「コールトゥアクションボタンはどう活用すればいいんだろう」
「コールトゥアクションの種類を知りたい」
「そもそもボタンの設置方法がわからない」
Facebookページには、ユーザーに特定の行動を促せる「コールトゥアクション(CTA)」と呼ばれる機能があります。うまく利用すればコンバージョンを促進したりユーザーとの信頼関係を深めたりできるので、Facebookをビジネスに使うならぜひとも使いこなしたい機能です。
そこで本記事では、コールトゥアクションおよびこれを利用したコールトゥアクション広告について、概要や特徴を解説します。実際にこれらを活用した事例も紹介しますので、「まだ使ったことがない」という人は必見です!
「そもそもコールトゥアクションが自社ビジネスに向いているんだろうか……」と心配な人は、一度Facebook広告のプロに相談してはいかがでしょうか。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算からプロの力を借りられます。
Facebookのコールトゥアクション広告とは
Facebookのコールトゥアクション広告とは、自社のFacebookページのコールトゥアクション(CTA)ボタンを利用したFacebook広告です。
コールトゥアクション機能はFacebookページの機能の一つで、Facebookページを持っていれば無料で利用できます。同機能では「動画を見る」「予約する」などのテキストが表示されたボタンが設置できるので、ユーザーが直感的にその行動を行えるようになります。
コールトゥアクションボタンおよびそれが組み込まれたコールトゥアクション広告を用いることで、ユーザーに目的の行動を起こしてもらいやすくなります。自社商品やサービスの販売を促進したり、問い合わせを含むユーザーとのやり取りを増やしたりといった用途に向いています。
コールトゥアクションの種類
コールトゥアクション機能を効果的に使うには、利用目的に合ったコールトゥアクションの種類を選ぶ必要があります。ここでは、コールトゥアクションにどういったタイプのものが存在するかを紹介します。
Facebookページにて利用できるコールトゥアクションの種類は、主に以下の15種類です(2021年9月15日現在)。自社ビジネスに合ったコールトゥアクションが用意されているか確認してみてください。
フォローする | Facebookページへのフォローを促す。 |
---|---|
ギフトカードを見る | ギフトカードの購入サイトに移動させる。移動先ウェブサイトのリンクを入力する。 |
注文する | 料理の注文サイトに移動させる。移動先ウェブサイトのリンクを入力する。 |
予約する | 自社サービスの予約を促す。『ヒトサラ』『Acuity Scheduling』など、Facebook以外のツールを連携して使用する。 |
今すぐ電話 | 電話での問い合わせを促す。指定した電話番号にワンタップで電話できるボタンを設置できる。 |
お問い合わせ | 連絡先が載っているサイトに移動させる。リンク先のウェブサイトを指定する。 |
メッセージを送信 | メッセージでの問い合わせを促す。ユーザーからのメッセージはFacebookページの受信箱で確認できる。よくある質問に対する自動返信メッセージの設定も可能。 |
WhatsAppメッセージを送信 | WhatsAppメッセージでの問い合わせを促す。WhatsAppアカウントとひもづいた電話番号を入力する必要がある。 |
メールを送信 | メールでの問い合わせを促す。受信先として使用したいメールアドレスを入力する。 |
詳しくはこちら | 自社ビジネスや商品・サービスの詳細がわかるサイトに誘導する。ウェブサイトの指定が必要である。 |
登録する | 自社ニュースレターへの登録を促す。登録用のウェブサイトをリンク先として指定する。 |
アプリを利用 | アプリのダウンロードを促す。ダウンロード用のウェブサイトをリンク先として指定する。 |
ゲームをプレイ | 自社ゲームをプレイしてもらう。任意のウェブサイトを指定する。 |
動画を見る | 動画の視聴を促す。動画が視聴できるウェブサイトをリンク先に指定する。 |
ウェブサイトで見る | 自社ネットショップに移動させる。リンク先のウェブサイトを入力する。 |
「道順を表示」「クーポンを入手」「寄付する」など、特定の条件に当てはまる場合のみ選べるタイプのコールトゥアクションも存在します。どの目的でどんなコールトゥアクションボタンが使えるか気になる人は、以下の公式ヘルプページを参考にするとよいでしょう。
▶︎ 各目的で利用できるコールトゥアクションボタン(Facebook公式ページ)
コールトゥアクションを設置するメリットとは
続いては、自社のFacebookページにコールトゥアクションボタンを設置するメリットについて解説します。
ユーザーに任意の行動を促すことができる
コールトゥアクション機能を利用すれば、ユーザーに対して任意の行動を促すことが可能です。
コールトゥアクションボタンを設置しておくと、ユーザーはボタンを押すだけでサービスの予約や商品の購入画面に移動できます。興味を持った時にすぐに行動が行えるようにしておけば、ユーザーの負担を軽くするとともに、ページからの離脱防止にもつながるでしょう。
顧客へのフォローに役立つ
設定したコールトゥアクションの種類によりますが、新規・既存を問わず顧客のフォローに役立ちます。
コールトゥアクションには「今すぐ電話」「お問い合わせ」「メッセージを送信」など、ユーザーとのやり取りにかかわるものも多く用意されています。これらのボタンを設置しておけばより気軽に問い合わせを行えるようになるため、これらに誠実に対応すればユーザーとの信頼関係を深めることが可能です。
コールトゥアクション広告を併用すれば、単なるアフターフォローだけにとどまらず新規顧客の開拓にも利用できます。
Facebook外部のサイトやアプリとの連携がしやすくなる
コールトゥアクション機能を活用すれば、Facebook外部のサイトやアプリとの連携を取りやすくなるでしょう。
これまで紹介してきたように、コールトゥアクションを用いると自社サイトを含むFacebook外部のサイトにユーザーを誘導することが可能です。また、アプリダウンロードを目的としたタイプのものもあるので、自社アプリを持っている企業にも適しています。
コールトゥアクションの設置方法
コールトゥアクションアクションボタンは、必要な管理権限を持ったアカウントさえあれば簡単にFacebookページに設置できます。
ここでは、コールトゥアクションボタンを設置するときの注意点と、具体的な設置方法を解説します。
コールトゥアクションボタンを設置するときの注意点
コールトゥアクションボタンを設置するときに知っておくべきことは、主に以下の通りです。
- 一つのページに一つだけしか設置できない
- 設置するには管理者権限を持っている必要がある
最も押さえておきたいのは、コールトゥアクションボタンは1ページにつき一つしか設置できない点です。たとえば「予約する」ボタンと「動画を見る」ボタンのように、違う種類のボタンは同時に設置できません。
ボタンの変更自体は簡単にできますが、どのコールトゥアクションが適しているか慎重に判断する必要があります。
また、ボタンを設置・変更するには管理者権限が必要であることも押さえておきましょう。以下に当てはまっていれば、ボタンの管理に必要な権限を持っている状態です。
- クラシックページの場合:管理者、編集者、モデレーター、広告管理者の権限を持つアカウント
- 新デザインのページの場合:「ページボタンを追加」のアクセス許可を持っているアカウント
アカウントの管理権限については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてお読みください。
▶︎【2021年版】Facebookページの管理者を追加する方法
コールトゥアクションボタンの設置方法
コールトゥアクションボタンをFacebookページに設置するには、以下の作業を行ってください。
- 自社のFacebookページにアクセスする
- ページ上部にある「+ボタンを追加」という青いボタンを押す
- 「アクションボタンの編集」ウィンドウが表示されるので、ユーザーに行ってほしい行動を選ぶ
- 画面の指示にしたがってリンク先やメールアドレスなどを設定する
コールトゥアクションボタンを設置すると、宣伝時に設置したボタンが表示される「コールトゥアクション広告」が配信できるようになります。コールトゥアクション広告を配信するにはFacebookページの「宣伝する」ボタンを押した後、通常と同じく新しい広告を作成してください。
コールトゥアクション広告の詳しい設置方法が知りたい人は、以下の公式ページを参考にするとよいでしょう。
▶︎ コールトゥアクション広告を作成する(Facebook公式ページ)
設置したコールトゥアクションボタンの変更方法
Facebookページに設置したコールトゥアクションボタンを変更する方法は、以下の通りです。
- 自社のFacebookページにアクセスする
- ページ上部にある「[○○(行動の種類)]を編集」ボタンを押す
- プルダウンメニューから「ボタンを編集」を選ぶ
- 「アクションボタンの編集」ウィンドウが表示されるので、作成時と同様に設定を行う
コールトゥアクションボタンを編集ではなく削除したい場合は、プルダウンメニューから「ボタンを削除」を選択してください。
コールトゥアクションの活用事例
「コールトゥアクション機能が便利なのはわかったので、実際にどう使われているか知りたい! 」という人に向けて、3つの活用事例を紹介します。
日経新聞
・日経新聞
https://www.facebook.com/nikkei/
日経新聞のFacebookページには、「登録する」というコールトゥアクションボタンが設置されています。
こちらのコールトゥアクションボタンを押すと、日経電子版および日本経済新聞の申し込みサイトへ移動するようになっています。投稿やお知らせで購入意欲が高まった瞬間に購入ページに飛べるので、ユーザーにストレスがかかりにくい仕組みです。
Black Swan Catering
・Black Swan Catering
https://www.facebook.com/business/success/black-swan-catering#
Black Swan Cateringは、「メッセージを送信」のコールトゥアクションボタンをFacebookページに設置しました。ボタンを押すとすぐにMessengerで問い合わせや注文を行えるようになっており、ユーザーとのスムーズなやり取りが可能です。
また、コールトゥアクション広告を「メッセージでの問い合わせを増やす」目的で配信し、注文および売り上げの向上にも活用しています。
ユニクロ
・ユニクロ
https://www.facebook.com/uniqlo/
誰でも知る大企業のユニクロも、コールトゥアクション機能を活用している企業の一つです。ユニクロではFacebookページに「ウェブサイトで見る」ボタンを設置しています。
こちらのコールトゥアクションボタンを押すと、ユニクロの自社ホームページに飛ぶ仕組みです。ホームページではネットショップも利用できるようになっており、販売促進につながる動線が引かれているといえるでしょう。
「コールトゥアクションの種類が多すぎて使いこなせる気がしない」という人は、Facebook広告のプロに任せてしまいましょう。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
本記事ではFacebookのコールトゥアクション機能およびコールトゥアクション広告について、以下の内容を説明しました。
- Facebookのコールトゥアクション広告とは
- コールトゥアクションの種類
- コールトゥアクションを設置するメリットとは
- コールトゥアクションの設置方法
- コールトゥアクションの活用事例
Facebookページには、ユーザーに特定の行動を促すためのコールトゥアクションを設置できます。コールトゥアクション機能自体は無料で利用できますが、これを利用したコールトゥアクション広告を併用すれば新規顧客の取り込みにも有効です。
本記事を読んで「コールトゥアクション広告を試してみたい」と思った人は、自社ビジネスの拡大に役立てみてはいかがでしょうか。
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