新人マーケターの成長期

『Facebook 社外研修編』ピクセルイベントは5つ設定すべし

こんばんは!イッシーです。

北海道にも梅雨がきているのでは、と思うくらい嫌な暑さが続いてます。

日本一夏を気持ちよく過ごせるのが北海道の魅力だと思っていましたが、近年では北海道の常識も変わってきてます。

さて、この常識についてですがアインシュタインの「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである。」という名言は有名かと思います。

先日のFacebook社での研修で、私も今までの当たり前が変わったことがあります。それは、シグナルの計測についてです!

ウェブマーケティングにおいて、広告の効果測定は必要不可欠なものです。

Facebook広告では、ピクセル(Pixel)を用いてシグナルの計測を行います。本日は、このピクセルを利用した広告の最適化についてまとめました。

Facebookピクセル(Pixel)とは

Facebookピクセルは、ウェブサイトで実行されたアクションを把握して、宣伝の効果を測定できる分析ツールです。

facebook広告ヘルプセンターより

GoogleアナリティクスのFacebook版と思っていただいて結構です。タグを埋め込むことで、様々なユーザー行動を分析することができます。

ユーザー行動の分析はもちろんですが、ピクセルデータをためることで機械学習の促進し、広告の最適化も行うのです。

前回の記事で、オークションでの勝ち方、キャンペーンを最適化させる方法についてまとめましたが、Facebookピクセルはキャンペーンを最適化させるための仕組みとも言えます。

『Facebook 社外研修編』オークションを制する者は広告を制するこんにちは!部屋の湿度が70%オーバーで洗濯をしたくてもできず、洗濯物の山を眺めることが日課のイッシーです。 シンガポールから帰国...

Facebookピクセルの効果

Facebookピクセルを活用することで最適化ができると言いましたが、具体的にどのような効果があるのか、以下にまとめます。

ターゲティングが容易にできる

広告を配信する際、コンバージョンしてくれるユーザーに配信できたらどれだけ良いんだろうと思いますよね。

現実的にそんな魔法のようなことは厳しいですが、Facebookピクセルでは、より精度の高いターゲティングを可能にしてくれます。

サイト訪問したユーザーのリターゲティング
特定のアクションをとったユーザーのグルーピング
類似オーディエンスの作成※

※類似オーディエンス…特定のアクションをとったユーザーに類似(デモグラフィックや趣味・関心など)するオーディエンス

機械学習を促進することで、上記内容をターゲットオーディエンスとして利用することができます。

ターゲティングの精度が高いことで、コンバージョン期待値の高いユーザーにアプローチができるのは言うまでもありませんね。

特に、類似オーディエンスはとても期待値が高いそうです。

広告の効果測定

クリック率やインプレッション数など基本的な数値はもちろん、広告を直接のきっかけとして生じた成果が何件あるのかを知り、効果を数字で見ることができます。

ここで言う効果とは、コンバージョンやROAS※などビジネスに直結する数値のことを指します。

※ROAS…広告の費用対効果

Facebookピクセル設定について

マーケターの皆さまは、Facebook広告を運用する際、ピクセルの設定はどのように行なっているでしょうか。

私は、これまでページ閲覧(PageView)と商品の購入画面などのコンバージョンポイントの2つだけで計測してました。そして圧倒的に多くのマーケターが、このやり方をしていると伺いました。しかし、それでは本当の意味でピクセルを使いこなしたことにはならないそうです。

じゃあどうすれば良いんだ!!

答えは、この記事のタイトルにもなっていますが、ピクセルイベントを5つ設定することを推奨しているそうです。

ECサイトを例に出すと、ユーザーがウェブサイトに訪問してから、商品を購入にいたるまでに様々な行動をとっています。

そのため、ページ閲覧から購入までの計測しかできないと、その間にユーザーがどんな行動をとっていたか把握できません。

しかし、計測ポイントを複数設定することで、ユーザーの行動を各段階ごとで可視化することが可能となります。

サイト訪問者やサイト内検索をするユーザーも多いのに、なかなか購入に結びつかない…ピクセルデータで分析すると商品閲覧ページでの離脱が多い。では商品閲覧ページを改善してみよう。

など、ユーザーの行動を分析することで改善点が手に取るようにわかってきます

設定する際は、「カスタムコンバージョン」よりも「標準イベント」を利用することで、他の広告主の標準イベントを基準に分析できるそうです。

一体どんなアルゴリズムを使用しているのでしょう。永遠の謎です。

まとめ

ピクセルを利用したシグナルの計測についてまとめました。

ピクセルイベントを複数設定するメリットは、大きく2つありました。

機械学習の促進をさせ、どんなユーザーがどんな行動をとってくれるかオーディエンスグループにまとめてくれることにより、期待値の高いユーザーへのアプローチが可能になること。

そして、広告の効果測定やユーザーの行動分析を簡単に行うことができます。

疑いもせず当たり前のように、ピクセルイベントを2つしか設定してこなかった私の常識を覆してくれてありがとうございます。

現状に満足してはいけないと改めて考えさせられました!

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運用実績をGoogle社から高く評価され、同社と共同セミナーを開催したり、動画取材やGoogle Partnersスタートハンドブックに掲載される。また、成功事例としてFacebook Businessにも掲載(GoogleとFacebook両社に取り上げられるのは北海道では初)。ネット広告の運用には定評があるため、是非一度お問い合わせ下さい。

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