インスタグラムは写真がメインとなるSNSですが、企業アカウントでフォロワーを増やしたり、見込み客を作りたいなら、写真と同じくらい大事なものがあります。
その写真と同じくらい大事なものというのが、「キャプション」です。
キャプションというのは、フィード投稿の写真や動画の下に表示される説明文のことで、このキャプションがないのとあるのとでは、フォロワーの増え方に大きな違いがあります。
せっかくインスタグラムで写真や動画を投稿するなら、訪問してくれたユーザーが満足して、さらにフォローもしたくなるようなキャプション作りを意識しましょう!
この記事では、キャプションを書くメリットやキャプションを書く際のポイントを解説します。
普段、何気なくキャプションを書いているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
インスタグラムのキャプションとは
インスタグラムのキャプションとは、投稿写真について説明したり、補足したりする文章のことです。文字数は2,200字を上限に書くことができます。
実際の画面でいうと、以下の赤枠の部分がキャプションです。
キャプションは入力しなくても投稿可能ですが、企業アカウントで集客を目的としたインスタグラムの運用をするなら、キャプションの入力は欠かせません。
なぜなら、インスタグラムは写真をメインとしたSNSですが、スマホのカメラ機能やインスタグラムアプリの編集機能の高性能化により、写真での差が以前よりつけられなくなっているため、キャプションで他と差をつける必要があるからです。
また、キャプションには、多くのインスタユーザーに投稿を見てもらうための#(ハッシュタグ)も入力できます。
ハッシュタグはフォロワーを増やすための施策として鉄板ですので、集客したいならハッシュタグも含めてキャプションの活用が必須です。
インスタグラムのキャプションを書くメリット
キャプションを書くことで、以下の3つのメリットが得られます。
- 投稿写真や動画の補足説明ができる
- ハッシュタグ検索にひっかかるようになる
- 訪問してくれたユーザーの満足度をあげられる
キャプションを書くメリット①:投稿写真や動画の補足説明ができる
最近では、写真を編集して写真自体にテキストを載せている投稿も増えてきましたが、補足したい内容が多い場合は写真に収まらないこともあるでしょう。
そんなときも含めて、キャプションを活用すると投稿写真や投稿動画の補足説明ができます。
たとえば、料理動画ならレシピを掲載したり、収納商品なら具体的なサイズやどんなものが収納できるのかを説明したりすると、投稿を見てくれたユーザーの「?」を解決できるのでおすすめです。
キャプションに補足説明をする際は、日記のようにならないようにしましょう。
インスタグラムを始めたばかりの企業アカウントが日記のようなキャプションを書いても、「興味ないな…」とすぐに離脱されてしまいます。
キャプションを書くメリット②:ハッシュタグ検索にひっかかるようになる
インスタグラムには、共通の趣味や関心、興味で繋がれるように#(ハッシュタグ)機能があります。
この機能は、「#キッチン収納」のようにハッシュタグをつけておくと、ユーザーがハッシュタグ検索で「キッチン収納」と検索したときに、「#キッチン収納」のタグがついた投稿がヒットするという機能です。
そしてこのハッシュタグの人気投稿に掲載されると、自社アカウントの投稿への流入がかなり増加します。
ハッシュタグはコメント欄にもつけられますが、キャプションの説明文の下に載せている人が多いですので、ぜひ活用しましょう。
キャプションを書くメリット③:訪問してくれたユーザーの満足度をあげられる
ユーザーにとって役立つ情報をキャプションに書けば、ユーザーの満足度を上げられます。
企業アカウントで集客したいなら、「どんなキャプションにしたら次の投稿も見たくなるか」を意識しましょう。
ユーザーに「このアカウントは、役立つ情報を教えてくれるから次の投稿も見たい!」と思わせることができたら、そのユーザーはあなたのアカウントをフォローするはずです。
フォローしてもらえれば、あなたのアカウントの投稿を見てもらえる機会が増え、商品の購入やサービスの利用につながる可能性が高まりますよ。
インスタグラムのキャプションを書く際のポイント
キャプションを書くメリットが分かったところで「具体的にはどんなキャプションを書けばユーザーに刺さるの?」と思うかもしれませんね。
そんな疑問を解決するために、キャプションを書く際のポイントをまとめました。
- 短すぎず、長すぎず
- お役立ち情報や共感できる内容を盛り込む
- ハッシュタグをつける
- URLリンクを貼り付けない
キャプションを書く際のポイント①:短すぎず、長すぎず
キャプションは短すぎても長すぎても良くありません。
もちろん内容が大事なのですが、短すぎると適当に書いた感が出てしまいますし、長すぎると読んでもらえなくなります。
他のアカウントの投稿も参考にしながら、必要な情報を適量で届けられるようにしましょう。
キャプションを書く際のポイント②:お役立ち情報や共感できる内容を盛り込む
フォローしてもらうためには、「この投稿を見て良かった」「次の投稿も見たいな」と思ってもらうことが大切です。
そのためには、ユーザーにとって役立つ情報や共感できる内容、ユーザーの気持ちを代弁するかのような内容を盛り込みましょう。
キャプションを書く際のポイント③:ハッシュタグをつける
ハッシュタグをつけると、そのハッシュタグが検索されたときに、投稿を見てもらえる可能性があります。
ハッシュタグの人気投稿に掲載されれば、アカウントへの流入も増加するので、フォロワーや見込み客を増やしたいなら、必ずハッシュタグをつけましょう。
一つの投稿につけられるハッシュタグの数は30個ですが、関係のないハッシュタグをつけすぎるとハッシュタグが反映しなくなることもあるので、関係のあるハッシュタグをできるだけ多くつけるのがおすすめです。
キャプションを書く際のポイント④:URLリンクを貼り付けない
インスタグラムの仕様上、キャプションにURLリンクを掲載しても、URLの文字列が羅列されるだけでリンクは反映しません。
URLを載せてしまうと、”ユーザーが「リンク先に飛べるのかな?」と思ってタップしたけれどページが変わらない”という体験をさせてしまうので、URLは載せないようにしましょう。
誘導させたいURLがあるなら、プロフィール編集画面の「ウェブサイト」にそのURLをコピペすれば、プロフィールの説明文にリンク付きのURLを載せられますよ。
キャプションを編集する方法
キャプションの入力方法について、投稿する場合と後から編集する場合の2つを紹介します。
投稿するときのキャプション入力方法
最初に、インスタグラムアプリから投稿する場合のキャプションの入力方法について紹介します。
①まず、新規投稿を作成する「+」アイコンをタップして、「投稿」を選んでください。
②投稿したい写真を選んだら、「次へ」をタップします。
③フィルターや編集機能などで編集し終えたら、また「次へ」をタップします。
④キャプションの入力画面になるので、テキストとハッシュタグを入力しましょう。入力が終わったら「シェア」をタップして完了です。
一度投稿したキャプションを編集する方法
次に、一度シェアした投稿のキャプションを編集する方法を紹介します。
①編集したい投稿を表示させて「…」をタップし、「編集」を選びます。
②編集画面になるので、タグ付けしたり、キャプションを修正したりできます。編集が終わったら「完了」をタップしてください。編集内容が反映されて再投稿されます。
キャプションの使い方が参考になる投稿例
最後にキャプションの使い方が参考になる企業アカウントの例を紹介します。
投稿例①:無印良品(@muji_global)
最初に紹介するのは、日用品を販売している無印良品(@muji_global)の投稿です。
写真だけを見ると「ん?普通のハンガー?」と思うかもしれませんが、キャプションを読むと、男性向けの服や肩幅のある服を干しても型崩れしない点や洋服以外にも使える点がアピールされています。
これが「従来より横幅を4センチ伸ばした」だけですと、「だから何?」となってしまいますよね。商品の特徴だけでなくその特徴によってどんなメリットが得られるのかまで書いているので、ユーザーが商品を使ったときのイメージが持ちやすくなっています。
投稿例②:ユニクロ(@uniqlo_jp)
2つ目は、ファッションブランドのユニクロ(@uniqlo_jp)の投稿を紹介します。
こちらの投稿のポイントは、素材を明記している点やセーターでも自宅の洗濯機で洗える点など、ユーザーが気になる点を先回りして回答してくれている点です。
「ダークになりがちな冬のコーデをパッとしてくれる」「合わせるアイテムを選ばず」といった、多くの人が抱えがちなコーデに関する悩みを解決してくれる点をアピールしているところも参考になります。
投稿例③:ニトリ(@nitori_official)
最後に家具や雑貨などを販売しているニトリ(@nitori_official)の投稿の紹介です。
一つ目のポイントは、キャプションの「調理器具をはじめ〜キッチンがごちゃついた印象に」の部分で、普段料理をする人の共感を得ている点です。
「あらかじめアイテムごとに定位置を決め、その形に合うトレーなどを使えば、みやすく取り出しやすい」と収納が苦手な人にとって嬉しいお役立ち情報も書かれています。
その上で、”ニトリの収納アイテム「Nブラン」シリーズなら、トレーやバスケットなどS〜Lサイズまで取り揃えているから、ピッタリ(←この表現も重要)合う大きさが見つかるはず”とナチュラルな動線で自社商品の紹介をしている流れは、ぜひとも見習いたいテクニックです。
まとめ
インスタグラムのキャプションを書くメリットやキャプションを書く際のポイントについて紹介しました。
キャプションは投稿写真や投稿動画の補足説明をするものですが、ただの説明にならないように気をつけましょう。
ただの説明だけでは、訪問してくれたユーザーに「次の投稿も見たいな」と思ってもらえないですし、フォローもしてもらえません。
つまり、あなたの会社の商品やサービスを利用してもらえる可能性を高くすることができないのです。
キャプションを書くときには、最低一つでも、ユーザーが「読んで良かったな」と思えるようなお役立ち情報や共感できる内容を盛り込むようにしましょう!
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