか表現不可能な情報もあるので、静止画よりも圧倒的にブランドの雰囲気を正確に伝えられます。 - 言葉がわからなくても伝えられる
1分間の動画を文字情報に換算すると、180万文字分の情報伝達能力があると言われております。そのため静止画よりもたくさんの情報を伝えられます。また外国人などに、言葉を使わなくても動画で表現するだけで、特徴を伝える事ができます。 - SEOに強い
こちらはキーワードよって変わってきますが、かなりの確率で検索結果の1ページ目や2ページ目にYouTube動画のコンテンツが入っておりますので、Googleの検索ページに動画を載せることも可能です。 - 強制的に見せることができる。
こちらはユーチューブ広告におけるメリットですが、ユーザーに動画を強制的に見せることができます。ですので、動画のクオリティや商品の質が高ければ、ユーザーに興味を持ってもらえる可能性が高いです。
ユーチューブ広告のデメリット
- ウザイと思われてしまう可能性がある
先ほどユーチューブ広告のメリットで、動画を強制的に見せる事ができると書きましたが、目当ての動画を見る前に強制的に再生される動画広告は、ターゲット選定のズレや動画内容によっては不快感をもたれ、商品・企業のイメージダウンにつながることもあります。スキップ不可の動画ではこのストレスはかなりのものになります。スキップできないストレスから一旦マイナスイメージを持たれると、回復は簡単ではありません。慎重に検討してから配信する必要があります。 - 視聴していない可能性がある。
こちらは動画広告だけの話ではありませんが、広告が再生されるのをユーザーは知っているので、無意識のうちに視界から消していたり、広告が終わるまで他のことをしていたりする可能性も大いにあります。
もちろんユーザーがついつい目を引いてしまう良質な広告(動画の質やターゲティング含め)であれば、視聴はされます。
広告配信によるブランディングの成功例
東亜合成株式会社のアロンアルフアの動画広告がとても良いブランディング例です。
この動画の再生数は、なんと1,000万再生を超えています。(企業ブランディング動画ではあり得ない再生回数です!)
アロンアルフアの動画はとても面白く見たら商品を絶対に忘れない、とても良いブランディングだと思います。(僕も広告で再生された時に、つい最後まで見てしまいました)
面白い動画を作れば必ずファンはできます。しかし、動画を作成してYouTubeに乗っけるだけではアロンアルフアの様な成果は出ません。広告によりセッションを作り認知度を高めたことで、ここまでの結果に結びつくことができたと思います。
↓ワンクルーズでの動画広告による集客事例
まとめ
ユーチューブを使った集客は他の媒体では出来ないオリジナル性の強い集客方法です。他の媒体ですと、動画は再生されても音声なし再生や、好感度の下がる可能性が大きい再生方法(リワード動画など)が使用されているなど、動画のメリットを最大限活かしきれていません。
それに対し、ユーチューブは動画を見る環境が整っているユーザーに、動画広告を配信できるので、動画の魅力がより伝わりやすくなります。
専門スタッフがいなければどちらも確保することはなかなか難しいと思います。少しでも動画広告に不安がございましたら是非ワンクルーズにご連絡ください!
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