TikTok(運用)

【バズりの秘密】TikTok「おすすめ」の仕組みを徹底解説!

近年、「バズる」という言葉が常用化してきましたね。

個人の投稿だけでなく、SNSを通して企業の知名度が一気に上がる事もしばしば。

この記事を見ているということは、あなたも「TikTokの仕組みを理解してバズらせたい!」と野心を抱いているのではないでしょうか。

TikTokでバズらせる(投稿を広げる)には、「おすすめ」に掲載される必要があります。

そこで本記事では、「おすすめ」に掲載される仕組み掲載されやすい投稿を作成するポイントを徹底的に解説していきます!

「TikTokを使って今すぐ集客したい」という場合、TikTok広告を配信するのがおすすめです。弊社の広告運用サービスは少額予算から利用可能ですので、まずは一度ご相談ください。

TikTokのおすすめフィードとは?

「おすすめ」とは文字通り、TikTok内で自分好みの投稿が表示されてレコメンドしてくれる、なんとも便利な機能です。

通常のタイムラインフィードとの違いは、フォローしていないユーザーの投稿が表示されるところ。
つまり、まったくの無名ユーザーであっても、誰かの好みに合う投稿であればどんどん投稿が拡散されて一気に有名人に!という可能性が十分にあります。

この「おすすめ」に表示される投稿の選定については、TikTokのAIが自動で判断しています。
ユーザー1人ひとりが視聴した投稿をAIが学習し、その人の好みに合わせた投稿が表示される仕組みになっているのです。

何を見ているのかは、そのユーザーがいいねをしやすい・長時間見ている傾向にある投稿などさまざまですが…詳細は後述していきます。

TikTokのおすすめに掲載される仕組み

TikTokのおすすめに表示されるまでのステップ

投稿がおすすめに掲載されるまで、以下5つのステップを踏む必要があります。

  1. 投稿の公開
  2. AI審査
  3. おすすめ表示
  4. 投稿の評価
  5. AI再審査

投稿の公開後、まずはAIによる審査が行われます。
ここでは「TikTokの規約に違反していないか」「コンテンツが不適切なものでないか」など、TikTokへの掲載が問題ない投稿かどうかを最初に判断します。

動画は表現の自由度が高い以上、この審査がないと無法地帯になってしまう可能性がありますよね。

AI審査を通過すると、さっそくおすすめへの表示がスタート。
ここで、エンゲージメントを獲得できているかどうかで投稿の評価が行われます。
エンゲージメント:いいねやコメント・視聴時間などといったユーザーからのアクションのこと

エンゲージメントが多い=需要がある投稿と判断され、高い評価を得ることができた投稿は次ステップのAI再審査へ。

えっ、投稿の評価が良ければ再審査なんて要らなくない?と思ったそこのあなた!

いいねやコメントが多くても、炎上や不適切なコメントが多い投稿である可能性もあります。
そのため、AI再審査ではさらに「エンゲージメントの質」を見ていきます。

ここで改めて良質な投稿と評価され、5ステップを無事にクリアするとおすすめに掲載され続けるという仕組みなんですね。

AI審査に影響を与えるポイント(アルゴリズム)

AI審査のアルゴリズムに影響を与える要素については、明確には開示されておらずブラックボックスとなっていますが、現状では以下の6項目が特に重要と言われています。

  • いいね・コメント
  • シェア・保存
  • フォロー・同ユーザーによる視聴数
  • 視聴時間
  • 視聴完了数
  • 複数回再生

いいね・コメント

いいねやコメントは、端的に言うと「ユーザーからの反応を測る指標」になります。
普段TikTokを使っている時、その投稿がバズっているかどうかはいいねとコメントの数で判断していますよね。

ユーザーからの反応を増やしていくことで話題性の高い投稿と判断され、よりおすすめへ表示される可能性が高くなります。

シェア・保存

ユーザーが友だちや他のSNSへ共有する「投稿のシェア」は、誰かにおすすめしたい投稿と見なされるため、評価の対象とされています。

また、最近ではSNSの使い方として「投稿の見返し」が増えていますが、それに伴っていいねより「保存」の重視にアルゴリズムが変化しているという説も。
いいねに留まらず保存をしてくれていることで、よりユーザーにとって利便的で魅力のある投稿という評価になります。

💡「アクション率」も重要!

いいね・コメント・シェア・保存は、視聴回数に対する割合も評価対象になります。

  1. 視聴回数:10,000回 いいね数:100回(いいね率1%)
  2. 視聴回数:1,000回 いいね数:100回(いいね率10%)

つまり、この場合はが高い評価を得やすい

フォロー・同ユーザーによる視聴数

フォローは投稿の評価というより、アカウントの評価に近いかもしれません。

この人の投稿が好み!新しい投稿も追っていきたい!といった心理は、つまるところ「ファン化」しているということ。
フォロワーが多いほど、そのアカウントによる投稿の質が高いという評価になります。

同ユーザーによる視聴数は、少しややこしい記載になりましたが「この人の投稿最近よく出てくるな〜」というあれです。
フォローはしていないが複数回視聴している=そのアカウントの投稿を好んでいる
といった評価となるため、おすすめに表示されやすくなります。

視聴時間

視聴回数が多く、かつ長時間観られている投稿はおすすめに表示されやすくなります。

視聴回数のみで評価した場合、すぐにスワイプされてしまう投稿もおすすめに掲載されやすくなってしまうため、視聴時間を加味した評価がなされるようになっています。

視聴完了数

先述の視聴時間と関係しますが、視聴完了(最初から最後まで視聴)はユーザーを飽きさせない高品質な投稿と判断されるため、高評価の対象になります。

動画の最初と最後に盛り上がりを持ってくるなど、途中での離脱を防ぐようなコンテンツ作りが重要です。

複数回再生

TikTokでは動画が終了するとそのまま同じ動画がリピートされる仕組みになっており、複数回再生はいわゆる「ループ再生」のことです。

何度も繰り返し観てしまうような癖になる投稿は、おすすめに掲載されやすくなります。

視聴者目線で自然にループ再生してしまう投稿を探してみると、面白い発見があるかもしれません。

💡減点式?

シェア画面の下部にある「興味ありません」ボタン

先ほどの6項目はいわゆる加点式での評価ですが、「興味ありません」ボタンを押された回数が多い投稿では減点式で評価されているとも言われています。

投稿の印象と内容にギャップがありすぎるなどのほか、不快感を与えてしまうような投稿は避けるのがベターです。

おすすめに表示されない動画の特徴

  • 動画の内容
  • 投稿の時間帯
  • シャドウバン

動画の内容

医療行為など、センシティブな動画はおすすめに掲載されにくい場合があります。

最近は美容整形のビフォーアフターの動画もよく見かけますが、ダウンタイムなど初見ではビックリしてしまうような描写もあったりします。
万人が安心して視聴できるコンテンツ作りを心がけたいですね。

投稿の時間帯

夜中や朝方など、ユーザー数が少ない時間帯での投稿はおすすめに表示されにくい場合があります。

通勤通学時の8〜10時・ゴールデンタイムの18〜22時あたりなど、アクティブユーザーの多い時間帯が狙い目!

シャドウバン

TikTokからペナルティを受けるシャドウバンによっておすすめに掲載されないことも。アカウントごと凍結する垢バンとは違い、投稿自体は行えます。

いいねの購入などといった有料ツールの使用・1アカウントへの複数ログイン等が原因となることがあるようです。
心当たりがないという場合は、まずは落ち着いてTikTok運営へ問い合わせてみましょう。

TikTokのおすすめにのるコツ

おすすめの仕組みについて、少し理解が深まったでしょうか?

ここからはアルゴリズムに基づいた、おすすめに掲載されやすい投稿の「コツ」について紹介していきます。

  • アーリーアダプターを狙う
  • 何度も見たい動画の作成
  • ターゲットを決め、投稿する動画にテーマを
  • ハッシュタグの活用
  • TikTokで人気の楽曲を選曲
  • TikTok以外の媒体に誘導しすぎない

アーリーアダプターとは?

アーリーアダプター」ってご存じですか?

言葉そのものの意味としては「早期利用者」のことで、TikTokでは投稿を最初に視聴する500人程度のユーザーを指します。

AIによる投稿評価の際に、このアーリーアダプターからの反応が高いかどうかで伸び方が大きく左右されます。
最初に視聴する500人から反応がなければ評価は上がりづらく、おすすめへの表示がされにくくなってしまう…といった仕組みです。

フォロワーの多いアカウントであればアーリーアダプター内を占めるフォロワーの割合が大きくなるので、初動の質を高めて反応を得やすくするにはフォロワー数を増やすことも重要です。

何度も見たい動画の作成

視聴が一度きりで終わらない動画作りを目指しましょう。

最近よく見かけるのは、冒頭と末尾が繋がっておりシームレスにループ再生されるような投稿。
ストーリー性のある内容だと、伏線回収に使われていたりします(面白い!)。

私は絵画・メイク系の投稿をループ再生することが多いです。完成形をみた後に、ビフォーとの比較を見るために再度視聴します。

自然にループ再生させるような構成にすることで、違和感なくユーザーに複数回視聴してもらえる動画を作っているんですね。

ターゲットを決め、投稿する動画にテーマを

ある投稿では法律の質問系動画、違う投稿ではコスメ紹介の動画…といったアカウントでは、誰に観てほしいのかが曖昧ですよね。

興味のない動画のタイムライン表示は嫌悪されてしまうので、フォローされにくくなってしまう可能性が高くなります。

「20代の一人暮らし社会人をターゲットに、簡単レンジレシピの動画を投稿!」など、観てほしいターゲットを考えて投稿に統一感を持たせることがおすすめ掲載への第一歩です。

ハッシュタグの活用

ハッシュタグをなんとなくで付けている方・もはや付けていない方はいませんか?

ハッシュタグはマストで活用していきましょう。コツは「ユーザーが探しそうなハッシュタグを付けるべし!

  • トレンドになっているもの
  • ハッシュタグチャレンジで使われているもの
    (企業PRで使われるユニークのハッシュタグ)
  • ユーザーが投稿を見つける時に使うもの
    (#札幌グルメ #HIPHOP好きと繋がりたい 等)

これらを選定することで、そのハッシュタグを利用するユーザーのおすすめへ掲載されやすくなります

TikTokで人気の楽曲を選曲

トレンドになっている曲の使用も、おすすめへ掲載されやすくなる方法の1つです。
ユーザーの記憶に残りやすく、ループ再生や保存がされやすい動画になります。

新しい曲がトレンドになるだけでなく、ミームによって昔の曲が流行るなんてことも。
実際にTikTokのおすすめを見てみることで、よく使われている曲を探すことができます。

TikTok以外の媒体に誘導しすぎない

TikTokをティーザーとして使い、本編をアップしているYouTubeなどへ誘導するような投稿を時たま見かけます。

「続きはこちら⇨」でYouTubeのリンクを貼ったりと、TikTok以外の媒体に誘導している投稿はおすすめに掲載されにくくなる可能性があります。

媒体を行き来させてしまう投稿は、不便さを感じさせてユーザーへ悪影響を及ぼします。
さらに、TikTok側からサービス利用を阻害するアカウントとして凍結されてしまう可能性もあるため、十分な注意が必要です。

まとめ

TikTokのおすすめの仕組みと、投稿のコツのご紹介でした。

自分に合った投稿を表示してくれる機能ってやっぱり画期的ですよね。何時間もTikTokを見続けてしまう理由がよくわかります。
これからさらにAIが進化していくことで、よりおすすめの精度が高くなっていくことと思います。

まずは「とりあえず投稿してみる」ことから!面白い編集方法やハッシュタグの使い方などをどんどん試してみましょう。

ただ、アカウントを育てるにはやはり根気が必要ですね…。
もっと視聴回数を増やして認知を広げたい!効率的に自社商品の購入に繋げたい!といった場合は、TikTok広告という手があります。

「広告運用はわからんわ…」となっても大丈夫、運用代行はぜひ弊社にお任せください。

ABOUT ME
中江 李帆
ワンクルーズの社員。自身が興味のある美容系を始め、ECサイトや住宅メーカー・自動車ディーラー・介護など幅広い業界の広告運用に携わっている。常時10〜15件の案件を運用しており、得意とする媒体は検索広告とFacebook・Instagram広告。
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運用実績をGoogle社から高く評価され、同社と共同セミナーを開催したり、動画取材やGoogle Partnersスタートハンドブックに掲載される。また、成功事例としてFacebook Businessにも掲載(GoogleとFacebook両社に取り上げられるのは北海道では初)。ネット広告の運用には定評があるため、是非一度お問い合わせ下さい。

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