「FacebookやInstagram広告で自社イベントを宣伝したい! 」
「イベント告知に向いている広告にはどんなものがあるのかな」
「FacebookやInstagramイベント広告の出稿方法を知りたい」
FacebookとInstagram広告はウェブサービスのマーケティング手法として非常に人気があるので、「オフラインイベントにも応用できないか」と考えた人もいるでしょう。
Facebookにはイベント機能やイベント広告などの機能が存在しており、こちらを活用することでオフラインイベントの集客や告知、チケット販売などを行うことが可能です!
Instagramでは写真や動画を活用することで、広告や他のSNSよりもユーザーに伝えられる情報量が多く、実際のイベントがどのようなシーンで行われるのかを、ユーザーにダイレクトに伝えることができます。
本記事では、そんなFacebookとInstagramのイベント機能やイベント広告について、概要から活用事例まで徹底解説します。
イベント広告の出稿方法も丁寧に説明していますので、「イベント広告は知っていたけど出稿したことはない」という人は必見です!
「FacebookとInstagram広告でオフラインイベントの宣伝なんて本当にできるの? 」と不安な場合、最初はFacebook広告のプロに運用を依頼するのも一つの手です。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用できますので、ぜひ検討してみてください
Facebookのイベントとは
Facebookイベント広告を利用する前に、まずFacebookのイベント機能について知っておきましょう。
Facebookには、イベントページと呼ばれるイベント告知用のページを作成するイベント機能が存在します。イベントページはFacebookアカウントがあれば誰でも無料で利用可能で、主に次のようなメリットがあります。
- 簡単にイベント特設ページが作れる
- フォロワーにイベントページが表示されるため、告知に役立つ
- ディスカッション機能で参加者とやり取りでき、ヘルプ代わりになる
- Facebook上でチケットが販売できる
Facebookのイベントページは、イベントの日時や場所を入力するだけで作成可能です。
自社サイトに特設ページを作ったりチラシ・ポスターを用意したりするのに比べて、
作業の手間がかかりません。
また、作成済みのページを利用して広告の出稿もできます。
Facebookのイベント機能やイベントページについてさらに知りたい人は、詳しく解説している下記記事を参考にしてみてください。
▶︎ Facebookのイベントページを活用するメリットは?作成方法も解説
Facebookのイベント広告とは
Facebookのイベント広告とは、イベントページで作成したイベントをFacebook上で宣伝できる広告です。Facebookのイベント広告はイベント告知や集客に特化しているため、以下のような場合にとくに有効活用できます。
- イベント認知度の向上
- Facebookにおけるイベント参加者の出欠管理
- チケットの販売促進
イベント広告の利用目的として代表的なのは、イベント認知度の向上です。イベント広告を配信することで、多くのユーザーにイベントを知ってもらえます。
Facebookのイベント広告の配信方法
Facebookのイベント広告を配信する方法は、以下の2通りに大別されます。
- 広告マネージャを利用する方法
- Facebookページを利用する方法
広告マネージャを利用する方法については、Facebookイベント広告で利用したいCTAボタンの種類によって配信手順が異なります。以下でそれぞれの配信方法について解説します。
広告マネージャを利用する方法(興味ありボタン)
広告マネージャを利用する配信方法のうち、「興味あり」ボタンを用いるには以下の手順で広告を作成してください。
- 広告マネージャにアクセスする
- 「+作成」ボタンを押し、目的を「エンゲージメント」に設定する
- 「エンゲージメントタイプ」内の「イベントへの参加」を選び、「次へ」を押す
- 予算や配置の設定を行い、「次へ」を押す
- 「広告に表示する名前」にて、イベント主催者または共同主催者のFacebookページを選ぶ
- 必要に応じて画像・動画やテキストを変更する
- 「イベント」欄にイベント名やURLを入力する
- 設定がすべて終わったら「公開」を押して宣伝を開始する
「興味あり」ボタンをFacebookイベント広告に使用する場合、上記のようにキャンペーン目的は「エンゲージメント」を選ぶ必要があります。
広告マネージャを利用する方法(チケットを購入ボタン)
広告マネージャを利用して配信するとき、「チケットを購入」ボタンを用いるには以下の作業を実施しましょう。
- 広告マネージャにアクセスする
- 「+作成」ボタンを押し、目的を「トラフィック」もしくは「コンバージョン」に設定する
- 「コンバージョン」にて「ウェブサイト」または「コンバージョンイベント」を選ぶ(※)
- 予算や配置の設定を行い、「次へ」を押す
- 「広告に表示する名前」にてイベントの主催者または共同主催者のFacebookページを選ぶ
- 「広告設定」にて「1件の画像または動画」を選ぶ
- 「クリエイティブ」にて「Facebookイベント」をリンク先に指定する
- 「イベント」欄にイベント名やURLを入力する
- 必要に応じて画像・動画やテキストを変更する
- 設定がすべて終わったら「公開」を押して宣伝を開始する
「コンバージョン」内の設定(※)は広告キャンペーンの目的によって適切なものが異なりますので、下記にしたがって設定してください。
- 広告キャンペーンの目的が「トラフィック」:「ウェブサイト」
- 広告キャンペーンの目的が「コンバージョン」:「コンバージョンイベント」
上記手順ではとくに触れていませんが、コンバージョン情報についても広告公開前に設定を確認しておきましょう。
Facebookページを利用する方法
広告マネージャを使用しなくても、Facebookページを利用してイベント広告を配信することが可能です。Facebookページからは以下の手順で広告が作成できます。
- Facebookページにアクセスする
- 「宣伝する」のうち「イベントを宣伝」を選ぶ
- 広告を作成したいイベントを選び、「イベントを宣伝」を押す
- チケットを用いる場合は「目標」を設定する
- 必要に応じて「説明」欄に広告テキストを入力する
- 必要に応じて「編集オプション」から画像や動画を設定する
- 予算やキャンペーン期間などを設定し、「今すぐイベントを宣伝」を押す
広告マネージャを利用する配信方法と比べてシンプルな手順です。あまりFacebook広告に慣れていない人やほかの広告フォーマットを使う予定がない人は、Facebookページ経由で配信するのも一つの手です。
イベント広告を配信する際の注意点
Facebookイベント広告を配信するときの注意点を3つご紹介します。
広告に使う画像内のテキスト量を抑える
ほかのFacebook広告とも共通の注意点ですが、イベント広告でも画像内のテキスト量は抑えましょう。Facebook公式ではごく少量、またはテキスト無し画像の使用を推奨しています。
宣伝したいイベントのよさを伝えるにはテキストを詰め込むよりも、前回開催したときの様子がわかる写真など、イベントの魅力が伝わる画像を選ぶことが重要です。
アカウントの管理権限を確認する
イベント広告を作成・配信できるのは、必要な管理権限が割り振られたアカウントのみです。
広告運用を行うときは、イベントページを所有するFacebookページの管理者、広告管理者に設定されているアカウントでアクセスしましょう。
キャンペーンの目的を適切に設定する
「トラフィック」もしくは「コンバージョン」については、「チケットを購入」ボタンを設置するときに使用するキャンペーン目的です。チケットが必要なかったり、「参加料」フィールドの設定を行っていなかったりするイベントでは選ばないように注意しましょう。
上記に当てはまるイベントは「トラフィック」「コンバージョン」を選ぶと「イベント」内に表示されないため、広告が作成できません。
Facebookのイベント広告の活用事例
ここでは、Facebookイベントやイベント広告を活用して自社イベントを盛り上げた事例を紹介します。
45 East
・45 East
https://www.facebook.com/business/success/45-east#
45 Eastは、Facebookイベントをイベントの告知やチケット販売に活用したナイトクラブです。
Facebookイベント広告を用いて開催予定のイベントを宣伝したところ、イベント広告の利用前と比べて3割以上売り上げを伸ばすことに成功しました。
この成功により45 Eastでは広告用ポスターを廃止したため、デザインや印刷などの手間の削減という副次的なメリットも生まれています。
Eventbriteを連携してFacebook上で直接チケットが購入可能になっているため、広告経由でページを訪問したユーザーが離脱しにくい仕組みになっています。
PianoFight
・PianoFight
https://www.facebook.com/business/success/pianofight#
PianoFightは、劇場やキャバレーを含むエンターテインメント施設を運営しています。イベント機能を活用して施設で行うショーを宣伝するようにした結果、Facebook経由でのチケット平均販売数が18%も増えました。
PianoFightではEventbriteとFacebookを統合しており、Eventbrite上で作成・投稿したイベントがFacebookでも同時公開されるようになっています。
イベントの告知作業やチケット販売が効率化されたことで、週平均で30時間もの工数削減を達成しました。
Art with Heart Studio
・Art with Heart Studio
https://www.facebook.com/business/success/art-with-heart#
Art with Heart Studioは、アートスタジオのイベントやレッスンの宣伝にFacebookイベント広告を活用しています。
人気イベントである子どもたちの卒業公演の宣伝では、広告費に対する費用対効果は驚異の833倍を誇ります。Facebook広告経由でレッスンの予約が入るのも珍しくなく、もはやスタジオ運営に欠かせない存在となっているのです。
「チケット販売促進にイベント広告を使いたいけど、他サービスとの連携まで行うのは難しそうだな」という人は、プロに設定段階から任せてしまうのがおすすめです。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算でも利用できますので、まずはご相談ください。
Instagramのイベント広告
インスタグラムは告知・集客には最適なSNSです。
写真や動画を活用することで、広告や他のSNSよりもユーザーに伝えられる情報量が多いからです。
実際のイベントがどのようなシーンで行われるのかを、ユーザーにダイレクトに伝えることができます。
また、インスタを利用するのは無料です。フォロワー数が多くなればなるほど効率のいい集客ツールになるでしょう。
上記を理解して正しく運用すれば、インスタでイベントの告知や集客を成功させることができます。
Instagramのイベント広告
インスタグラムを使ってイベントの集客をするメリットを理解すると、自社へ集客するヒントにもなるでしょう。
- 特に若年層に効果的
- 位置情報を有効活用できる
- 画像や動画でイベント内容を伝えやすい
オフラインイベントの集客に関しては下記記事で詳しく解説しておりますので、さらに知りたい人は、詳しく解説している下記記事を参考にしてみてください。
▼インスタでイベント告知・集客をしよう!ポイントや注意点も紹介
Instagramの配信方法
Instagramの広告を配信する方法は、以下の2通りに大別されます。
- 広告マネージャを利用する方法
- Instagramアプリから直接配信する方法
以下でそれぞれの配信方法について解説します。
Facebook広告マネージャーを利用する場合
広告マネージャを利用する場合は以下の手順で広告を作成してください。
- Facebook広告マネージャーにログインし、「作成」ボタンをクリック。
- キャンペーン目的を選択(例:エンゲージメント、トラフィックなど)。
- 広告セットを作成。ターゲットオーディエンス、配置(Instagramストーリーズ、フィードなど)、予算、スケジュールを設定。
- 広告クリエイティブを作成。画像やビデオをアップロードし、キャプションやリンクを設定。
- 広告のプレビューを確認し、問題がなければ「確認」ボタンをクリックして広告を出稿。
Instagramアプリから直接配信する場合
Instagramアプリから配信する場合は以下の手順で広告を作成してください。
- Instagramアプリでプロフィールにアクセスし、投稿やストーリーズから「プロモーション」をクリック。
- 広告の目的を選択(例:プロフィールへのアクセス、ウェブサイトへのトラフィックなど)。
- ターゲットオーディエンスを設定(自動、手動設定が可能)。
- 広告の予算と期間を設定。
- 広告のプレビューを確認し、問題がなければ「作成」ボタンをクリックして広告を出稿。
まとめ
本記事ではFacebookのイベント機能やイベント広告に加えてInstagramでのイベント告知をテーマとして、以下のような内容を中心に解説しました。
- Facebookのイベントの概要
- Facebookのイベント広告の概要
- Facebookのイベント広告の配信方法
- イベント広告を配信する際の注意点
- Facebookのイベント広告の活用事例
- Instagramのイベント広告について
- Instagram広告の配信方法
Facebookはイベント告知に適したイベント機能やイベント広告が実装されており、オンラインだけでなくオフラインイベントの宣伝にも有効です。
本記事で紹介したように、イベント広告はナイトクラブやアートスタジオなど、オフラインイベントが主体のビジネスやサービスで大きな成果を挙げています。
「オフラインイベントには向いていないと思っていた」というFacebook広告ユーザーは、ぜひイベント機能およびイベント広告を試してみてください。
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