Facebook(広告)

【2022年版】Facebook広告のリターゲティングとは

「なかなかコンバージョンが発生しない……」
「もっと効率的に見込み客にアプローチする方法はないのかな? 」
「Facebook広告でリターゲティングの設定方法が知りたい」

Facebook広告を運用していると、思うようにパフォーマンスが上がらないことはよくあります。

そんなときは、自社ビジネスとかかわりのあるユーザーを配信ターゲットに設定できる「リターゲティング」機能を使うのがおすすめです。

リターゲティングでは自社ビジネスに興味がある人や既存顧客に広告を見てもらえるので、コンバージョンが発生しやすいことをはじめさまざまなメリットがあります。

本記事では、Facebook広告のリターゲティングについて、概要から活用するメリットまで丁寧に解説します。ターゲティングの種類や設定方法についても紹介しているので、ぜひ出稿時に参考にしてみてください。

「リターゲティング機能は知っているけど、設定が複雑すぎて挫折した経験がある」という人は、Facebook広告のプロに運用を丸投げしましょう。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Facebook広告のリターゲティングとは

Facebook広告ではユーザーの行動履歴データから、過去に自社サイトや店舗を訪れたことのあるユーザーを探し出せます。

Facebook広告のリターゲティング機能とは、こうした自社とのかかわりが深い人に絞って自社広告を配信できる機能です。

自社サイトや店舗を訪れたのであれば、自社商品・サービスに多少なりとも興味があるユーザーといえるでしょう。そのため、こうしたユーザーに絞って広告配信をすることで、効率よく宣伝を行えるという仕組みです。

ちなみに、リターゲティングを用いた広告の費用については、1クリック100円ほどといわれています。これを大きく超える広告費がかかっている場合には、費用削減を期待してリターゲティングを導入してみてはいかがでしょうか。

Facebook広告のリターゲティングの種類

Facebook広告のリターゲティングの種類としては、ターゲット設定のみを利用したものと広告フォーマットを利用したものの2つが代表的です。

ここでは、それぞれのリターゲティング手法について説明します。

ターゲット設定のみを利用したリターゲティング

ターゲット設定のみを利用したリターゲティングは、Facebook広告における基本的なリターゲティング手法です。この場合、Facebookピクセルと呼ばれるツールを使用します。

Facebookピクセルを利用すると、ユーザーがウェブ上で特定の行動を行ったかどうか調べることが可能です。こちらツールを利用することで、特定の行動を取ったユーザーのみを配信ターゲットとして設定できます。

広告フォーマットを利用したリターゲティング

特定の広告フォーマットを利用すると、配信ターゲット設定のみで実施するよりさらに強力なリターゲティングを行うことが可能です。

たとえば、リターゲティング向きの広告フォーマットとしてはダイナミック広告が上げられます。

通常、Facebook画像広告を同じユーザーに複数回配信すると、同じ画像が毎回表示されます。しかし、ダイナミック広告はカタログに追加した商品のうち、広告を見たユーザーが興味を持っていたり購入を迷ったりしている商品をピンポイントで表示できます。

表示する商品・サービスが相手の好みに合わせて自動で変化するので、ただ同じ広告を見てもらう場合より効果的に自社商品・サービスを宣伝できるでしょう。

また、広告メッセージもリターゲティング向きの広告フォーマットです。広告メッセージとは、Messengerで過去にやりとりしたユーザーのみに配信できるメッセージ形式の広告です。しばらく来店していなかったユーザーや普段から商品・サービスを愛用してくれている常連客などに対してリターゲティングできます。

自社と実際にやり取りした経験のあるユーザーだけが広告配信の対象なので、完全に新規の顧客をターゲットにするのに比べて購買意欲が強い層を狙うことが可能です。

Facebook広告のリターゲティングの配信先

Facebook広告のリターゲティングについて理解したところで、リターゲティング広告の配信先も確認しておきましょう

配信位置・プラットフォーム

Facebookにおけるリターゲティング広告は、ターゲット設定が特殊であることを除けば通常のFacebook広告です。そのため、基本的にリターゲティング以外の広告と同じ配信位置・プラットフォームが利用できます。

具体的には普段通り、Facebook、Instagram、Audience Network、Messengerで配信可能です。ただし、通常のFacebook広告と同じく、利用可能な配信位置・プラットフォームは使用中の広告フォーマットや配信設定によって異なります。

配信対象のユーザー

リターゲティングでは、自社サイトへの訪問や商品をカートへ入れる行為など、自社商品・サービスに足して何らかの行動を取った人を配信対象にできます

たとえば、以下のようなユーザーを狙って配信できます。

  1. 自社サイト・ホームページにアクセスした人
  2. 商品・サービスを見たものの、購入には至らなかった人
  3. 自社店舗に訪れた人
  4. 自社のFacebookページを訪問した人

このように、リターゲティングを活用すれば、自社商品・サービスに対して興味関心が強いユーザーを狙えるのです。

リターゲティング配信を行うメリット

リターゲティング配信を行うメリットとしては、以下のようなものが代表的です。

  1. 自社ビジネスを知っている人に広告配信できる
  2. 顧客のつなぎ止めに役立つ
  3. 自社リストを活用できる

それぞれのメリットについて解説します。

自社ビジネスを知っている人に広告配信できる

リターゲティングでは、自社サイトにアクセスした人や店舗に来た人をターゲットに指定できます。すなわち、自社ビジネスへの理解度が高い人に対して広告を配信可能です。

ターゲットに含まれるのは自社商品・サービスが気になっている人なので、コンバージョンに至る可能性が高いといえます。したがって、まったく自社を知らない人に宣伝するより、広告パフォーマンスを上げやすいでしょう。

顧客のつなぎ止めに役立つ

過去に商品・サービスを買ってくれたユーザーに対して配信すれば、顧客のつなぎ止めに役立ちます

通常のFacebook広告では、どうしても一度商品・サービスを買ってもらった後はそれきりの関係になってしまいがちです。

一方、リターゲティングでは既存顧客だけに広告配信することも可能なので、顧客との関係を復活させられる可能性があります。広告メッセージを使えば直接メッセージを送れるので、既存顧客と深いやり取りを行うことも可能です。

自社リストを活用できる

自社がもともと持っているリストを利用できるので、これまでの宣伝活動を活かせます

Facebook広告でリターゲティングを行うには、基本的にFacebookピクセルを用いて顧客に関するデータを収集しないと作成できません。しかし、Facebookピクセルの代わりに、自社リストをもとにしてターゲット設定を行うことも可能なのです。

ほかの広告媒体において信頼関係が構築できている既存顧客がいるのであれば、Facebook広告でもそのリストを引き継げることを覚えておきましょう。

リターゲティング配信の設定方法

リターゲティング配信のためには基本的にFacebookピクセルが必要ですので、作成していない人は配信前の準備が必要です。

ここでは、配信準備と配信設定の二つに分けて、リターゲティング配信の設定方法を解説します。

配信前の準備

リターゲティング配信を行いたい場合、基本的に以下の準備を行っておく必要があります。

  1. Facebookピクセルの作成
  2. カタログの作成・編集(ダイナミック広告を利用する場合)

Facebookピクセルとは、ユーザーの行動履歴を分析するツールのようなものです。

こちらを自社サイトをはじめ目的のページに埋め込んでおかないと、ユーザーの行動を計測することができません。リターゲティングにおいてFacebookピクセルはもはや必須ツールといえるので、必ず作成しておきましょう。

また、ダイナミック広告を利用する場合、Facebookピクセルに加えて商品カタログも作成しておく必要があります。ダイナミック広告では、カタログに登録されている商品しか広告を作成できない仕組みです。宣伝したい商品・サービスはすべてカタログに追加しておくようにしてください。

Facebookピクセルやカタログについて詳しく知りたい人は、以下の記事をあわせて読むとよいでしょう。

▶︎【入門編】Facebook広告でコンバージョンを最適化するには?

▶︎【入門編】Facebook広告のカタログ機能とは?

一般的なリターゲティング配信の設定方法

広告フォーマットによって若干違いはあるものの、基本的には以下の手順でリターゲティング配信の設定が行えます

  1. 広告マネージャにて広告キャンペーンを作成する
  2. 広告セット内の「オーディエンス」に移動する
  3. 「新規作成」のプルダウンリストから「カスタムオーディエンス」を選ぶ
  4. ソースを選択して「次へ」ボタンを押す
  5. 「ソース」で使いたいFacebookピクセルを選ぶほか、詳細設定を行う
  6. 「オーディエンスを作成」ボタンを押すとカスタムオーディエンスが作成される
  7. 作成したカスタムオーディエンスが配信ターゲットになっていることを確認する
  8. 通常の広告と同じくクリエイティブや配信設定を行う
  9. 設定がすべて完了したら、「公開する」ボタンで広告を配信する

配信先として指定するカスタムオーディエンスについては、広告キャンペーンの作成前に作成することも可能です。その場合、広告マネージャの左側メニューから「オーディエンス」を選び、「オーディエンスを作成」ボタンからカスタムオーディエンスを作成してください。

「Facebookピクセルとかカスタムオーディエンスとかよくわからないし、自分で設定するのは難しそう……」という人は、Facebookのプロの力を借りるのがおすすめです。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算でも利用できますので、まずは気軽にご相談ください。

重要:ドメイン認証について

2022年現在、認証されていないドメインをリンク先として使用している広告には、広告配信におけるパフォーマンスの最適化がうまくかからない場合があります。
リマーケティングの設定と合わせてドメイン認証がしっかりされているか、ご確認をおすすめ致します。

▶【2021年版】Facebook広告のドメイン認証はなぜ必要?

まとめ

本記事ではFacebook広告のリターゲティングについて、以下の内容を中心にお伝えしました。

  1. Facebook広告のリターゲティングの概要
  2. Facebook広告のリターゲティングの種類
  3. Facebook広告のリターゲティングの配信先
  4. リターゲティング配信を行うメリット
  5. リターゲティング配信の設定方法

Facebook広告のリターゲティング機能とは、すでに自社ビジネスとかかわりのある人に絞って広告配信できる機能です。

リターゲティング機能を活用すると、自社商品・サービスに興味がある人や実際に購入した人を配信ターゲットにできるので、顧客のつなぎ止めやコンバージョン改善に役立ちます

Facebook広告で思うような成果が挙げられていないときは、ぜひリターゲティングを利用して自社広告のパフォーマンス改善を狙ってみてください。

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