Facebook広告を出稿する際は、Facebookが定めている広告フォーマットに準ずる必要があり、広告の推奨画像サイズも決まっています。
この広告画像サイズを守らないと、画像が荒くなったり、画像の端が切れてしまったりと上手く配信できません。
せっかく広告費を支払って広告を出稿しているのに、微妙な画像を使ってしまってはうまく集客ができず広告費がもったいないですよね…。
そこでこの記事では、Facebook広告で魅力的な画像や動画を表示できるように、広告フォーマットのおさらいと広告の画像サイズについて解説します。
「Facebook広告を出したいけど、広告素材の作り方も運用の仕方も分からない…」と困っていませんか?弊社ならFacebook広告の素材(クリエイティブ)作成から運用まですべてお任せいただけます!詳しいサービス内容を知りたい方はFacebook広告の運用サービスページもご覧ください。
Facebookの広告フォーマットをおさらい
Facebook広告とは、Facebook、Messenger、Instagram、Audience Networkに出稿できる広告のことで、全部で9種類の広告フォーマットがあります。
Facebookの広告フォーマットについては以前も他の記事で紹介しましたが、改めておさらいしましょう。
- 写真広告:写真(画像)1枚からなる広告
- 動画広告:動画を使った広告
- スライドショー広告:3〜10枚の写真をスライドショー形式で表示できる広告
- カルーセル広告:2〜10枚の写真や動画を利用できる広告
- インスタントエクスペリエンス(旧キャンバス広告):サイト作成の知識がない方でもフォーマットに沿ってランディングページのようなものを作成できる広告
- コレクション広告:商品画像をカタログのように4枚並べられる広告
- ダイナミック広告:ユーザーのサイト閲覧履歴や行動履歴をもとに関連する商品を表示できる広告
- リード獲得広告:ユーザーの情報(名前やアドレスなど)を獲得することを目的とした広告
- イベント広告:イベント集客に効果的な広告
Facebook広告の画像サイズは何種類あるのか
Facebookが推奨する広告フォーマットの通りに画像や動画などのコンテンツを作成することで、よりユーザーに魅力的に映る広告を作れます。
そのFacebook広告のフォーマットの一つにアスペクト比というものがあり、広告が配置される箇所やフォーマットによって幅と高さの最適な比率があるのです。
アスペクト比の種類には、以下の5つがあります。
アスペクト比を守れば、画像と動画をできるだけ画面いっぱいに表示できるので、ユーザーの注目を集めやすくなります。
「どの配置がどのアスペクト比に推奨なのか」については、以下をご確認ください。
- フィード: 画像1:1、動画4:5
- 右側広告:1.91:1
- インスタント記事:1.91:1
- ストーリーズ:ほとんどの利用者は携帯電話を縦にして使うため、画面全体に表示される縦型の9:16がおすすめ
- 動画カルーセル: 正方形の1:1を使用し、カルーセル内のすべての動画を同じアスペクト比にするのがおすすめ
- インストリーム動画:16:9
- 検索結果:1.91:1
- Instagram発見タブ: 9:16
- Facebookビジネス発見:1.91:1~1:1
- Instagramリール: 9:16
- Facebookリールオーバーレイ: 1:1
- Messenger 広告メッセージ:1.91:1
- Messenger 受信箱:1:1
- Audience Network:9:16
- Marketplace:1:1
広告フォーマット毎の推奨される画像サイズとは
Facebook広告には上述したように9種類の広告フォーマットがあるのですが、アスペクト比以外にも各広告フォーマットに推奨されている画像サイズがあります。
よく使用される配置の画像サイズと動画の長さについて、以下の表にまとめました。
写真広告の画像サイズ
フィード | 右側広告枠 | ストーリーズ | |
---|---|---|---|
アスペクト比 | 1.91:1〜4:5 | 1:1 | 9:16 |
画像推奨サイズ | 1,080×1,080px | ||
最大ファイルサイズ | 30MB | – | 30MB |
動画広告の画像サイズ
フィード | 右側広告枠 | ストーリーズ | |
---|---|---|---|
アスペクト比 | 4:5 | – | 9:16 |
画像推奨サイズ | 1,080×1,080px | – | 1,080×1,080px |
最大ファイルサイズ | 4GB | – | 4GB |
動画の長さ | Facebook:1秒~240分 Instagram:1秒~120秒 |
1秒~120秒 |
動画は短く作成しましょう!長さを15秒以内にすると全ての配置に使用できるだけではなく、最後まで見てもらえる可能性も高くなるのでおススメです。
スライドショー広告の画像サイズ
アスペクト比 | 16:9、1:1のいずれかで統一 | ||
---|---|---|---|
画像推奨サイズ | – | ||
最大ファイルサイズ | 画像30MB、動画4GB |
カルーセル広告の画像サイズ
フィード | 右側広告枠 | ストーリーズ | |
---|---|---|---|
アスペクト比 | 1:1 | ||
画像推奨サイズ | 1,080×1,080px | ||
最大ファイルサイズ | 画像30MB、動画4GB | 画像30MB |
リード獲得広告の画像サイズ
アスペクト比 | 画像1:1、動画4:5 | ||
---|---|---|---|
画像推奨サイズ | 1,080 x 1,080px以上 |
クリエイティブ(Facebook広告の画像や動画)のさらに詳しいフォーマットや選択できる配置はFacebook広告ガイドに掲載されています。困った時はこちらも参考にしてみてくださいね。
Facebook広告の画像作成時に気をつけること
Facebook広告の画像を作る際は、アスペクト比や画像サイズ以外にも気をつけたいことがあります。
魅力的な画像を作る
最近ではネットですぐにダウンロードできるフリー素材が増えましたが、便利な一方で同じフリー素材が至る所で使われている場面にも出くわします。
Facebook広告でそのような人気のフリー素材を使うと、広告の中身よりも「あれっ、この素材どこかでも見たことあるなぁ」と伝えたいこととは違うことにユーザーの意識が向いてしまう可能性があるため、あまりフリー素材はおすすめしません。
とは言っても、フリー素材は予算の少ない企業にとっては非常に便利ですよね。使いたい場合は、できるだけ穴場のフリー素材サイトや見かけたことのない素材を使うようにしましょう。
広告っぽさを出さない
日常を報告する要素が強いFacebookでは、綺麗すぎる画像よりも綺麗に整えすぎない画像の方が広告の効果が出る場合もあります。
広告作成のためにお金をかける前に、まずは自社で商品やサービスの写真を撮影し、自然な画像を広告に取り込むことで効果を測ってみましょう。
素材に多額の費用をかけなくても、望むパフォーマンスが得られるかもしれませんよ。
広告の画像を変える
広告を見ていて「またこの広告かぁ〜」と思ったことはありませんか?何度も同じ広告を見ることで、広告をクリックしてみようと思う人もいるかもしれませんが、同じ広告ばかりだと飽きてしまいクリックする気も起きないという人もいます。
「初回インプレッション率」を確認すると、広告セットの広告を初めて見た人から得られた1日のインプレッションの割合を知ることが可能です。
新しい人にリーチできていない場合やリーチした人が広告に反応していない場合は、画像を変えるタイミングと見て、新しい広告画像を用意しましょう。
広告代理店は数多くありますが、弊社ではFacebook社から成功事例として紹介されたり、Google社から運用実績を高く評価されて共同でセミナーを行った実績があります。お客様の声も紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
Facebook広告のバナー内のテキスト量について
以前まで、Facebook広告の画像は広告画像内のテキストが20%未満でないと広告の配信ができないというルールがありましたが、現在は撤廃されています。
最近ではバナー内にテキストしか記載していない場合でも獲得に繋がることもあります。
もちろん商材やサービスによって異なるので、このあたりは様々な案件を運用している代理店に任せてみるのも良いですね。
プレビュー画面では実際に表示される広告を確認できます。出稿前には必ずプレビュー画面にてターゲットユーザーにどんな風に広告が表示されるのかを確認し、意図しない形で広告が配信されないようにチェックしましょう。
まとめ
Facebook広告のフォーマットについて画像サイズを中心に解説しました。
Facebook広告は、配置される場所や広告の種類によって推奨されるアスペクト比や画像サイズが異なります。
推奨されていないアスペクト比や画像サイズで画像を作ってしまうと、画像が荒くなってしまったり、全て表示されなくなったりする可能性がありますので気をつけましょう。
広告画像を作る際には、画像サイズだけでなく今回ご紹介した「Facebook広告の画像作成時に気をつけること」も参考にしながら、ぜひ魅力的な画像を作ってくださいね!
ワンクルーズのweb広告運用は、10万円/月(税別)から可能です。
10万円の中には、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まで全て含んでおりますので、乗り換え費用やアカウント構築費用等は一切かかりません!
ワンクルーズは、Google社やFacebook社から成功事例として紹介されただけでなく、
創業以来、契約継続率90%を維持しており、1,000を超えるアカウントの運用実績があります。
契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。手数料の安さをうたう業者もあると思いますが、重要なのは費用対効果!
そこに見合う信頼できる業者をお探しなら迷わずワンクルーズへご相談ください!!
\\ 一緒に働くメンバー募集 //
おすすめの記事一覧
- 良い代理店か否かを見極める13個のポイント
- インスタグラム広告出稿におけるおすすめの媒体
- 中小企業がネット広告代理店を選ぶ時に比較すべき5つのポイント
- インターネット広告で効果が出ない時に見るべきチェックポイント