「Facebook広告の運用代行ってどんなサービス？どこまでやってくれるの？」
「広告代理店に依頼した場合、どんなフローで広告配信するの？」

など、Facebookの運用を運用代理店に依頼したいと思っても、選ぶ基準やサービス内容がよくわからないことが多いと思います。

今回は、Facebook広告運用代行サービスの内容、料金相場、広告配信までの流れを解説していきます。

近年ビジネスにFacebookを活用する企業も増えていますが、成果につなげるにはノウハウやスキルが必須です。運用のプロに依頼して、効率的に集客や売上のアップを目指していきましょう。

Facebook広告代理店に依頼するメリット

Facebook広告の代理店とは、Facebook広告の出稿や運用を代理で行ってくれる企業のことです。

Facebook広告の制作・運用を代理店に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

1. 効率よく広告運用ができる
2. 最新の広告情報を提供してもらえる
3. 社内リソースを削減できる

それぞれ解説します。

効率よく広告運用ができる

広告運用の専門的な知識とノウハウを持つプロに任せることができるため、短期間で高い効果を期待することができます。

広告運用のノウハウを持つ人材が自社にいないが確実に成果を出したい場合、代理店に依頼をすることをおすすめします。

最新の広告情報を提供してもらえる

広告運用は常にアップデートされているため、最新の情報を収集するだけで時間と労力が必要です。しかし、広告代理店は常に最新の広告情報をキャッチアップしているため、最新かつ最適な提案が可能です。

また、広告代理店は、広告媒体と広告主の両方の情報を収集しているため、同業種の最新情報を共有してもらいやすくなるのもメリットとしてあげられます。

自社で行っている競合他社のリサーチに加え、広告代理店でも自社業界のトレンドをキャッチしてくれるので、情報集めがより楽になります。

社内リソースを削減できる

広告文の作成からバナー作成など、広告運用に関わる全てを社内の担当者に任せると、社内リソースの圧迫に繋がることも考えられます。

また、社内にノウハウがない場合、リサーチに時間がとられる上に成果も出せない、という最悪のパターンにもなりえます。

しかし、代理運用を依頼をすると、業務を丸投げしたり、また業務の一部を担ってもらうことができます。

そのため、社内担当者よりも高クオリティな広告の作成を任せることができ、社内の広告担当者が別の業務に集中できるようになるので社内リソースも適切に配分できるようになるでしょう。

Facebook広告代理店の費用体系

Facebook広告の運用代行サービスを利用するにあたって、発生する費用は大きく3つあります。

広告費用の相場としては、最低でも10万円前後から依頼を承っている場合が多いですが、サービスの範囲が限定的になることがほとんどです。

例えば、

となるため、全面的に運用を任せたい場合は、20万円以上で依頼することをおすすめします。

上記でご紹介した金額やサービス内容はあくまで一般的な例でサービス内容次第で、相場よりも費用が変動することもあります。

複数の代行サービスに問い合わせて料金体系や、サービス内容を比較検討しましょう。

弊社ワンクルーズでは、わかりにくい「手数料制」を廃止し、お客様に頂くご予算の中で、初期設定からバナー制作、広告運用、レポート提出までの全ての作業を行います。

参考：ワンクルーズの料金プラン

代理店経由で広告配信する2つの方法

Facebook広告を代理店に運用してもらうときには以下の2つの方法があります。

1. 代理店の広告アカウント経由で配信
2. 自社（広告主）のビジネスマネージャ経由で配信

これはFacebook広告代理店を選ぶときには重要なポイントで、代理店によってどちらの方法で対応してくれるかは異なります。

広告配信までの事前準備も異なるためそれぞれの方法を解説します。

代理店のアカウントを使用する場合

Facebook広告代理店は、独自のアカウントを持っており、そのアカウントを使って配信してもらうことが可能です。この場合、自社でアカウントを作成して運用する必要がないので広告配信までの手間を最小限かつ最短で開始することができます。

自社で広告配信をするノウハウがなく、広告については全て代理店に任せたいときに向いています。

自社のビジネスマネージャを使用する場合

Facebook広告を出稿して運用・管理していくには、必ずFacebookビジネスマネージャを使用します。自社でも広告の配信や運用、管理をしたいときには自前のビジネスマネージャを作成、設定するのがおすすめです。

この場合、広告代理店にアクセス権限を与えてFacebook広告の配信を依頼するという仕組みです。

【方法①】代理店のアカウントを使う場合の流れ

広告代理店で管理している広告アカウントを使用して配信を実施する場合の流れをご説明します。

Facebookページを新規作成する

Facebookページとは、Facebook内に無料で作成することのできるビジネスページのことです。個人のアカウントとは別に、ビジネスなどの情報発信をおこなうことができます。

参考：Facebookページ（ビジネスアカウント）の作り方！初心者でも簡単

広告代理店に権限を付与する

Facebook広告代理店のアカウントで自社のFacebookページを使用した広告を配信してもらうためには、広告代理店に権限を付与する必要があります。

広告アカウントを承認する

Facebook広告代理店に権限を付与したら、実際に広告を運用する際に使用する広告アカウントを作成してもらいます。（広告代理店が基本設定を行うので、特に何もする必要はありません。）

ただ、作成が完了したときに広告アカウントがFacebookページの使用を承認することが求められます。

リクエストを受けて承認するという流れになっているため、広告代理店にビジネスIDを伝えておきましょう。

広告アカウントの承認は、「ビジネス設定」＞「リクエスト」＞「受信済み」の部分に広告アカウントのリクエストが届いたら承認します。

これで広告代理店が作成した広告アカウントを使用してFacebook広告の配信を開始してくれます。

【方法②】自社のビジネスマネージャを使う場合の流れ

代理店に運用を任せる場合には、広告主様側で「Facebookページの作成」や「ビジネスマネージャーの作成」などを作成する必要があります。

やり方は簡単なので、順を追って解説していきます。

Facebookページを作成する

代理店アカウントの時と同様に広告を配信する際に使用するFacebookページを作成します。

ビジネスマネージャーに広告代理店を追加する

次に自社のFacebookマネージャーにFacebook広告を依頼する広告代理店を追加します。

代理店に権限を付与する

広告代理店に権限を付与するために、アセットタイプの割り当てを決めます。

広告代理店には、広告の作成や運用をしてもらうため必要な権限を代理店と相談して付与することをおすすめします。

まとめ

Facebook広告の代理店に依頼するメリットや、依頼するまでの流れについて解説しました。

代理店経由の配信方法は2種類あるため、広告代理店にどの程度業務を任せたいかで選ぶと良いでしょう。

自社での運用が難しい場合や継続的に効果を高めていきたい場合は、この記事を参考に代理店に任せるという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

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