「SNSを使ったマーケティングに取り組みたい」
「Instagramを集客・販促に活用したい」とお考えのみなさん。
一度、『インスタグラムマーケティング』が自社に向いているのか、検討してみませんか?
スマートフォンの普及に伴い影響力が増すSNSにおいて、写真や動画を共有するInstagramの成長は著しく、”インスタ映えスポット”が流行ったり、”インスタ映えスイーツ”に行列ができたりと、消費者行動に多大な影響を与えています。
「インスタをビジネスに活用すれば、”売上アップ”につながる」という話を耳にすることも増えました。でもその一方で、「インスタを始めたけれど、全く反響がない…」という声も聞くんですよね。
そこで今回は、インスタグラムマーケティングのメリット・デメリット、向いている企業と向いていない企業について解説します。
インスタグラムマーケティングとは?
『インスタグラムマーケティング』とは、企業がインスタグラムを活用して、商品の認知度・集客・販促UPのためのプロモーションを行うマーケティング手法のことを言います。
最近は、”行きたいお店”や”買いたいもの”をインスタグラム上で検索するという人も増えていて、企業や店舗の広報担当者にとって見逃せない手法なんですね。
↑インスタグラムで気になった商品を購入して、さらにインスタ上でシェアするといった行動サイクルも生まれています。
※SNSに特化した消費者行動モデル例(SIPS)
2011年に電通コミュニケーションデザインセンターが提唱した消費者行動モデル『SIPS』は、SNSが消費者に与える影響と、情報を拡散するのが企業ではなく消費者自身であることを端的に表しています。
「Sympathize:共感する」→「Identify:確認する」→「Participate:参加する」→「Share & Spread:共有&拡散する」
インスタグラムマーケティングのメリット
『インスタグラムマーケティング』を行う企業が増えているのは、下記のようなメリットがあるからです。
<インスタグラムマーケティングのメリット>
1.”無料”で”手軽”に情報を発信できる。
2.”多くのユーザー”にアプローチできる。
3.”#ハッシュタグ検索”で商品・ブランドを見つけてもらえる。
4.”視覚的効果”が高い。
5.”ファンと交流”できる。
1.”無料”で”手軽”に情報を発信できる。
インスタグラムは『無料』で使える貴重な集客ツールで、誰でも手軽に情報を発信することができます。例えば、「雨で来店客が少ない日」に「今日は●●をサービスします」と瞬時に発信することも可能です。
2.”多くのユーザー”にアプローチできる。
インスタグラムの『国内月間アクティブアカウント数』は、2019年に3,300万を突破。(2019年3月時点)Facebookを抜いて、LINE、Twitterに次ぐ規模のSNSに成長していて、多くのユーザーに商品やブランドをアピールすることができます。
3.”#ハッシュタグ検索”で、商品・ブランドを見つけてもらえる。
『#ハッシュタグ』を付けて投稿しておくことで、ユーザーが自社の情報を見つけてくれるチャンスが生まれます。新規顧客の獲得につながるので、売上UPにも効果的です。
4.”視覚的効果”が高い。
インスタグラムは、『写真』や『動画』を使ってユーザーにアピールできるので、来店や購入などの消費者行動につながりやすくなります。
5.”ファンと交流”できる。
SNSの特徴である”双方向のコミュニケーション”を行えるので、企業やブランドへの顧客ロイヤルティ(愛着度)を高めることができ、ファンを増やすことが可能です。
https://www.onecruise.co.jp/degiodegiko/how-to-use-instagram-livevideo/
どれも『インスタグラムマーケティング』ならではのメリットで、大きな予算を使わなくても始められることから、さまざまな企業での導入・活用が進んでいます。
インスタグラムマーケティングのデメリット
圧倒的にメリットが多い『インスタグラムマーケティング』ですが、いくつかデメリットもあります。
<インスタグラムマーケティングのデメリット>
1.”インスタグラムユーザー”にしかアプローチできない。
2.他のSNSに比べて、”拡散力が弱い”。
3.”写真”や”動画”が必要。
1.インスタグラムユーザーにしかアプローチできない。
当然のことですが、インスタグラムを見ているユーザーにしかPRできないので、自社のターゲット層にインスタグラム利用者が少ない場合、宣伝効果が限られます。
2.他のSNSに比べて、拡散力が弱い。
FacebookやTwitterと違い、Instagramには『シェア機能』がありません。新規のフォロワーを獲得したり、フォロワー以外の人にアピールするのが難しいので、ある程度のフォロワー数を獲得するまで、宣伝効果が限定的になる傾向があります。
※但し、シェア機能が無い分、”炎上しづらい”というメリットもあります。
3.写真や動画が必要。
インスタグラムは『写真』や『動画』を投稿するメディア。文字だけでも投稿できるTwitterやFacebookと違い、魅力的な写真・動画を用意するのに時間と労力が必要です。
「2.拡散力が弱い」という点に関してはインスタグラム広告を活用することで、打開可能ですが、商材やターゲットによっては、他の媒体を使った方が集客・販促アップに効果的な場合もあります。事前にインスタグラムと自社との相性をチェックしておきましょう。
インスタグラムマーケティングに向いている企業
『インスタグラムマーケティング』に向いている企業の特徴として、下記のような傾向が見られます。
・若年層や女性をターゲットとした商品・サービスを扱っている企業。
・趣味領域に関する商材を扱っている企業。
・アパレル、美容、食品(飲食)、観光、不動産などフォトジェニックな商材を扱う企業。
・ECサイト(ネットショップ)を運営している企業。
やはり、インスタグラムの特性(=趣味が合う人とつながる。写真や動画を共有する。)に合った企業との相性が良いです。また、近年ECサイトへの誘導に特化した機能も追加されたので、『通信販売』を行っている企業との相性も良いんですね。
上記の条件に当てはまる企業の人は、ぜひインスタグラムを使ったプロモーションを検討してみてください。
インスタグラムマーケティングに向いていない企業
一方、『インスタグラムマーケティング』にあまり向いていない企業もあります。
・60歳以上をターゲットとした商品・サービスを扱っている企業。
・写真・動画でのアピールが難しい商品・サービスを扱っている企業。
・企業向けの商材(BtoB)を扱っている企業。
若い女性のユーザーが多いと言われていたインスタグラムですが、「インスタ映えブーム」などにより、現在は、幅広い世代に利用されるようになりました。
とくに近年、中高年齢層のユーザーの増加率が著しく、40~50代の男女ともに利用者が増えているのですが、60代になると利用が減り、人口比12.6%ほどの利用率にとどまります。(参考:2019年12月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ)
60歳以上をターゲットとした商材を扱っている場合は、他のPR方法を検討するか、ターゲットの子どもへのアピールとしてインスタグラムを使いましょう。
また、ギャンブルや金融関係など、”写真・動画でのアピールが難しい業界”や、”企業向け商材を扱う企業”に関しては、実際の利益増に至るまでのハードルが高くなります。最近では、「写真映えしない商品だけど売れた!」「BtoBでも上手くいった」という事例もあるので、絶対ダメというわけではないですが、投稿内容に工夫は必要です。
『あまり向いていない企業』の特徴に当てはまる場合は、運用方法などをよく検討してからインスタグラムの活用を進めるようにしてください。
まとめ
『インスタグラムマーケティング』は、いま最も勢いのあるマーケティング手法のひとつです。
Instagramをうまく活用できれば、企業の認知拡大や集客アップ、販促アップが可能になるので、商品やサービスとの相性を検討し、特徴を押さえた上でプロモーションに取り入れてみてください。
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