TikTok(運用)

【わかりやすい】TikTok、どう使う?特徴と活用方法を解説

InstagramやTwitterなどに並び、当たり前のように名前が知られるようになったTikTok

「もちろん聞いたことはあるんだけど、使ったことがない」
「若い人が使うSNSだよね?」
「ビジネスにも使う企業が多いってホント?」

と感じている方も多くいるのではないでしょうか。

本記事では、TikTokの特徴からビジネスでの使い方までをわかりやすく紹介していきます。

「TikTokを上手く使って集客したいけど、やり方がわからない…」という場合は、プロに任せてみてはいかがですか。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。

TikTokとは?

TikTokは、一言で特徴を表すと「短い動画をメインとしたSNS」。

動画の編集から投稿までをTikTok内で行えるため、誰でも簡単に始めることができます。

💡Instagramとは何が違うの?

InstagramとTikTokはどちらも写真や動画を投稿できるSNSですが、投稿の広がり方に違いがあります。

  • Instagram:主に自分がフォローしているアカウントの投稿がタイムラインに表示される
  • TikTok:視聴履歴やいいねに基づいたおすすめの投稿がタイムラインに表示される

フォロー外のユーザーの投稿もおすすめに表示される仕組みのため、TikTokではユーザーの注目を集めるような動画を投稿することでフォロワー外にいるより多くのユーザーへ拡散することができます。

TikTokの特徴

TikTokのユーザーの特徴

TikTokは2017年に日本にリリースされて以降、急速に人気を集め2022年には国内ユーザー数が約1,630万人にまで増えています。

とは言え、全世界では10億人のユーザーが利用しているため、日本ではまだ普及段階かもしれません。

有名なSNSだけど、使っているのって10代〜20代の若い人だよね?と思っているあなた!

今は少し違うんです。

リリース当初は若年層を中心に人気が広まったSNSですが、現在では年齢層に大きな広がりを見せており、現在では国内ユーザーの平均年齢が34歳に。

年齢別で見ると、全体に対する30代〜60代の割合も意外に多い61%を占めており、ミドル層以降のユーザーがどんどん増えています。

男女別でも男性が多いのは意外ですよね。

TikTokって何に使っているの?

TikTokにおけるユーザーの利用目的は様々ですが、主にこのようなシーンが多いのではないかと思います。

  • 暇つぶし
  • エンターテイメント
  • トレンドのチェック
  • 新しいコミュニティとの出会い
  • 自分の好きなことを発信する
  • インフルエンサーを目指す
  • ビジネスに活用する

TikTokは短い動画をスワイプでサクサク観ることができるので、暇つぶしにはもってこい。筆者も時間がすぐに溶けます。

DIYやレシピなど作業途中が見える動画 × ブックマーク機能(お気に入り)の親和性が高いことから、日常の質を高めるツールとしての利用も。

また、TikTokではトレンドや新しい情報に触れることができるので、情報収集や新しいコミュニティとの出会いの場として利用するユーザーもいます。

さらに、TikTokの爆発的な拡散力を利用してインフルエンサーを目指す人や、ビジネスの拡大に利用する企業もあります。

このように様々なニーズに応えることができ、幅広いユーザーに利用されているTikTokの人気は今後も高まっていくと考えられます。

TikTokのコンテンツの特徴

  • 短い動画であること(15秒〜1分)
  • 様々なジャンルの動画(ダンス、歌、料理、商品紹介など)
  • 音楽やエフェクトを使ったクリエイティブな動画
  • ユーザー同士の交流やコミュニケーション
  • トレンドを作り出す力

TikTokはダンスや歌・レシピや商品の紹介など、様々なジャンルの動画が投稿されています。

音楽やエフェクトの活用でユーザーの好みに合わせたユニークな動画を作成し、興味を惹きやすい投稿にすることも。

さらに、気軽に観やすい短さであることから飽きにくく、エンゲージを促進しやすいという利点があるため、トレンドを作り出す力が強いコンテンツと言えますね。

TikTokのビジネスにおける特徴

トレンドを作り出し、キャッチーで記憶に残りやすい動画は企業のマーケティングにも有効なため、キャンペーン告知や広告などのTikTokを用いたビジネスは年々拡大されてきています。

TikTokをビジネスに活用することで、次のようなメリットを得ることができます。

  • 認知度・ブランドイメージの向上
  • 売上の向上
  • ターゲット層へのリーチ拡大
  • UGC獲得
  • 従業員のモチベーションアップ

利用ユーザー数を活かした認知度・ブランドイメージの向上に加え、購買意欲を高める動画で商品やサービスの売上向上にも役立てることができます。

また、商品を購入したユーザーが自身のアカウントで商品を紹介するUGC(口コミ)を広げる効果も。

さらに、消費者だけでなく自社の従業員に対するアプローチとして、TikTokを利用する企業があるのをご存知ですか?

TikTokで従業員の日常生活や仕事ぶりを動画で配信することで、普段は接点のない部署の業務内容や、他社員の自社に対するやりがいや大変さなどを知る機会になり従業員のモチベーションを高め、仕事への意欲を向上させるという効果も期待できます。

SNSのビジネス利用も多様化してきていますね…。

TikTok広告

TikTokでビジネスを展開する代表的な方法の1つとして、TikTok広告があります。

広告媒体としてのTikTokは、「ターゲティング精度の高さ」「視覚的な訴求力」が強み。

幅広いユーザーが存在し、様々なジャンルの動画が広がっているため年齢・性別・興味関心・居住地などの細かいターゲティングが可能に。そのため、より自社商品やサービスに興味のあるユーザーに広告を届けることができます。

また、 TikTok広告は動画形式で配信されるため、テキストや画像よりも視覚的な訴求力があり、ユーザーの興味を引きやすいという特徴も。

余談ですが、筆者はTwitterなどの1画面内に複数投稿が表示されるタイムライン形式の広告に比べて、TikTokのような1画面に1投稿のスタイルで表示される広告の方が目に留まりやすいな…と感じています。

商材やサービスによって、親和性の高い配信面を探すのも大切ですね。

TikTok広告の細かい種類や成功事例については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてお読みください。

▶︎TikTok広告の種類一覧|種類別の成功事例や運用の注意点も解説

TikTokマーケティングで成果を出すには?

TikTokマーケティングで成果を出すには、以下のポイントを押さえることが重要です。

ターゲットを明確にする

TikTokは幅広い年齢層のユーザーがいますが、

商品の想定利用者とTikTokのユーザー層の親和性はあるのか?」「そもそもこの商品は動画での訴求が適しているのか?

など、まずはターゲットを明確にすることが重要です。

動画の質を高める

15秒〜1分程度の短い動画の中でも、ユーザーは最初の数秒で「興味があるかないか」を判断しています。

サクサク観ることができる媒体の特性上、興味を持ってもらえなければ一瞬でスワイプされてしまうことに…。

そのため、最初の数秒に興味を引く要素を持ってくる・効果音などでメリハリをつけるなど、最後まで見飽きないようなクオリティの高い動画を提供していきましょう。

トレンドを意識する

TikTokでは常にトレンドが生まれ、ユーザーも自分が興味のあるトレンドに関連する動画を検索したりと積極的な姿勢を持っています。

古い情報・古い編集の投稿は、TikTokのアルゴリズムによって「ユーザーの興味を惹きづらい投稿」として認識されてしまい、表示されにくくなってしまう可能性も。

いいねやシェア・コメントなど、ユーザーからのエンゲージメントを効率的に高めていくためには、トレンドを意識した動画を投稿することが大切です。

TikTokを活用した企業事例

実際にTikTokを有効活用している企業を紹介していきます。

①サブウェイ

サブウェイ TikTokアカウント

アメリカに本社を置く、世界最大規模のファーストフードチェーン「サブウェイ」。

公式のTikTokアカウントにて、主力商品のサンドイッチを調理している動画や注文方法のレクチャー動画を主に投稿しています。

消費者からは普段見ることができない、スタッフ視点での調理動画が興味を惹くポイントです。

さらに面白いのは、投稿の企画力

ただ調理動画を紹介するのではなく、コメントで「こんなオーダーは?」などのリクエストをもとにサンドイッチを作ったりと、ユーザーとの交流を大切にしている点がTikTokマーケティング成功のカギと言えるでしょう。

②ロート製薬

ロート製薬 TikTokアカウント

目薬や化粧水といった医薬品・スキンケア事業を展開する「ロート製薬」。

こちらのアカウントもユーザーからの質問に答えている投稿で、ユーザーとの交流を積極的に図っている企業ですが、このアカウントのユニークな点は他にあります。

それは、気になる社員のバッグの中身紹介や、同ジャンルの商品比較(日焼け止め・化粧水など)をしている動画といった、「気になる!」を刺激する動画を投稿しているところ。

また、ロート製薬に公式のVtuberが存在しており、「踊ってみた」「歌ってみた」などのコンテンツもあるのが面白いですよね。

このような幅広いニーズに応えられるアカウントであることが魅力的な事例です。

③ANA

ANA TikTokアカウント

航空事業を中心とした、日本最大のエアライングループ「ANA」。

投稿の企画から撮影、編集に至るまでのすべてを社員が手がけているアカウントだそう。

消費者として普段サービスを利用する際、接点があるのはCAなどの限られた職種の社員のみですが、こちらのアカウントでは機内食のシェフや機体の整備士・まさかの社長自らが出演するなど、ANAに関わるすべての社員が登場するのが大きな特徴。

整備や調理といった普段は見られない仕事風景やダンス・コント風の動画など、親しみやすさが溢れた投稿があります。

かしこまったサービスの業界でありつつも、楽しげな親近感のある投稿でブランドのイメージアップに繋がった成功事例です。

「TikTokのビジネス活用のメリットはわかったけど、広告って自分だと難しい…」そんな時は広告のプロへ。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。

まとめ

今回はTikTokの特徴やビジネスでの活用についてを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

どんなアカウントでも爆発的な拡散の可能性があることや、投稿の気軽さといった部分はとても大きなメリットですよね。

活用次第では、どんどんビジネスを拡大していけるチャンスを秘めたプラットフォーム。みなさんもぜひTikTokを利用してみてはいかがですか。

まずは自分が実際にTikTokを使ってみるところから!

サクサクコンテンツを観進めていくうちに、新たな面白さや発見があるはずです。

 

 

ABOUT ME
中江 李帆
ワンクルーズの社員。自身が興味のある美容系を始め、ECサイトや住宅メーカー・自動車ディーラー・介護など幅広い業界の広告運用に携わっている。常時10〜15件の案件を運用しており、得意とする媒体は検索広告とFacebook・Instagram広告。
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