最近、自分がデジタルマーケティング会社で働いていることからか、広告についての質問をよく友人からされます。
中でも圧倒的に多いのが「あの追跡してくる広告ってなんなの!?」という内容です。
ECサイトなどで以前調べていた商品をやたら目にするな〜、と感じた方も多いのではないでしょうか。そう、気づいた時にはすでにあなたもロックオンされているのです。
そこで本日は、追跡してくる広告ことリマーケティングについてまとめました。
リマーケティングとは
マーケティングに携わらなければ、リマーケティングなんて聞くことは滅多にないですよね。私もワンクルーズに入社するまで、ぼんやりと追跡する広告なんだという認識しか持っていませんでした。
そもそもリマーケティング広告と言ってみたり、リターゲティング広告や追跡(追従)型広告、行動ターゲティング広告など呼称がたくさんあり悩みます。
簡単にまとめてみました。媒体が異なると呼称も変わるなんて厄介ですね。
内容が一緒でも呼称が変わることは、マーケティングあるあるだと思い割り切っていきましょう。今回はGoogle広告の説明もかねて、リマーケティングで呼び方を統一したいと思います。
リマーケティングは、過去にWebサイトを訪問したユーザーを「追いかけて表示する」広告です!
「追いかけて」なんて言うと何か後ろめたいことをしているのでは?と思ってしまいますが、単純にユーザーの行動履歴に合わせて、過去のWebサイトの検索・閲覧履歴の記録をもとに広告の表示をしてくれるシステムです。
リマーケティングのメリット
ユーザーの趣味嗜好にリマーケティングを利用して広告配信するメリットはたくさんあります。
1.潜在顧客に直接訴求できる
考えてみてください。成果には繋がらずとも一度は自分のWebサイトに訪れてくれたユーザーは、何かしらの興味関心がなければ訪問してくれないですよね。
例えば、漠然と欲しい商品がありWebで検索していましたが、予算の兼ね合いで購入しないユーザーがいるとします。しかし、予算に余裕ができた時にたまたまネットサーフィンをしていると、以前検索していた商品の広告が出てくると思わずクリックしてしまいますよね。単純な私だけかもしれませんが…
「あの時欲しかったけど最近忙しくて忘れていた。」という見込み客に直接訴求できるのが大きな強みです。
2.コンバージョンがとりやすい
語弊があるかもしれませんが、潜在顧客に直接訴求できるということは、コンバージョンに繋がりやすいことにもなります。
大抵のユーザーはまず広告をが表示され、そこで初めて商品(商材)を認知します。認知後そのままコンバージョンに繋がるのは稀なケースです。
全く興味を示していない相手に営業をかけるのと、一度興味を示してもらった相手に営業をかけるのでは、大きな違いがありますよね。
潜在顧客に、定期的に広告を表示することで購買意欲を高め、タイミングがマッチした時にコンバージョンへと導いてくれるでしょう。
3.リマーケティングリストの詳細設定で成果の最大化
Google広告では、Webサイトに訪問したユーザーをまとめてリスト化することが可能です。
リマーケティングでは、特に設定しない限り訪問履歴のあるユーザー全てをターゲットに広告配信されます。
もしかするとその中には、偶然Webサイトに訪問してしまった確度のかなり低いユーザーも混ざっているかもしれません。そういったユーザーに広告を配信してしまうと、広告の質が下がってしまいます。
そうなることを防ぐため、以下のように訪問期間や訪問ページ、過去にコンバージョンしたユーザーなど詳細設定したリストを作成することができます。
商品(商材)にあった精度の高いリストを作成することができれば、自ずと広告のパフォーマンスが上がるでしょう。まずは目的の再確認をしましょう。
4.CPAをさげやすい
リマケーティングは、コンバージョン率が高くなる傾向にあると説明してきました。
当たり前のことですが、コンバージョン率が高くなればそれだけCPAが下がりやすくなります。
CPAが下がると、運用する際に余裕ができるので、リマケが苦手とする新規ユーザーへの訴求に予算をまわすなど、広告戦略の幅が広がります。
リマーケティングの仕組み
リマーケティングの内容はなんとなく理解できた、しかしなぜWebでの行動履歴がバレてしまうんだ!!と私は初めて知った時、恐れおののき発狂しそうになりました。
この仕組みには「タグ」と「クッキー(Cookie)」が関係してます。
「クッキー(Cookie)」とは、簡単に説明するとWebサイト(サーバ)とブラウザのやり取りで記録される足跡のようなものです。※詳細はいつかしっかりとまとめますので悪しからず…
かなりざっくりとした説明でしたが、まとめるとユーザーがブラウザを使用してWebサイトに訪問すると、事前に埋め込まれている「タグ」が「クッキー(Cookie)」に反応し、リマーケティングを開始するのです。
まとめ
駆け足気味でしたが、リマーケティングについてまとめました。
普段あまりWebのことなど気にしない!という方も繰り返し表示される広告に恐怖すら感じたことはありませんか?
仕組みがわかれば何も気にならないのですが、それでもリマーケティング広告について嫌悪感を示すユーザーが一定数いるので、そこも考慮して最適な運用ができれば良いと思います。
余談ですが、私の場合は「昔あんなこと調べてたっけ?」と記憶の糸を手繰り寄せたり、時にはついつい過去を懐かしみながら購入ボタンを押して後悔したりと、リマーケティング広告をユーザーの立場で楽しんでおります。
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