先月3月12日に広範囲なアルゴリズムアップデートを実施したことをGoogleが公式に発表しました。その影響を受けて、業界のあちこちから悲鳴があがっています。
今回のアップデートでは、DeNAの医療系まとめサイトWELQ(ウェルク)の問題以降、丁寧にコンテンツを投稿していたサイトも順位が下落しているケースが散見され、特にアフィリエイターからは「個人でSEOをやるのはもう難しい」などと嘆く声が多く聞かれます。
そんな厳しい状況にあるとは言え、それでもコンテンツマーケターは変わらず前に進んでいく必要があります。
だって、それが仕事だから。
そう、Googleの手のひらで踊らされる我々コンテンツマーケターですが、それでもわずかな手掛かりをもとに、その時点でベストだと思われるコンテンツをお客様のために創り続けるわけです。
今日はその手掛かりをくれる確かなツールを10個紹介していきたいと思います。
※ この記事は定期的に更新していきます。
ミエルカ
Google上で高い検索順位を得るためには、ユーザーの検索意図を踏まえたライティングを行いなさいとはよく言われることです。
「検索意図って言ってもな。。。」と悩んでしまう人のためのお助けツールです。ミエルカはサジェストキーワードを分析して、ターゲットとしている検索キーワードに求められているニーズを図示して教えてくれます。
その他にも、特定のキーワードで検索した際の上位10位までの
- タイトル
- h1
- h2
- h3
などをごっそり調べてくれます。使ってみると分かるのですが、個人の知識や経験に頼っていた文章構成をここまで分かりやすくサポートしてくれるツールはないと思います。
Ahrefs
主に競合サイトの被リンクや流入キーワードを丸裸にするために利用しています。
実際に使ってみると、Google Analyticsを入れている自社サイトのOrganic trafficと、Ahrefsで表示されているOrganic trafficにはけっこうズレがあります。
それはそうで、いくらAhrefsと言えども、さすがにGoogleと全く同じレベルでクローリングをしているわけではないためです。ただし、「Googleの次にクローリング数が多い」という彼らの売り文句の通り、かなり精度は高いと言えます。
Googleに劣るとは言え、競合サイトの被リンクや流入キーワードがある程度分かるというのは大きく、参考にしない手はありません。
GRC
コンテンツマーケティングの仕事に関わっているのであれば、すでに何かしらの順位チェックツールは使っている気がしますが、念の為の共有ですね。
投資対効果が良いのはGRCですが、上述のミエルカやAhrefsにも順位チェック機能は付いています。ミエルカの順位チェックツールはちょっと見づらいのと、Ahrefsの順位ツールは更新頻度が毎日ではないというデメリットがありますが。
Gyro-nあたりもツールとしては悪くないですが、大量にキーワードを登録しようとすると費用がだいぶ高くなってしまうので、やはりGRCをおすすめしています。一応いまのGRCはMACでも使えますが、なんか設定が面倒だという方はRank Trackerも有名です。
Mouseflow
Google Analyticsを使えばサイトへの流入に対して大枠の動きを掴むことができます。ただ、一人ひとりのユーザーの動きを追うには向いていません。
このMouseflowを使うと、以下の機能が活用できます。
- セッションリプレイ機能:ユーザー一人ひとりのマウスの動きを記録して、ビデオを観るようにその録画データをチェックできます。
- ヒートマップ機能:スクロール・アテンション・クリックなどを確認できます。
特にセッションリプレイ機能は使ってみると面白くて、眺めていると、自分が想定していなかったユーザーの動きを知ることもできます。
何より費用が安いのがおすすめの理由ですね。
BuzzSumo
ソーシャルメディアでバズっている記事を発見するのに役立ちます。上述のミエルカを使うことで、検索意図を踏まえたライティングについての手掛かりを得ることができます。
ただ、その通りにライティングをしても、意外とつまらない文章になってしまうことがあるんですよね。それはそうで、ミエルカとしては「検索ユーザーがそのキーワードの検索を通して、どんな情報を知りたがっているか」を提供することが主目的なので。
読んでいて面白い文章かどうかは分析の対象ではありません。
BuzzSumoを使ってソーシャルメディアでバズっている記事を読むと、「こうやって文章の構成を組むととても面白い!」という記事を多く見つけることができます。このバランスを踏まえたライティングをしていくことが重要だと言えます。
ezorisu-seo
よく、「上位表示させるには何文字くらい書いた方が良いですか?」という質問をいただくことがありますが、結論としては「ターゲットキーワードによります」という回答になってしまうんですよね。
※ もっと厳密に言うと、サイト全体の構成などにもよるので、本当に一概に何文字とは言えません。
Googleの理屈からすると、「ユーザーの検索意図を満たすのに必要十分な文字数」という話になるんですが、それだとさすがに何の目安にもならないわけですよね。
それでこのツールを使うと、入力したキーワードで上位表示されている1位〜10位のコンテンツを調べて、その平均文字数や最大文字数などを教えてくれます。その文字数を書けば必ず上位表示されるわけではないですが、1つの目安にはなると思います。
その他
Google Analytics
あまり説明するまでもないですが、ターゲットとしているWEBサイトへのアクセス状況を把握するためのツールですね。アクセス解析として最も有名なのはGoogle Analyticsですが、他にAdobe Analyticsもあります。
Search Console
こちらも有名ですね。「メディアやサイトを立ち上げたら、とりあえずGoogle AnalyticsとSearch Consoleは入れておけ」というくらいメジャーなツールです。サイトへの流入キーワードの詳細を見れます。
SEOチェキ
順位を定点観測するのであれば上述のGRCなどを使えば良いのですが、2〜3つのキーワードの順位をGoogle/Yahooでそれぞれパッと知りたいという時に使えるツールです。ある1つのキーワードのGoogleの順位だけを知りたい、とかであればGoogleのシークレットモードで検索した方が早いですね。
Canva
最後は画像編集ツールです。WEBデザイナーの手を借りる程でもないけど、自分が0から作成する技術はない方におすすめのツールです。綺麗なテンプレートがいくつも用意されており、文字を入れるだけでそれっぽいバナーを作成できます。
多様な知識と経験が求められるコンテンツマーケター
効率的・効果的に分析できるツールを知っておくのはとても重要です。単純作業は可能な限りそういったツールに任せることで、企画立案や問題解決などの創造的な仕事に時間を割けるからです。
ただし、Googleやソーシャルメディア上で導入される新しいルールや機能のスピードはめまぐるしく、日々それらについて勉強をしていかないとあっという間に置いてかれてしまいます。
とは言え、自社だけで研究するにも限界があるでしょう。もし御社でWEBマーケティングをもっと強化していきたいと考えるのであれば、是非弊社にお声掛けください。それぞれの分野におけるプロが御社のマーケティング課題を解決していきます。
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