2024年6月、X（Twitter）では、ユーザーが「いいね」したポスト（ツイート）に関する変更がありました。現在は「いいね」が非表示になり、タイムラインやアカウントのタブが変わっています。
本記事では「いいね」の非表示について最新情報を解説します。
この変更は全ユーザーが対象ですので、変更された最新の内容を把握しておきましょう。
Twitter（X）の「いいね」が標準で非公開化
2024年6月13日以降、X（Twitter）では、全ユーザーの「いいね」タブが非表示になりました。
以前はユーザーが「いいね」したポスト（ツイート）は「いいね」タブに集約されていましたが、現在は以下の画像の通り、タブが消えています。
「いいね」の非公開化について、現状として以下の3つを説明します。
- 「いいね」非公開の目的はプライバシーの保護
- 現在「いいね」の公開方法はない
- 自分がした「いいね」はプロフィールから確認可能
上記の3つは、X（Twitter）のエンジニアリングチームの公式アカウントによるポストで説明されていた内容です。
「いいね」非公開の目的はプライバシーの保護
他ユーザーから「いいね」が見えなくなった理由として、「プライバシーの保護」が挙げられています。
この変更により、特定のアカウントの興味や関心がわからないようになりました。
現在「いいね」の公開方法はない
現時点で、自分のアカウントの「いいね」を公開する、または他ユーザーの「いいね」を見る方法はありません。
X（Twitter）には有料版があり、「ベーシック」「プレミアム」「Xプレミアムプラス」の3つの有料版があります。
いずれも「いいね」非表示の操作について言及がありません。
有料契約をしたからといって「いいね」が見れるわけではありません。
自分がした「いいね」はプロフィールから確認可能
自身が運用するアカウントであれば、「プロフィール」から、そのアカウントが「いいね」したポスト（ツイート）を確認できます。
「いいね」したポストは、赤で囲った「いいね」タブにまとめられています。
「いいね」タブを選択すると、以下の表示が現れます。
「いいね」通知の仕様
「いいね」タブが非表示になった今、通知は以下の仕様になっています。
- 「いいね」が非公開になっても、相手にはユーザー名が通知される
- 自分が鍵垢の場合、一方的にフォローしている相手・フォロー関係にない相手には通知されない
「いいね」が非公開になっても、相手にはユーザー名が通知される
「いいね」タブが非公開となった後も、ポスト（ツイート）に「いいね」をすると、ポストしたアカウントに通知が届きます。
これは「いいね」タブが変更された2024年6月13日以前と同じです。
「いいね」をすると相手ユーザーのアカウントの「通知」タブに記録されます。
自分が鍵垢の場合、一方的にフォローしている相手・フォロー関係にない相手には通知されない
非公開アカウント（鍵付きアカウント）が「いいね」した場合、フォロワーではないユーザーに対しては通知がありません。
- 相互フォローをしている相手→通知あり
- 相手が自分のフォロワー→通知あり
- 自分のフォロワーではない相手→通知なし
非公開アカウントがフォローしているユーザーに「いいね」をしても、相手が相互フォローしていない限りは通知がありません。
以下の画像は、相互フォロワーが非公開アカウントの例です。
自分の「いいね」が他人にバレる可能性はない
「いいね」タブが非表示になってからは、自分が「いいね」したポストが他ユーザーにバレる可能性がなくなりました。
以前のX（Twitter）は、タイムラインに以下の特徴がありました。
- 他ユーザーが「いいね」したポスト（ツイート）が「〇〇さんがいいねしました」と上部に表示される
- 自分が「いいね」したポストが、フォロワーなどに表示される
タイムライン以外にも、ポストで「いいね」したユーザーを一覧で見ることが可能でした。
現在この機能はなくなり、現状ではポストを表示すると次のようになります。
赤で囲った部分を選択すると、以下の表示が現れます。
X（Twitter）の「いいね」タブ変更により、「いいね」をしたユーザーは分からなくなりました。
まとめ
2024年6月13日以降、X（Twitter）では「いいね」をしたユーザーが分からなくなりました。
「いいね」を確認できるのは、自分のアカウントがポスト（ツイート）のみです。
ただし、「いいね」の通知に変更はなく、ポストをしたアカウントには誰が「いいね」したか分かります。
非公開アカウントの場合、フォロワーではない相手に「いいね」したことは通知されません。
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