WEB広告と一口に言っても、SNS各媒体、ディスプレイ広告、記事広告など様々な方法があります。多くの方法がある中で、リスティング広告は比較的認知度も高く「やってみよう」と考える方が多くいます。
リスティング広告は設定から運用まで通して、比較的難易度が高い媒体です。しかしその分かなり強力な媒体でもあります。
リスティング広告とは、「インターネット上で検索をした際に、その検索ワードに応じて検索結果画面に表示される広告」のことです。
自然検索でも同じですが、リスティング広告は検索結果画面のより上部に掲載することを目指しています。上位に表示さることで、ユーザーへの視認率が上がります。
自然検索はいわゆるSEO対策を行い上位表示につなげるものですが、リスティング広告は「ユーザの求めているもの(≒検索ワードに深く関連する情報)を提供できるサイト」ほど、上位に掲載されやすくなります。ですので、サイトに沿ったキーワード選定を行えば、効果的な集客を行えます。
リスティング広告のメリットは大まかに3つあります。
リスティング広告のメリット
上位表示が可能となる
ユーザーの大半は検索結果を回遊することなく、1ページ目の中からサイトを選択し、流入します。細かくいいますと、検索1ページ目、さらにその中の上位表示されているもサイトの中から興味がある物を選択して流入します。
自然検索で表示1位を獲得できれば、サイト流入も大きく跳ね上がります。しかし、SEO対策で1位を獲得するのには、かなりの努力が必要となります。検索結果最上部枠はリスティング広告が抑えていますので、検索結果最上部には表示することができません。
対し、リスティング広告は先ほども書きました様に、最上部を確保している上に、広告費用がかかりますが、しっかりとした設定を行えば、すぐにでも最上部に表示することができます。
リスティング広告は配信設定により地域設定が行えますので、札幌などの限定的な地域に効率よく上位表示することができます。
画面占有率が高まる。
リスティング広告には指名検索(自社の会社名やサービスなど、固有名詞のキーワードのこと)と呼ばれるものがありますが、『指名系キーワードって買う意味あるの?指名系はそもそも自然検索で流入してくれるから、広告を出す必要はないんじゃない?』と疑問に思う方がいます。
もしここで競合他社が自社のキーワードで広告を表示していた場合、検索結果の最上位に競合他社の広告が表示され、自社に流入するはずだったユーザーが競合他社に取られてしまう可能性が生まれてしまいます。
見込み顧客が競合他社に流れることは一番避けたい事象ですので、可能であれば指名キーワードでも広告を出し、画面占有率を高めていく必要があります。
モチベーションの高いユーザーに表示できる
リスティング広告の最も大きな利点はこれだと思います。
「検索する」というのは、その検索キーワードに関する情報を求めているということになります。検索という能動的アクションを起こしているので、インフィード広告やディスプレイ広告などの受動的広告に比べ、クリック率やコンバージョン率は高めに推移する傾向になりますので、高い広告効果が期待できます。
ユーザーは上位表示されている順にページを確認しますので、できるだけ上位表示していないと、他のページに見込み顧客を取られてしまいます。
例えば札幌のハウスメーカーであれば「札幌 一軒家」などで検索してくるユーザーが見込み顧客になるかと思います。しかし、札幌のハウスメーカーは無数にあるので、自然検索で上位表示することは容易ではありません。
しかしリスティング広告を使えば素早く上位表示することができ、見込み顧客を逃すことなく獲得することができます。
上記の様に多くの恩恵をもたらしてくれるリスティング広告ですが、最初にも書きましたようになかなかにハードルが高い広告媒体です。
しっかりと情報を集め運用していけば、不可能ではありませんので挑戦してみてください。
無駄を省くことでCV数を3倍に増やした事例
今回のリスティング広告運用事例は、予算削減を行いながらパフォーマンス向上に繋がった札幌の専門学校のリスティング広告の事例となります。
リスティング広告を行う目的としてはこの専門学校への体験入学や、願書受付の宣伝やお問い合わせ獲得のために行いましたが、運用していく中で様々な施策を行いましたので、そちらをご紹介していきます。
この札幌の専門学校はイラストレーション専攻、グラフィックデザイン専攻、建築士専攻、Webデザイン専攻、インテリアデザイン専攻など様々な学科・専攻があります。当初はリスティング広告のパフォーマンスを上げるために、専攻ごとに広告セットを分けてそれぞれの広告セットごとの反響を確認していきましたが、なかなか成果に結びつきませんでした。
その原因としては、幅広い専攻で広告を配信する事で、コンバージョンに結びつかないクリックによる予算消化が多くあったということが分析により分かりました。
基本的には指名検索(学校名検索)によるコンバージョンが多かったのですが、「グラフィックデザイン」など専攻内容が入ったキーワードではコンバージョンに繋がっていませんでした。
このようなコンバージョンにつながらない無駄な出費に繋がっている「検索語句」を見つけていく事が必要となります。現状を分析し、無駄を省いた上で限られた予算で運用する事でさらに良い成果を挙げていきます。
CV数に合わせて配信エリアを設定
当初は札幌の専門学校の為、北海道全域と一番最寄りの青森県をエリアに設定し広告を配信しておりました。ただ応募数などコンバージョンに繋がるユーザーは札幌中心のユーザが大半で青森からのコンバージョンはほとんどありませんでした。その為、札幌市内のみに再設定し運用のパフォーマンスを向上させていきます。
今回は施策を行うことで、少額の予算でもお問い合わせ数を以前の3倍獲得することに成功しました!
ワンクルーズでは少額のご予算でも予算に合った広告の配信方法を行い、目標達成を目指していきます。
その為には、広告がどれだけのユーザーを集められたのか、また、どれだけゴールに繋げられたのかを日々測定していく事が大事なのです。
リスティング広告による集客についての記事
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