「ファンに広告ばかり出していると思われたくないな」
「UPPAがいいって聞くけどどんな機能なんだろう」
「Facebook広告でのUPPAの運用のポイントが知りたい! 」
Facebookページで作成した投稿は、宣伝機能を使って広告配信できます。
ただ、宣伝投稿ばかりしているとタイムラインが広告ばかりになってしまい、「ファンからの印象が悪くなるのでは」と心配になりますよね。
そんな人におすすめなのが、宣伝広告がタイムラインに残らなくなる「UPPA」という機能です。
本記事ではFacebook広告のUPPAについて、概要や運用のポイントを紹介します。「まだ使ったことがない」という人はぜひ参考にしてみてください!
「普通のFacebook広告を管理するだけでも手一杯なのに、UPPAなんて別の機能は使いこなせない」という場合、Facebook広告のプロの力を借りましょう。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算でも利用できるので、まずは気軽にお問い合わせください。
UPPAとは
UPPA(Unpublished Page Post Ad)とは、非公開ページ投稿広告を表す言葉です。
Facebookページで作成した投稿を宣伝する場合、通常はすべての人のニュースフィードに宣伝投稿が表示される可能性があります。宣伝投稿の頻度が高いとほかの投稿を見るのに邪魔になるので、ユーザーの快適さが失われたり、フォローしてもらいにくくなったりすることも。
しかし、UPPAとして作成すると、ターゲットに指定した人のニュースフィード以外では宣伝投稿が非公開になります。自社ページのタイムラインにも残らなくなるので、宣伝投稿が通常時よりユーザーの目につかなくなるのです。
UPPAのメリット・デメリット
UPPAはページのタイムラインに宣伝投稿が残らなくなる、Facebook広告のユニークな機能です。
ここでは、UPPAの特徴をもとに、利用する場合のメリットやデメリットについて紹介します。
UPPAを利用する場合のメリット
Facebook広告でUPPAを活用すると、主に以下のようなメリットが得られます。
- 自社のFacebookページから広告感を消せる
- 投稿テストが行いやすい
- スパムの被害を受けにくい
UPPAを活用すると宣伝投稿がタイムラインに残らなくなるので、ページ全体から広告感が薄れます。Facebookページが広告だらけになるのを防げるため、ユーザーに嫌われるリスクを低減できるでしょう。
また、一部の人にしか宣伝投稿が表示されないので、投稿テストを行うときにも有効です。たとえば配信ターゲットごとにクリエイティブや広告の文言を変えて反応の違いを分析するなど、新しい広告戦略を試しやすくなるでしょう。
ほかにも意外なメリットとして、スパムの被害を受けにくいという特徴もあります。Facebookページの投稿にはコメントがつけられるため、悪意あるユーザーやスパム業者が投稿を見られるようになっているとスパムコメントが来てしまうことも。
UPPAなら不特定多数に配信せず、興味を持ってくれそうな人にだけ投稿を見てもらうといったことも可能です。
UPPAを利用する場合のデメリット
一方、UPPAを利用する場合のデメリットとしては、以下のようなものが考えられます。
- リーチの拡大には向かない
- 宣伝に手間がかかる
UPPAの性質上、どうしても広告を見てくれるユーザーが減ってしまうので、リーチ拡大が目的の広告を出したいときには向いていません。イベントの告知をはじめ、一人でも多くの人に見てもらいたい広告ではかえって逆効果になってしまう可能性があります。
また、宣伝に手間がかかるのも見落としがちなポイントです。宣伝投稿がタイムラインに残らなくなってしまうので、広告用の投稿とタイムラインで宣伝する用の投稿をそれぞれ用意しなければなりません。
細かく使い分けられるという利点にもなりえますが、どうしても宣伝活動における作業量は増えてしまうでしょう。
UPPAの設定方法
続いては、UPPAの設定方法を紹介します。UPPAは広告マネージャ経由で出稿できますので、出稿したい人は以下の手順を実施してください。
- 広告マネージャにアクセスする
- 左側メニュー画面から、「顧客エンゲージメント」内の「ページ投稿」に移動する
- 「広告投稿」を選び、「投稿を作成」で次に進む
- 投稿タイプの選択や詳細情報の入力を行う
- 「広告でこの投稿のみを使用」を選ぶ
- 「投稿を作成」を押すと広告用の投稿が広告マネージャ上で作成される
- 作成した投稿の横に表示されているボックスにチェックを入れ、「アクション」を選ぶ
- 「公開」ボタンを押して広告を公開する
参考:広告マネージャでページ投稿を作成する(公式ページ)
https://www.facebook.com/business/help/357923380922077
UPPAを利用する場合、「広告でこの投稿のみを使用」を選ぶ必要があります。選ばなかった場合は通常通りページに宣伝投稿が表示されてしまうので、十分注意しましょう。
UPPAを運用するときのポイント
UPPAを運用するときのポイントとしては、以下の点が挙げられます。
- 通常投稿とは内容を変える
- 通常のFacebook運用もしっかり続ける
- 本当にUPPAを利用する必要があるか考える
以下でそれぞれについて説明します。
通常投稿とは内容を変える
通常の宣伝投稿とは内容を変え、宣伝効果を高めるようにしましょう。
通常の宣伝投稿ではタイムラインに残り続けるので、自社ページを見てくれているファンやはじめてページを見た人など、さまざまな人の目に入る可能性があります。そのため、誰に見られてもいいように当たり障りのない投稿にしなければなりません。
UPPAではターゲット以外に表示されず、タイムラインにも残らなくなるので、より宣伝効果の高いテキストや画像を使っても問題ないでしょう。
通常のFacebook運用もしっかり続ける
UPPAをただ配信して終わりではなく、Facebookページの運用も通常通り続けるのが大切です。
UPPAをファンに向けてのみ配信する場合、ファンが宣伝投稿を見て行動してくれるかどうかは自社との信頼関係の有無に左右されます。
普段から積極的にファンと交流したり、通常の投稿でユーザーの興味を引いたりしておくことで、宣伝投稿への反応率を改善できるでしょう。
本当にUPPAを利用する必要があるか考える
本当にUPPAを利用する必要があるかはよく考えて運用しましょう。
UPPAにはメリットも多いですが、リーチの拡大に向かない、宣伝に手間がかかるなどデメリットも存在します。必要がないのにUPPAを使ってしまうと、工数の増加や宣伝効率の低下につながるだけです。
とくにこだわる必要がなければ、むしろ通常の宣伝投稿のほうが設定も作成も手間はかかりません。
「自社ビジネスではUPPAと普通のFacebook広告どちらが向いているのかわからない……」という人は、Facebookのプロに相談してみるのも手です。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、ぜひ導入を検討してみてください。
まとめ
本記事ではFacebook広告のUPPAについて、主に以下の内容を解説しました。
- Facebook広告のUPPAの概要
- UPPAのメリット・デメリット
- UPPAの設定方法
- UPPAを運用するときのポイント
Facebook広告には、宣伝投稿がタイムラインに残らなくなるUPPAという広告機能が備わっています。
通常の宣伝投稿ばかりしているとユーザーの離脱を招いたり、単純に通常の投稿が埋もれてしまったりすることも。また、UPPAには宣伝投稿を目にするユーザーを絞れるので、広告テストを行いやすいというメリットがあります。
この機会にUPPAを活用して、ユーザーに嫌われないFacebookページ作りを行ってみてはいかがでしょうか。
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