広告を配信する際に大切な要素が予算です。予算がいくらあるかによってどのエリアに出すか、ターゲットは誰にするか、配信媒体数な様々な要素が決まってくると思います。
予算に変化をつける事でコンバージョン数(CV)を1.8倍にまで増やした事例を紹介いたします。今回の会社は福島県のハウスメーカA社での事例です。A社は社歴も長く知名度もあります。
予算を調整して配信する
A社は毎月お家の完成見学会を行なっています。完成見学会とは、完成したばかりの住まいを部屋のすみずみまでじっくり見学できます。ハウスメーカーが実際に依頼を受けて建築した建物を、入居直前の状態でお家の周辺や間取り収納などをじっくり見学できるイベントです。
完成見学会はお家に興味があるお客さんをたくさん集められ、会社の魅力を伝えられる場所です。
完成見学会を行う時は、多くのお客さんにイベントの告知をする為に、WEBに限らずチラシやDMなどの各媒体で広告を配信します。
チラシやDM、SNSで見学会告知をすると、A社自体や、見学会に興味を持つユーザーが増えますので、検索エンジンにて、指名検索するユーザーが増加します。
指名検索とは固有名詞での検索のことです。例えばお店の場合、「店名」になります。会社の場合は「会社名」、サービス・商品なら「サービス名・商品名」です。例えば『ワンクルーズ』や『デジオデジコ』などが指名ワードに当たります。
そのサービスや、会社のことを知っていて、尚且つ興味を持ってくれていないと指名検索数は増えませんので指名検索数は会社の業種や、宣伝費にいくらかけているかなど、複数の要因に依存します。
指名検索はその商品に興味を持っている人が検索してきますのでCVへの確度が高いです。見学会の広告を流すとユーザーへの認知度が高まりますので、指名検索数が増えます。ですので、指名検索からCVを獲得するチャンスです!
弊社では、期間の決まったイベント系では無い継続型の広告は1ヶ月ごとの予算を貰い広告を配信します。Googleの最適化システム上予算は常に均等に配信したほうがシステムの学習の面で、CV数をもっとも多く獲得できると言われています。
しかし、見学会の時期は確度の高い指名検索が増加しますので機会損失をしない為にも指名検索に割く予算を増加させます。これはセオリーに背く配信方法ですがそれ以上にCV数が増加する見込みがありましたので予算を増加させました。
指名検索の予算を増加させるだけでなく、さらにバナー広告の予算を増加させました。バナー画像自体は通常時の配信と同じ画像を使っていますのでクリック率は変わりませんが、イベント時期よりもCV率が高くなると予想した為、予算をあげました。
CV率が高くなると予想した理由としては、バナー画像をクリックしてWEBサイトに集客した時に、サイトにイベント告知について書いているのでどのタイミングで流入しても情報が入ることに変わりはありませんが、イベントが3週間先の時よりも数日先のタイミングの方がユーザーはCVしてくれる確率が高いと考えた為です。
結果
下記の図はイベント期間内のCV獲得数の推移の図です。青色がコンバージョン数、赤色が予算を表しています。
イベント期間に増額した結果としては、予算を一定で配信していたときと比べ、イベント期間のCV数は約2倍にまで増加いたしました。結果1ヶ月全体のCV数は1.5倍多く獲得できました。
獲得の内容としても見学会の予約が多く、ハウスメーカーにとって質の高いものとなりました。
まとめ
今回はハウスメーカーのイベントを事例に予算の分配の成功事例を書きました。イベントだけでな業界やサービスごとに確実に旬な時期がありますので、そのチャンスを逃さず、費用対効果を高くできるように運用してまいります。
ワンクルーズのリスティング広告運用は、10万円/月(税別)から可能です。
10万円の中には、出稿費用・初期設定・バナー制作費・運用手数料まで全て含んでおりますので、乗り換え費用やアカウント構築費用等は一切かかりません!
ワンクルーズは、Google社から成功事例として紹介されただけでなく、
創業以来、契約継続率90%を維持しており、1,000を超えるアカウントの運用実績があります。
契約は1ヶ月単位で、期間の縛りは一切ございません。手数料の安さをうたう業者もあると思いますが、重要なのは費用対効果!
そこに見合う信頼できる業者をお探しなら迷わずワンクルーズへご相談ください!
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