ブラウジングをしていて同じような広告を目にして不快感を感じたことはありませんか?youtubeが特にいい例ですよね?せっかく見たい動画があるのに広告広告でうんざりみたいな。
今回はそんなユーザーに対しての広告の配信回数を制限できる、フリークエンシーキャップについてご説明していきます。
フリークエンシーキャップを設定することユーザーの不快感を解消することができます。さらに無駄な広告費を抑えて適切なユーザーに広告を配信していくことも出来ます。
フリークエンシーキャップとは
フリークエンシーキャップとはユーザーが特定の広告に接触する機会を調整する機能です。この機能を使い、応用していくことで広告の無駄な配信・クリックを抑えることが出来ます。
フリークエンシーキャップを設定するメリット
・ユーザーに不快感を与えずに適切に広告を配信できる
・見込み客にならないユーザーへの広告表示を減らして費用を抑えることが出来る
過度な広告はユーザーイメージが悪くなる
配信している広告に多少なりとも興味を示しているユーザーはあまり気にならないかもしれませんが、全く興味・関係のないユーザーに対して同じ広告を配信してしまうと、不快感を感じさせてしまう可能性があります。
この状態が続くとブランドのイメージも悪くなりますし、成約につながらない無駄クリックが発生してしまう可能性があります。
《アドワーズ》フリークエンシーキャップの設定方法
まずはアドワーズにログインしてリマーケティング広告を選択して設定を開きます。そして、1番下にある「その他の設定」タブをクリックして展開します。
フリークエンシーキャップという項目があるので、こちらをクリックして展開します。
デフォルトで「視認範囲のインプレッション数に上限を設けない」にチェックが入っているのでこちらを「視認範囲のインプレッション数に上限を適用する」にチェックを入れ直します。
そして、表示回数と頻度、階層を設定しましょう。
- 表示回数・・・同じユーザーに何回広告を表示するか
- 頻度・・・日/週/月
- 階層・・・キャンペーン単位、または広告グループ単位などで設定します
有効化することでフリークエンシーキャップの設定は完了です。
フリークエンシーの最適回数は?
フリークエンシーの最適回数の目安はありません。答えは「広告の属性や種類によって変わる」。つまり、自社で運営している広告のアトリビューション機能を使い分析することで、ある程度目安を付けることが出来るということです。
アトリビューションとは・・・サイトでコンバージョンが獲得できたときに、ユーザーがそれまでにどんな広告を何回見たなどの指標を調査できる機能です。
《アドワーズ》アトリビューション機能の使い方
アドワーズにログインして設定を開き、検索アトリビューションをクリックします。
そうすると様々な指標が表示されるので、中でも注目してみたい項目が「コンバージョンあたりの広告の表示回数」です。つまり、コンバージョンにつながるまでにユーザーは同じ広告を何回目にしているかということです。
この数字を目安にしてフリークエンシーキャップを設定するのがおすすめです。平均の表示回数が3.65回であれば、最低4回広告を同じユーザーに配信するとコンバージョンが1件獲得できるという考え方ができます。
この設定だとすこし余裕がなく機会損失が起こる可能性があるので平均の表示回数プラス2~3回くらいの設定にするのがおすすめです。
※アトリビューション機能を使うには事前にコンバージョンを計測できる環境に整えておく必要があります
案件のブランド力や目標CPAで変わる
広告の目標が認知度をアップしたいということであれば、 キャップを設けずに広告を配信して露出を増やした方がいいです。ただ、目標が商品の購入や何かの申し込みの場合はフリークエンシーキャップをしっかりと設けて、無駄なクリックや広告費を抑えて目標となるCPAに数字を近づけていくことが必要です。
フリークエンシーの最適解=テストを繰り返すことが重要!
上記のアトリビューション機能をつかうことでフリークエンシーの目安となる数字を決定することが出来ます。ただ、この数字はすっと同じ数字で推移するわけではなく広告の鮮度が落ちたり、競合他社の参入、トレンドによっても数字はがらりと変わります。
なので、仮設・検証を繰り返してそのタイミングにあった数字を反映させてテストを繰り返すことが重要です!
まとめ
- フリークエンシーキャップとはユーザーが特定の広告に接触する機会を調整する機能
- フリークエンシーキャップを設定することでユーザーに不快感を与えずに、無駄な広告費を抑えることが出来る
- フリークエンシーの最適回数はその広告の属性や種類によって変わる
- アトリビューション機能を使って適切な回数を設定する
- 常にテストを繰り返していいポテンシャルを保つ
最近は特にユーザーも広告になれてきて、同じ広告をしつこく配信してしまうとSNS上で叩かれて炎上するというった事例もあります。なので、ふさわしいユーザーに適切な広告を配信して自社のブランド力を損なわないようにしていきましょう。
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