個人使用だけでなく、企業やサービスの宣伝にも多く使用されるFacebook。
Facebook上に電話での問い合わせを促す「今すぐ電話」というボタンを表示できる事をご存じですか?
ボタンをタップすると、手動で番号を入力する手間を省いて直接電話を発信することができる画期的な機能なんです。
Facebook上で宣伝するからには「いいね」や「シェア」に加えて、「直接の問い合わせ」などといったユーザーからのアクションが欲しいですよね。
「今すぐ電話」を表示させることで、番号を調べたりと別の媒体を介さずにユーザーが行動に移せるため、問い合わせ増加のための手段としては非常に有効です。
そこで今回は、「今すぐ電話」とは何か?という部分からFacebook上に表示させる実際の手順までを解説していきます!
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Facebook上での「今すぐ電話」は2種類ある
Facebookにおける「今すぐ電話」には、以下の2種類が存在します。
- Facebookページ上に表示
- Facebook広告上に表示
それぞれの概要についてを説明していきます。
①Facebookページ上に表示
まず1つ目は、Facebookページ上に表示させる方法です。Facebookページを所有していれば、今すぐ無料で設定することができます。
Facebookページ上に表示させるには、CTA(コールトゥーアクション)ボタンとして設定する必要があり、CTAボタンは1つのページに1種類表示させることが可能です。
CTAボタンとして「今すぐ電話」を設置することで、Facebookページに訪れたユーザーが直接電話をかけられるようになるため、自社に興味関心を持ってFacebookページに訪れた際、スムーズに問い合わせることができます。
FacebookページのCTAには他にも「予約する」「メッセージを送る」など、12種類のボタンが備えられているため、目的に合ったものを選びましょう!
②Facebook広告上に表示
2つ目は、Facebook広告から電話発信を促すことができる「電話発信広告」で表示させる方法です。
電話発信広告の中にも
- 通常電話発信広告
- 電話番号表示オプション付き電話発信広告
といった2種類のタイプがあり、大きな違いは以下となります。
通常電話発信広告
広告上に「今すぐ電話」が表示され、番号を入力せずに広告から直接電話発信することができます。
引用:電話発信広告について
電話番号表示オプション付き電話発信広告
直接電話発信するのではなく、広告をクリックするとウェブサイトへ遷移。
遷移したウェブサイトの下部に「電話する」を表示させることができ、そこから電話発信が可能になります。
引用:電話発信広告について
どうやって使い分けたらいいの?
この2種類の広告の違いは、「広告から直接電話発信をするかしないか」という部分です。
広告を配信する目的が「電話発信」である場合は通常電話発信広告、
目的が電話発信ではなく「ウェブサイトでの購入・登録」かつ「電話問い合わせも受け付けている」などといった場合は電話番号表示オプションを選択すると良いでしょう。
Facebookページ上に「今すぐ電話」ボタンを表示させる方法
Facebookページでの設定方法は以下の手順の通りです。
- 自社のFacebookページにアクセス
- ページ上部にある「+ボタンを追加」という青いボタンをクリック
- 「アクションボタンの編集」で「今すぐ電話」を選択
- 保存して設定完了
また、一度設定したボタンは後から変更・削除することもできます。
- ”「今すぐ電話」を編集”をクリック
- 変更したい場合は「ボタンを編集」、削除したい場合は「ボタンを削除」を選択
- 変更内容を保存して変更完了
「そもそも設定画面が出てこない…」「設定方法はわかったけど、実際どうやって活用していけば良いの?」と思った方は、こちらの記事も合わせてお読みください。設定時の注意点や活用事例を紹介しています。
▶︎ 【活用事例あり】Facebookのコールトゥアクション広告とは|デジオデジコ(デジデジ)
Facebook広告上に「今すぐ電話」ボタンを表示させる方法
次はFacebook広告で「今すぐ電話」を表示させる手順です。
通常電話発信広告
- 広告マネージャを開き、左上の「+作成」からキャンペーンを新規作成する
- キャンペーンの目的で「トラフィック」もしくは「リード」を選択
- 広告セットのコンバージョンの場所で「電話」を選択
- 広告のリンク先に電話番号を追加
「+作成」からキャンペーンを新規作成
キャンペーンの目的で「トラフィック」もしくは「リード」を選択
広告セットのコンバージョンの場所で「電話」を選択
広告のリンク先に電話番号を追加
電話番号表示オプション付き電話発信広告
- 広告マネージャを開き、左上の「+作成」からキャンペーンを新規作成する
- キャンペーンの目的で「トラフィック」もしくは「売上」を選択
- 広告セットのコンバージョンの場所で「ウェブサイト」を選択
- 広告のリンク先の下にある「ウェブサイトに電話発信広告を表示する」にチェック
- チェックボックスの下に出る入力欄に電話番号を追加
「+作成」からキャンペーンを新規作成
キャンペーンの目的で「トラフィック」もしくは「売上」を選択
広告セットのコンバージョンの場所で「ウェブサイト」を選択
広告のリンク先の下にある「ウェブサイトに電話発信広告を表示する」にチェックし、下に出る入力欄に電話番号を追加
最適化によって「結果」の指標が変わる
広告マネージャでは「結果」という指標が確認できますが、これは広告セットの「広告配信への最適化」で何を選択するかによって表示される数値が変わります。
最適化をリンクのクリックにした場合:リンクのクリック数が結果に表示される
最適化を電話問い合わせ数にした場合:発信画面をクリックしたおおよその人数が表示される
電話発信広告の注意点
電話発信広告を配信する上での注意点をご紹介します。
配信前に対策できるものなので、事前に知っておくのが良いでしょう。
配信先・課金方法の違いに注意
電話発信広告はキャンペーン目的によって配置オプションや課金タイミング等が変わってくるため、注意が必要です。
電話発信広告の配置
電話発信広告の配置は、Meta Advantage+ 配置もしくは手動配置のFacebookフィード・Facebook Marketplaceのみ選択することができます。
また、デスクトップからは直接電話をかけることができないため、電話発信広告はモバイルにのみ配信されます。
キャンペーン目的で広告の配置が限られる
キャンペーンの目的を「リード」にした場合、配信先はFacebookに限定され、Instagramには表示されません。
また、電話番号表示オプションはモバイルのFacebookフィードにのみ表示されます。
キャンペーン目的による課金タイミングの違い
選択するキャンペーン目的により、課金のタイミングが異なるものがあります。
主にCPM課金とCPC課金がありますが、目的別の課金方法は以下の通り。
トラフィック | CPM課金・CPC課金 |
---|---|
リード | CPM課金 |
売上 | CPM課金 |
- CPC課金=クリックされる毎に費用が発生
- CPM課金=1,000インプレッション毎に費用が発生
どっちを選べば良いの?
課金タイミングによって配信のされ方に特徴があります。
基本的にCPC課金を選択した場合はクリック数がより多くなるように配信され、一方でCPM課金を選択した場合はインプレションがより多くなるように配信されていきます。
しかしクリック率が高い(クリック数が多い)広告の場合にCPC課金を選択すると費用が高くついてしまうため、筆者はクリックに関係なく一律で費用が発生するCPM課金で配信することがほとんどです。
CPM課金でクリック率の高いクリエイティブを目指していくのが一番費用対効果の高い結果になるということですね。
配信時間に注意
電話対応ができない時間帯に電話発信広告を配信してしまうと、ユーザーが発信しても繋がらないという事態になってしまいます。
せっかくお金をかけて配信しているのに電話に出られなくてはもったいないですよね。
対策としては、自動音声などで24時間対応できる状態にするか、電話対応ができない時間帯の配信を止める必要があります。
後者の場合、ルールにて「配信をオフにするスケジュール」「配信をオンにするスケジュール」をあらかじめ設定することで対処ができます。
ルールの場所はこちら↓
「新しいルールを作成」から設定しましょう。
以上のように、電話発信広告を配信する際は時間帯に注意が必要です。
「細かい設定とかわからないし、こまめに広告を見ている時間がない…」という方は、Facebook広告のプロに任せてしまいませんか?弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能です。【今なら無料相談受付中】お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回はFacebookの「今すぐ電話」についてを紹介しました。
Meta広告ではFacebook・Instagramに広告を配信することができますが、FacebookはInstagramに比べユーザーの年齢層が高いという媒体の特徴があります。
ターゲットの年齢層が高い商品やサービスを広告で宣伝する場合、メールより電話の問い合わせの方が楽でハードルが低いと考えるユーザーも少なくありません。
そんな時に電話発信広告を検討してみてはいかがでしょうか?
広告の形態をよく理解し、欲しいコンバージョンやターゲットの特徴に合わせて広告を選択していきましょう。
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