瞬く間に世界中で大ヒットしたショートムービー投稿アプリ「TikTok（ティックトック）」。さまざまなジャンルのコンテンツが溢れるTikTokでは、個人の創造力が試される一方で、企業やブランドのプロモーションやイメージアップなどにも活用されています。
本記事では、TikTokで動画を投稿する2つの方法を徹底解説！さらに投稿前に確認すべきことも紹介しますので、TikTok運用を始めようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
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TikTokで動画を投稿する方法
TikTokで動画を投稿する方法は、大きく分けて2つあります。
1つは、すでに作成済みの動画を投稿する方法。自身のスマートフォンで撮影した動画や、パソコンソフトを利用して編集した動画がすでにある場合、この方法がおすすめです。
とはいえ、撮影した動画にエフェクトや音源をつけたり複数の動画を組み合わせたりすることは簡単ではありません。中には、動画編集スキルが全くないという方もいるでしょう。
そこで活用できるもう1つの方法が、TikTokアプリを使って動画を撮影・編集し、そのまま投稿まで行う方法です。TikTokアプリには、初心者でも簡単に使用できる動画編集機能があり、編集のスキルや経験がない人でも一定のクオリティの動画を投稿することができるのです。
TikTokアプリで撮影して投稿する方法
では早速、TikTokアプリで動画を撮影し、投稿する方法を見ていきましょう。
1.どんな動画にするか考える
TikTokは、視覚的な魅力と創造性が重要な要素です。まず、投稿したいテーマやコンセプトを明確にし、どんなストーリーを伝えたいのか、どんなエンターテイメント要素を取り入れるのかを考えましょう。
動画の内容を考える際には、TikTok内で流行っている音楽やチャレンジなどを活用するのもおすすめ。他のTikTokユーザーが注目する可能性のあるトレンドに参加することで、自身のアカウントの注目度も高まります。
2.動画を撮影する
動画のコンセプトやイメージが固まったら、いよいよ撮影です。
TikTokアプリを開いて、「＋」アイコンをタップして新しい投稿を開始します。画面を左右にスライドさせ、投稿する動画の長さを決めましょう。15秒、60秒、3分のほか、写真（静止画）やテキスト（写真や動画なしで文字のみ）も選択可能です。
また、右上の矢印マークで、アウトカメラ・インカメラの切り替えを行うことができます。フィルターなどは動画撮影後でも付けられるため、この時点で気にしなくても問題ありません。
画面下中央にある赤い丸ボタンをタップすると、録画が開始されます。
再度、撮影ボタン（撮影が開始されると、停止を意味する四角マークになっています）をタップすれば、撮影完了です。動画を撮影する場合、撮影前に選んだ秒数内であれば、好きなタイミングで撮影を終わらせられます。
一度の撮影で完璧な動画を撮る必要はありません。画面を戻せば何度でもやり直せるため、納得がいくまで何度もチャレンジしましょう。
3.撮影した動画を編集する
撮影が完了すると、以下のような編集画面になります。
まずは画面上部にある「楽曲を選ぶ」を選択し、動画に付ける音源を選びましょう。ハサミマークをタップすれば、音源のどこを使うかを指定できます。
また、編集画面右側にある各マークをタップすれば、それぞれ以下の編集が可能です。
- 編集：クリップ調整、分割など
- テンプレート：テンプレートの選択
- テキスト：テロップの挿入、編集
- ステッカー：ステッカーや絵文字の追加
- エフェクト：動画全体のエフェクトを設定
- フィルター：被写体のフィルターを設定
- ボイス：声の変更や追加
- 字幕：字幕の追加
- ノイズリダクション：ノイズ除去のオン・オフを設定
- プライバシー設定：公開範囲の設定（全体・友だち・自分のみ）
これらを活用し、オリジナルの動画を作成しましょう。編集は派手すぎず、シンプルすぎず、視聴者が楽しめるようなバランスを心掛けるのがおすすめです。
編集が終了したら、「次へ」をタップします。
4.完成した動画をTikTokに投稿する
編集が終わったら、次は投稿の準備です。投稿画面にて、以下を設定しましょう。
- キャプション（動画の説明文やハッシュタグの追加）
- ユーザーのタグ付け
- 位置情報
- 公開範囲
- その他のオプション（コメントのオン・動画の品質など）
- SNSへのシェア
これらの設定を行わずに投稿することも可能ですが、動画の内容を分かりやすくするためには、キャプションを工夫することが大切です。ハッシュタグを適切に利用することで、より多くのユーザーにアクセスされやすくもなります。
設定が一通り終わったら、「投稿」をタップすれば投稿完了です。動画編集や投稿設定を途中で終了する場合は、「下書き」をタップして保存しておきましょう。
TikTokで動画を投稿する前にすべきこと
トラブルを防いだり効果的にTikTokを運用したりするためには、TikTokで動画を投稿する前に、以下を行っておくことが大切です。
- コンプライアンスの確認
- ハッシュタグなど投稿設定の活用
それぞれ詳しく解説していきます。
コンプライアンスの確認
TikTokは多くのユーザーが利用する大きなプラットフォームであり、コンテンツの公開には特定のガイドラインとコミュニティポリシーに従う必要があります。投稿する前に、以下の点を確認し、コンプライアンスを守ってください。
- 著作権と音楽の使用：TikTokでは、編集画面から選択できる音源については、著作権の違反になることはありません。ただし、それ以外の他者の著作物（CD音源やカラオケ音源など）を無断で使用したり、アニメやドラマを無断で転載したりすると、広告収益が削除される、アカウントが停止されるなどのペナルティが課せられます。音源は必ずTikTokが提供しているものを使用し、動画の内容もオリジナリティあるものを心がけましょう。
- コミュニティガイドライン：TikTokのコミュニティガイドラインに違反するコンテンツは、削除される可能性があります。暴力的なコンテンツ、不適切な言葉遣い、著作権侵害などに注意してください。特に、未成年者の関与を含むコンテンツは慎重に検討しましょう。
- プライバシーと許可：動画内に他の人々が映っている場合、その人々の許可を得る必要があります。難しい場合、モザイクをかけて個人が特定できないように工夫するか、投稿を控えましょう。
SNSが私たちの生活の中で当たり前となっている今、炎上対策として上記の対策は欠かせません。特に企業アカウントの場合、1つのミスが大きな損失やイメージダウンにつながる恐れもあるため、十分に注意しましょう。
ハッシュタグなど投稿設定の活用
TikTokでは、ハッシュタグを活用することでより多くのユーザーにアクセスされやすくなります。ハッシュタグとは、キャプション内に「#〇〇（キーワード）」と入力することによって表示される、特定のテーマやキーワードを表すために使用されるタグのことです。TikTokのハッシュタグは投稿後に追加することができないため、投稿時に忘れないようにしましょう。
ハッシュタグは、TikTok内でトレンド（特定の企業のキャンペーン企画や、流行りのドラマや映画に関連するハッシュタグなど）のものや、時期に関係なく人気のものを付けるのが効果的です。また、検索ボリュームが大きい・中くらい・小さいものをそれぞれ少しずつ付けると、さまざまな層のユーザーに届く可能性が高まります。
ただし、ハッシュタグはただ適当に付ければ良いというわけではありません。人気が高いからといってコンテンツと関連が低いものを使用したり、付けすぎたりすることは避けましょう。
TikTokに投稿する動画制作を依頼して時短に
ここまで、TikTokの動画を投稿する方法や投稿前にすべきことを解説しました。しかし、企業がTikTokに投稿する動画を制作するのは一般的に手間のかかる作業です。実際、時間や人員が足りず、本格的なアカウント運営ができていないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、動画制作を外注することを検討してみるのがおすすめ。制作会社などのプロの制作チームに動画制作を依頼すれば、時短ができるだけでなく、映像や編集技術の高いクオリティが保証されます。視覚的に魅力的のある動画は、企業やブランドのイメージ向上、フォロワーの増加につながるでしょう。
ただ単にクオリティが高いだけでなく、TikTokに適したコンテンツを効果的に制作できるのも、動画制作を外注するメリットです。制作会社は専門知識と豊富な経験を持っていたりTikTokのトレンドやアルゴリズムそのものを理解していたりするため、より多くの視聴者にリーチできる魅力的な動画を制作できます。
「TikTokを使って今すぐ集客したい」という場合、TikTok広告を配信するのがおすすめです。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。
まとめ
TikTokで動画を投稿する方法は、すでに作成済みの動画を投稿する方法と、TikTokアプリを使って動画を撮影・編集し、そのまま投稿まで行う方法の2つ。TikTokアプリには初心者でも簡単に使用できる動画編集機能があるため、編集のスキルや経験がない人でも一定のクオリティの動画を投稿することができます。
とはいえ、より多くのフォロワーを獲得したり企業やブランドのイメージを向上させたりしたい場合、クオリティの高い動画が必要です。自社内に動画制作のノウハウがない、時間が足りなくて本格的に動けないという企業の方は、動画制作を外注してみてはいかがでしょうか。
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